木の神様を祀る伊太祁曽神社(和歌山市鎮座)のブログ。
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6日は 「木祭り」 でした。
日々の木の恩恵に感謝するという主旨の祭礼で、木材関係者をはじめ、氏子崇敬者が多く参列される祭典です。
午前11時から神事を執り行いました。
宮司玉串に続いて、神社関連団体(総代会、月次会、敬神婦人会、崇敬会)の各代表や、木材関係団体(和歌山県木材連合会、日本木材青壮年団体連合会など)の各代表、国会議員などが玉串拝礼を執り行い、常日頃からの木々の恩恵に感謝の誠を捧げました。
祭典に続いて記念植樹。今年は 「楓」 と 「蝋梅」 の2本を植えました。
引き続いて祭典参列者は直会会場である常盤殿に場所を移し、直会を行いました。
午前12時30分から、恒例になりましたチェンソーカービングの実演奉納。
今年も世界チャンピオンである城所啓二氏が奉納をされました。
毎年、翌年の干支を彫ってもらうことになっているのですが、準備された丸太をどのように彫刻するのか非常に興味がありました。
見る見るうちに丸太が梳られ、丑の頭部が出来上がってきました。
1時間の彫刻時間は本当にあっという間です。
出来上がった丑の右目には節があたったため、黒目が入っているように見えます。
こういう部分が生かされるあたり、やはり技術の高さを感じます。
午後1時30分からは 「餅撒き」。
非常に多くの人で押し合いへし合いの中、合計400kgの餅が参拝者に向かって撒かれました。
餅撒きは、和歌山木材協同組合をはじめ、ご協賛の皆様の奉納で行われている行事で、奉納者の方々が常盤殿2階の欄干から 「紅白の餅」 や 「福」 と食紅で書かれた餅を撒きます。
他にも、境内では 神社の鎮座する山東(さんどう)地区名産の朝掘りタケノコ や 隣の貴志川町名産 イチゴ などをはじめ、野菜・果物の青空市、木工品の展示即売会、花・苗の植木市、敬神婦人会によるお茶席などが境内で催され、終日多くの人で賑わいました。
週間予報では降水確率80%とされていた天気も、前々日は50%、前日には30%と変わって行き、結局1滴の雨も降ることなく、好天に恵まれた中の祭典日となりました。
桜も満開、ここ暫くの中でもっとも好天候の 木祭り となりました。
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