先日は、奥宮の山桜が咲いたと書きましたが、少し遅れて18日には、御本社の山桜も咲き始めました。
日本に自生する桜の木は9種類だそうですが、園芸用も含めると300種類にもなるそうです。
山桜は自生種に入るのでしょうが、現代で最もポピュラーなソメイヨシノは自生種ではありません。
ソメイヨシノは江戸時代に園芸種として誕生した桜の種類で、エドヒガンとオオシマザクラの交配種と言われています。
葉が出る前に花が咲き満開となるのが大きな特徴で、花が大きく密生しているので、満開時には非常に見ごたえのある樹となります。
そのため好んで植えられ、今では日本で最もポピュラーな桜になっています。
ソメイヨシノの名称は江戸の染井村に住む植木職人らが育成し、吉野桜として売り出したことに由来すると言われています。
さて、伊太祁曽神社の境内も、様々な桜が植えられていますが、やはり最も多いのはソメイヨシノ。
そのソメイヨシノも花が咲き始めました。
[0回]
ソメイヨシノは概ね開花から1週間程度で満開となりますから、丁度4月1日の木祭りの頃が、やはり見頃になりそうです。
毎年満開の時期に思うのですが、桜の花と太鼓橋の朱と、背景の山の緑と空の青が、とても綺麗なコントラストを織り成します。
是非、お花見がてらお参りくださいね。
PR
COMMENT