木の神様を祀る伊太祁曽神社(和歌山市鎮座)のブログ。
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新嘗祭を終えて授与所に戻ったところで、ほほえましい参拝者を見かけました。
境内には池があり鯉が泳いでいるため「鯉の餌」を置いています。
これがなかなかの人気者で、子供は勿論、大人も結構求めて餌をやっているようです。
その参拝者は子供連れで、どうやら一の宮巡拝をされている方のようでした。
一の宮の朱印帖を授与所に預けてお参りに行かれたのですが、子供が石段横にある鯉の餌を見つけました。
「鯉の餌」やりた~~い
そういう声が聞こえてきます。
親御さんの返答はこうでした。
「まずお参りしなさい」
あたりまえのことと思われた方も多いかと思いますが、そうでない参拝者も割と多く見られるのが現状です。
神社にきて、「どんぐり拾い」や「鯉の餌やり」に興じて、最終的にお参りもせずに帰ってしまう人、割といるんですねぇ。
そういう光景を時々見ていますから、今日のこの参拝者にはほほえましさを感じました。
子供さんも素直に親御さんの言葉に従って、参拝されていましたしね。
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