昨晩は、茅輪祭
(ちのわまつり)の宵宮
(よいみや)でした。
午後6時に、くぐり初め神事 を執り行いました。
神事では、雅楽の先導で宮司以下祭員が参進し、修祓の後、宮司が大祓詞を奏上します。
茅輪祭は、俗に わくぐり とも呼ばれる、夏越祓の神事で、大祓詞奏上の後は、各自が人形
(ひとがた)に、自分の知らず知らずの罪・穢れを移して、お祓いをします。
暑い中、非常に大勢の方にご参列いただきました。
続いて、大茅輪の麻緒を宮司が切り開き、茅輪のくぐり初め式を行います。
宮司に続いて、祭員また氏子総代、月次会、敬神婦人あじさいの会、ときわ会などの神社関連団体の方、また地元自治会長さんなどが特別参列者として、まず大茅輪を3度くぐります。
茅輪の材料となる茅萱は非常に生命力の強い草であることから、夏の暑さをこの草の生命力にあやかって乗り切ろうという先人達の知恵ではないでしょうか?
一般に茅輪を8字に3度くぐるのですが、伊太祁曽神社の場合は大茅輪の設置場所との兼ね合いで、一方向にしか廻れません。が、3度くぐることに変わりはありません。
くぐり終えると、人形を祭壇に納めて、お参りします。その後、小茅輪を受けて帰り、家の玄関に掛けるのです。
30日は、ラジオの和歌山放送(WBS)さんの番組を、境内特設舞台から公開生放送を致しました。
賀川けい子さんの、「賀川けい子のファッショナブル・ナイト」という番組が放送され、また番組後は、歌手でもある賀川さんのミニコンサートも行われました。
また、雅楽の演奏や、地元の方による歌謡大会が行われ、夜半まで大勢の参拝者で賑わいました。
31日は、また違う奉納行事が予定されています。
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