木の神様を祀る伊太祁曽神社(和歌山市鎮座)のブログ。
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祝日法では春分の日は、「自然をたたえ、生物をいつくしむ」 ことを趣旨とする日となっています。
あまり良くわかりませんね。
賢明な方なら、春分の日が、彼岸の中日にあたってくることに気がつくと思います。
実は、お彼岸と少なからず関係があります。
昭和22年まで、この日は 「春季皇霊祭」 という祭日でした。
歴代天皇や主な皇族をお祀する祭典が執り行われる日です。
ちなみに、春季皇霊祭・秋季皇霊祭は今もちゃんと行われています。
わかりやすく、平たく言うと、皇室のお彼岸、先祖参りですね。
ということで、今日は、午前中 「春季皇霊祭遥拝式」 という恒例式を執り行いました。
祭典とは微妙に違うのですが、一般の方からみると、多分同じに思う方も多いでしょうね。
装束をつけて、お祓いをして、祝詞を奏上して、玉串をお供えしますから・・・。
皆さんは、お墓参りしてきましたか?
ちなみに、墓参りは仏教だけではないですよ。
そもそも先祖参りというのは、非常に神道的な面を持っていますから。
この話は書くと長いので、また今度。
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