和歌山大学附属小学校

伊太祁曽神社には、時々学校で参拝見学に来られます。
今日は和歌山大学附属小学校の４年生１２０名余りがやってきました。
神社の近くにある 四季の郷公園 への遠足で立ち寄ったようです。

簡単な由緒説明をして欲しいとのことでしたので、神社での拝礼作法や、伊太祁曽神社に祀られている神様のお話などをしました。

日本の神話を知っているか尋ねると、手を上げたのは１人だけ。
でも、「ヤマタノオロチ」 「天の岩戸」 など具体的なお話をあげると、結構知っていましたね。

当神社の御祭神 五十猛命は、ヤマタノオロチ のお話で活躍する スサノオノミコト が お父さん だと説明すると、みんなびっくりしていました。
随分と熱心に聞いてくれましたので、『古事記のものがたり』  と 『木の国、こんにちは』 を１冊づつ贈呈させていただきました。
『古事記のものがたり』 は小学校４年生には少し難しいかもしれませんが、漢字にはルビが振ってあるので、本が好きな子供なら十分に読むことが出来ます。

丁度、神幸祭 直前ですので 拝殿には 神輿が並んでいます。
秋祭りは収穫に感謝するお祭りだという話もさせてもらいました。
みんな、同じように収穫を祝う ハロウィン は知っているのに、秋祭りの意味を知らないというのが、少し残念でした。

今日の参拝をきっかけに、少しでも日本の伝統や文化、また神道のことに興味を持ってもらえればと思います。