米国大手の証券会社 リーマン・ブラザーズ が経営破綻し、経済界に大きな影響を与えているようです。
ようです・・・、というのは、私自身は経済方面には本当に疎く、どれくらい大変なことなのか良くわかっていないからで(大汗
ところで、リーマンブラザーズ と 日露戦争における日本政府 には 非常に深い関係があったということをご存知でしたか?
ある意味、日本という国を助けてくれたのです。
[1回]
正確に言うと、リーマンブラザーズ が1977(昭和52)年に合併した米国財閥 クーン・ローブ が、日露戦争に関わっているのですけどね・・・。
日露戦争については歴史の授業では必ず習うものですから多くを記しませんが、当時世界の国々は 東洋の島国日本が 強大なロシア帝国に戦いを挑んで勝てるはずは無いと考えていました。
その為、戦費の調達は遅々として進まず、日銀副総裁の高橋是清は相当に苦心したといいます。
1,000万ポンドの外債発行に高橋は渡米しますが全く相手にされません。
次にイギリスに渡り、額面に対する発行額を下げてようやく半分を発行することができたようです。
残り500万ポンドは、再びアメリカにわたり、ロスチャイルド家に持ちかけますが拒否され、代わりに行動を共にしていたジェイコブ・ヘンリー・シフを紹介されます。
ジェイコブ・シフ は クーン・ローブ を興した ソロモン・ローブ の娘テレサ と結婚しており、クーン・ローブ の頭取に就任していました。
という訳で、すこしややこしいですが、リーマン・ブラザーズと日本の近代化には少なからず関係があったということで・・・。
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COMMENT
無題
リーマンと聞いて思い出すのはライブドアにMSCBという最悪の資金調達法を提案し、裏で糸を引いていたことですね。強引なM&A手法は当時、世間を強震させました。1ディールで160億円も設けたとか、そんな報道もありました。
儲かれば何をやってもいい、というリーマンの体質がこんな結果を生んだのだと思います。
(現に、規模の小さいベア・スターンズは救済されている。)
また、リーマンは、株価乱高下の要因を作り、日本の個人投資家を翻弄し続けて来たとも言われています。
存続していたときも、破綻したこれからも、世の中に強い影響&ダメージを与える会社ですね~
まるすぎ様
株式の世界は詳しくないので良くわからないのですが、そういう会社だったのですね。
やはり世の中「まじめにコツコツ」ですね。