今日は 戌の日 です。
午前中に安産の祈願がありました。
戌の日に 妊娠五ヶ月目に入った妊婦は腹帯を巻き安産祈願をする というのが一般的な風習だと思います。
ところで、先週末に2日続けて 「戌の日の祈願をお願いします」 という妊婦さんが来られました。
(同じ人ではないですよ。それぞれ別の人です。)
どちらも 戌の日 ではなかったのですが、安産祈願 ではなく 戌の日の祈願 と仰いました。
戌の日の祈願 = 安産祈願 と理解できるので実際には支障ないのですが、祈願にこられた方々は 実は意味がよくわかっていないのではないかなとふと思い出しました。
戌の日に安産祈願を行うのは、戌が多産でありしかもお産が軽いとされることにあやかるという意味があります。
戌の日というのは12日に1回巡ってくる日で、十二支の順番に 子丑寅卯辰巳・・・・ と繰り返し巡っています。
今年(平成24年)の8月以降の戌の日は
8月 5日、17日、29日
9月 10日、22日
10月 4日、16日、28日
11月 9日、21日
12月 3日、15日、27日
となっています。12日サイクルですから、1ヶ月に2~3回戌の日はある訳です。
別に 戌の日 でなくとも 安産祈願 をしてはいけないいわれはなく、なにも問題ないのですが、戌の日でもないのに 戌の日の祈願をして欲しい といわれると、ちょっと戸惑ってしまいますね。
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