木の神様を祀る伊太祁曽神社(和歌山市鎮座)のブログ。
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伊太祁曽神社は毎月 「お宮だより」 という名称の 社報 を発行していますが、A4のコピー用紙への両面印刷です。
大きな神社では、立派な社報が印刷されており、伊太祁曽神社にも数社の社報が送られてきます。
各神社の祭礼の様子や、様々な取り組みが紹介されているのでいろいろと参考になっています。
7月1日付発行の 『養正(ようせい)』 (宮崎神宮発行の社報) に、興味深く、また非常に良い制度が掲載されていたので紹介したいと思います。
宮崎神宮では、日々の神様の食事である 「神饌(しんせん)」 の野菜・果物は、地元の農家の方々の奉献だそうです。
この野菜類を献備(けんび)する人たちを 「御日供講員(おにっくこういん)」 と呼び、これらを宮崎神宮に届ける子供達を 「宮童(きゅうどう)」 と呼ぶそうです。
宮童 たちは、宮崎神宮から正式に辞令が渡されて御奉仕するのだそうです。
今年は44名が委嘱され、6月1日から明年3月23日まで、農家から奉献される神饌を宮崎神宮まで届けるのだそうです。
写真を拝見すると、概ね小学生の子供達。
こういう年代から、神様の恩に感謝し、御奉仕させていただける環境というのは、子供の教育にとっても良いことだと思います。
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