木の神様を祀る伊太祁曽神社(和歌山市鎮座)のブログ。
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子供が、3歳、5歳、7歳になると、七五三のお祝いをし、神社にお参りします。
3歳男女児、5歳男児、7歳女児のお参りが一般的ですが、地域によっては若干異なる場合もあるようです。
七五三詣りは、11月15日が 式日 とされていますが、近年では親御さんの仕事や、子供さん自身の学校・幼稚園等の都合で、近辺の土曜日・日曜日の参拝が多くなっています。
七五三詣りの一番の主旨は、子供のこれまでの無事な成長を家族みんなで感謝し、これからも神様にお守りいただく ということですから、お母さんとお子さんでしかお参りできない平日よりは、家族揃って、できればおじいちゃん、おばあちゃんも揃ってお参りできる、土曜日・日曜日になってしまうのは、ある程度は仕方がないことかなと思っています。
しかし、最近では、夏ごろに 七五三詣り という方がいますね。
写真館の影響なのでしょうが・・・。
七五三詣り に併せて、家族写真を撮る家庭は結構あるのですが、そうすると11月15日前後に写真館が混雑するので、時期をずらしてお客さんに来てもらおうという写真館があります。
大抵、撮影料金も通常(11月)よりも安く設定しています。
そうすると、写真撮影に併せて 神社にお参りしよう という方が出てくるのですね。
写真館で撮影するときに、衣装も借りたりしますから、気持ちは分からなくないのですが・・・。
最初に書いたように、本来 七五三詣り の式日は、11月15日 とされています。
その近辺であれば、いろいろと都合もあるでしょうから、若干ずれてしまうのは仕方がないと思います。
実際、神社でも11月15日だけでは、全ての参拝者の祈願を行うのは困難です。
しかし、夏ごろとか、9月初旬というのは、少し早すぎますね。
残念なのは、そういった伝統的な習慣を無視して宣伝を行う写真館等の動きに同調してしまった神社があるということ。
9月から 七五三詣り を行っている神社があるようです。
全国的にも結構知名度のある神社なんですけどね・・・。
伊太祁曽神社では、10月の例祭が済むまでは、七五三詣り は原則受け付けません。
原則というのは、例えば海外在住で夏休みしか日本に帰ってきていないから、その時に祈願をして欲しい というようなことが、極々稀にあるからです。
そういった場合はお受けしていますが、千歳飴などの七五三詣りのお下がり一式は準備できませんので、お守りだけということになります。
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