昨日は、日本木材青壮年団体連合会近畿地区協議会理事会に出席してきました。
以前に神道青年会のことは記したと思いますが、こちらは材木屋さんの青年会。
なぜそんなところにいるかというと、伊太祁曽神社は木の神様をお祀りしているからです。
会議の後の 「情報交換会」 (いわゆる懇親会) では、近畿地区のいろいろな材木屋さん、木材業界の方と話をしてきました。
京都の方と話している中で話題になった事柄をひとつ・・・。
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(京都の方)
床の間の上に部屋を造ってはいけない。
せめて押入れならよいけど、人が行き来するような場所は造ってはいけないといわれている。
なんでか知らないけど・・・。
最近はそんなことにこだわらずに設計をする人も増えているけど、自分は昔から言われていることは守ってゆきたい。
ただ理由がよくわからない。調べても書いていないし・・・。
ということでした。「床の間の上に云々」 ということは初めて聞いたのですが、すぐにピピッとくることがありましたので、次のように回答しました。
(私)
年毎の幸を司る神とも祖先神とも穀物神とも言われる 「年神(としがみ)」 「歳徳神(としとくしん)」 へのお供えの鏡餅を供えるのが床の間であり、言い換えれば神棚と同じ扱いをすべき場所。
神棚や仏壇の上に部屋を造らないというのと同じ理由ではないか。
床の間の起源については諸説あり、私の説明が正しいかどうかは異論のあるところだと思いますが、ひとつの考え方としていかがでしょうか?
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