神社では榊(さかき)を良く使います。
玉串(たまぐし)や神籬(ひもろぎ)、真榊(まさかき)、祓幣(はらいべい)・・・
もともと植物には神が宿り、特に先端が尖ったものは神の依代(よりしろ)となるとされてきました。
その中でも榊が良く用いられるのは、常緑であり、枝先が三角形であり、枝が互生(こうごに生えること)で形が良いなどの理由といわれています。
ですから、榊の育たない北のほうでは別の木を用いていますし、私も南方で祭典を行った折には、常緑樹から神籬や玉串を準備したことがあります。
その榊が今は花盛りです。
写真の様な白い小さな花が咲いています。
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