かねてよりブログに記していた お箸づくり を昨日行いました。
MOTTAINAI をサブテーマに、端材を用いたお箸づくりです。
丸太から板や角材を切り出すと、一番外側の丸い部分が不要な部分として切り落とされます。
これを 端材 と呼ぶのですが、もともと木製の割り箸は、奈良県吉野地方で端材を有効活用するものとして造られ始めたということです。
割り箸の歴史について
その原点に返り、材木屋さんで製材する過程で出た 端材 を持ち寄って、お箸を作ってみようという企画です。
この 端材 は、そのままでは ゴミ として処分されるものですから、正に 「もったいない」 の精神ですね。
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今回は初めての試みということであり、また作業の様子も手探りでしたので、広く一般周知することは行わず、木材青年会の皆さんに声掛けして行いました。
結果8社16名の皆さんが集まり、箸作りを行うことに。
勿論、材料は各社で排出された 端材 を持ち寄ってもらいました。
紫檀、樅(もみ)、栗、櫟(いちい)、杉、桧、木曽ヒノキ、ウォールナッツ、、、(上の写真参照)
結構色々な木が集まりました。
それぞれの材料は、予め5~7mm角に製材してきて貰っていますので、箸として使いやすい長さにカットして、小刀や紙やすりを使って、先を細く、また手触りが良いように仕上げてゆきます。
子供達も参加していますが、なかなか上手に小刀を使っています。
おおよそ1時間で、細い角材から、思い思いのお箸が出来上がりました。
手の大きさに合わせて使いやすいお箸の長さが違いますので、素材だけでなく大きさもまちまち。
お箸を作ったら使ってみたくなるのが人情・・・。
ということで、炭火でバーベキューの準備をして、それぞれがつくったお箸で食事をしました。
右の写真は、完成したお箸ですが、左端の一番長いお箸。
これはバーベキュー用だそうです。
長いと、網の上のお肉も熱い思いをしなくても取ることができますからね。
う~ん、いろいろ考えてつくっていますね。
大阪木材青年経営者協議会では、10月11日(土)~12日(日)に、
農林水産省近畿中国森林管理局の主催で行われる 「森の市」 にも お箸づくり のコーナーを計画しています。
興味のある方、是非足を運んでみてください。
森の市の案内はこちら 会場の地図はこちら お箸づくりは管理局南東の角地です
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COMMENT
見ましたヨ
尼の教育情報委員様 (Re : 見ましたヨ )
いちご電車やおもちゃ電車は車内に紀州材がふんだんに使われているので是非乗ってください。来春には第3弾としてたま駅長をデザインした「たま電車」も登場するらしいですよ。
端材で「My箸」近況報告
長さが不揃いのお箸が並んでる光景は、見ていてとてもかわいくて和ませてくれますね(^^
徐々にではありますが、こちらの方も端材でつくるマイ箸の輪が広がっています。
私のブログを読んでくださった「筑後川の森を育て実行委員会」の方が先日おみえになり、10月に企画している親子林業体験ツアーの中でお箸作りをする旨お伺いしました。
そのときヤマザクラを植樹するらしく、桜材と練習用に杉材という2種類のお箸用材を準備させていただくことになりました。
(数量は共に130セットづつ。)
まるすぎ様(Re : 端材で「My箸」近況報告)
ブログの記事などがきっかけで作ってみたいという声も上がっているようです。
また、情報交換しましょう!!