木の神様を祀る伊太祁曽神社(和歌山市鎮座)のブログ。
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年が変わると多くの方が神社仏閣に初詣にお参りされることと思います。
社頭で見ていますと、お参りの仕方はひとそれぞれに違います。
手を合わせて拝む人
2回手をたたいて頭を下げる人
1礼して目を閉じて念じる人
・・・
「神様を敬い拝む気持ちがあればそれで良い」といえないこともありませんが、きちっとした作法がありますので覚えておかれるほうが良いでしょう。
神社には入り口にまず鳥居があります。
この鳥居は神域との区切りをつけ、いわば門のようなものです。
ここから先は神様のいらっしゃる境内地と思ってください。
ですから、鳥居をくぐる前には軽く1礼をします。
進んで行きますと「手水舎」と呼ばれる、水の入った鉢がある屋根だけの建物があります。
ここは、神前に進むにあたって身を清めるための場所です。
まず右手で柄杓を取り、水を汲んで左手を清めます。
次に柄杓を左手に持ち替えて、右手を清めます。
再び柄杓を右手に持ち替えて、左手で水を受けて口を清めます。
最後に柄杓を立てて、持ち手の部分に水を流して、元のとおりに伏せて置きます。
(右のイラストをクリックするとアニメーションで見られます)
時々、柄杓に直接口をつけて口を清める方がいますが、これは誤った作法です。
手と口を清めたら、神前に進みます。
神前に出ましたら、軽く1礼をします。
そして鈴がつけられている神社では、鈴を鳴らします。
お賽銭を納められるのであれば、この時に納めます。
2礼 2拍手 1礼
です。
まず、深く頭を2回さげ、続いて2回手を叩き、最後にもう1回深く頭を下げます。
(右のイラストをクリックするとアニメーションで見られます)
神社によっては4度手をたたくところもありますが、一般的には上記の作法で間違いありません。
作法に則って拝礼されたあとは、少しの間目を閉じて、手を合わせ祈念(=お願い事)されても良いでしょう。
日々の神恩に感謝することも忘れないで下さい。
神前を下がる前には、もう1度軽く頭をさげます。
お札やお守り、おみくじなどは、お参りの後で受けられると良いでしょう。
まず神様に新年のご挨拶をすることが、1番大切です。
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