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木の神様を祀る伊太祁曽神社(和歌山市鎮座)のブログ。

木の国神話の社 禰宜日誌

   

茅輪祭と打ち水大作戦



今年も夏越の大祓、茅輪祭を7月30~31日の2日間に亘って行います。
また、茅輪祭の期間中にすっかり恒例となりました打ち水大作戦紀州和歌山の一斉打ち水も実施します。

茅輪祭 神事日程
 7月30日 午後 6時 くぐり初め神事
 7月31日 午前11時 本殿祭
いずれの神事も、どなたでも参列できます。

くぐり初め神事にご参列の方は、午後6時までに拝殿前にお集まりください。
例年大勢の方が参列されますので、早目にお越しになることをオススメします。
尚、開始10分前頃までお越しいただけた方の内、浴衣姿の方には前列にお並びいただきます。
浴衣で早目にお越しいただくと、他の方よりも早く茅輪くぐりを行えます。

本殿祭にご参列の方は、10分前までに社務所にて受付をお済ませください。
参列者には首から書けていただく「忌衣(いみごろも)」をお渡しします。
忌衣のない方は参列いただけませんので、必ず時間前に受付をお願いいたします。


打ち水大作戦は31日午後3時開始です。
こちらも事前申し込みなどなくどなたでも参加いただけます。
境内に湧く「いのちの水」約500リットルに桧オイルを加えた ”特別な檜ウォーター” を用いて打ち水を実施します。
水を撒き終わったら、皆でシャボン玉を飛ばして、作戦の成否を確認します。
打ち水大作戦にはどんな格好でも参加できますが、水に濡れても構わない格好をオススメします。また浴衣での参加は大歓迎です。浴衣の着付けに自信のない方は、着付け師がスタンバイしていますのでご利用ください。
尚、浴衣の着付けは事前申し込みを優先とさせていただきます。
(着付け料ワンコイン:500円 着付け申込はこちらから)



今年の茅輪祭も神賑行事は30日が奉納カラオケ大会、31日は各種芸能です。

30日は午後7時スタート。ゲスト歌手は紀の川市出身の宮本静さん。
31日は午後6時スタート。
 ・紙芝居「天の岩戸ひらき」(和歌山県女子神職会)
 ・暗算王決定戦(大河内珠算会)
 ・民謡(竹の子会)
 ・ジャズダンス(KAZUMI DANCE STUDIO)
 ・ジャズダンス(パペット・クラブ)
 ・ミニライブ(内川華月)
 ・ベリーダンス(月下踊姫)
 ・紀州よさこい踊り(紀道)
以上を予定しています。

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ポケモンGO ジム機能の停止について

昨年12月より今年2月末までの期間、スマートフォンの位置情報を利用したアプリケーション(ゲーム)「POKEMON GO!」の一部機能を制限してもらっていました。

これは、ジムと呼ばれる対戦機能を有する設備が二の鳥居に仮想的に設置されており、自動車に乗ったまま、つまり二の鳥居前に自動車を停車させてゲームに興じる人たちがいらっしゃり、その行為が他の自動車の通行に支障をきたすことがしばしば発生していたためでした。
参拝者が増える年始の期間は、歩行者の安全確保のためにもこの場所への自動車の駐停車は好ましくなく、一時的な機能停止を依頼したものでした。

特に今年は神戸方面から和歌山市が恵方にあたり、年始には大型観光バスによる団体参拝が多数予定されていたこともあり、二の鳥居前に自動車が停車しているとバスが通行できない場合があるので強く要望したものでした。
実際、二の鳥居前に恐らくポケモンGOを楽しいでいたと想像される自動車が停車している状況で、大型観光バスが通行できない事態が発生し、バスの運転手がクラクションを鳴らすも、その自動車はなかなか動かない、そして動いても僅かな距離の移動でバスが通行できる道幅の確保がなされないということがありました。
ジム機能および境内のすべてのポケストップの機能停止により、ポケモンGOによる不法駐停車や、参拝を目的としない来訪者はなくなり、境内は穏やかな環境を取り戻しました。

しかし、3月に入り機能復元すると再びゲームに興じる人たちが戻ってきました。
神社としてはゲームが神社に訪れるきっかけとなり、参拝をするという流れに繋がればと好意的に捉えてきていましたが、ここ数日の状況は酷く、駐車場の通路の真ん中に1時間以上も自動車を停めてゲームをしている人などがでてきました。
参拝者の多い週末などに、参拝を目的としない人たちが長時間駐車をすることで、参拝者の駐車スペースが確保できないことや、既述のように通路や参道に駐停車することにより通行の妨げとなることがあまりにも多くなりましたので、大変残念なことではありますが境内のポケモンGOに関する設備の削除を申請することとなりました。

既に申請により、これまでは「機能停止」という対応で行っていたジムを、今回は削除してもらい、現在はポケストップになっています。
今後も、まだ事態の改善が見られないようでしたら、境内のポケストップも削除申請する予定です。

マナー良くゲームを楽しんでいただいている方には大変申し訳ありませんが、ご理解の程お願いいたします。

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親子木工教室 ~黒文字楊枝づくりとお茶席体験~ を実施しました

5月4日のみどりの日に「親子木工教室」を開催しました。

今年は昨年同様に「黒文字楊枝づくりとお茶席体験」を実施しました。
今年は、日本木材青壮年団体連合会 が平成28年度に作成した「三育教本」も用いて実施しました。
ここでは「三育」とは「食育」「茶育」「木育」と定義し、お茶席を通して子供たちに日本の文化と心を育んでもらおうという取り組みです。実はこの「三育教本」の編纂に私も携わっていますが、それだけでなく今回の黒文字楊枝作成の指導をしてくれた 菊水産業株式会社の末延専務 やお茶席の指導をしてくれた 茶人の梅原宗直さん はいずれもこの三育教本に携わった面々。まさに「三育教本」を実現するメンバーでの取り組みでした。

まずは主催者である神社より親子木工教室の趣旨と神社の由緒を説明。
その後、参加者一同で参拝しました。続いて、境内には黒文字の木がありますので、実際に生えている黒文字を見学してもらいました。

木工教室会場に戻り、いよいよ黒文字楊枝づくりを行ってもらいます。
まずは黒文字楊枝の説明が末延専務よりあり、ある程度まで加工された材料が参加者に配られました。適当な大きさに仕上げられている黒文字を楊枝の形になるようにナイフで削り、必要であればヤスリがけをするという作業です。

 

最近は学校でナイフを使うことがないためか、子供たちは最初はおっかなびっくり黒文字を削っていましたが、勝手がわかってくると集中して一所懸命に楊枝づくりに没頭していました。
親子木工教室なので、一緒に参加していたお父さんやお母さんにも同じ様に楊枝づくりをしてもらいます。

  

黒文字を削るととても良い香りが会場に漂いました。削り屑を入浴剤にしたり芳香剤にしたり、また煮出して黒文字茶にしたりできると説明があると、皆さん削り屑も集めて袋に入れていました。

黒文字楊枝が完成すると、お茶席体験です。今自分がつくった楊枝をつかって和菓子を食べて、それからお抹茶をいただきます。お茶席の指導は茶人の梅原宗直さんにお願い致しました。
普通であれば出されたお抹茶をいただきますが、今回も自分で茶筅を持ってお茶を点てる体験もしてもらいました。お抹茶の点て方の基本を教わると、真剣に茶筅を持って自分のお茶を点てていました。

  

今回は5組10名の方に参加いただきました。
次回は「親子限定」ではなく、大人1人でも参加できる形の「黒文字楊枝づくりとお茶席体験」を企画したいと思います。

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親子木工教室のご案内

今年も、5月4日のみどりの日に親子木工教室を開催します。
みどりの日は「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」ことを趣旨とした祝日で、木の神様を祀る伊太祁曽神社としては、その趣旨に大いに賛同して毎年親子木工教室を開催しています。
今年は、昨年大変好評だった 黒文字楊枝づくりとお茶席体験 を再び行います。
黒文字楊枝というと、和菓子などを食べる時に使う道具ですが、最近はあまりご存じない方も増えているようです。その楊枝をつくり、やはり道具を作ったからには使いたいのが人情ですので、和菓子とお抹茶をいただこうという企画です。
お茶席と言うと難しく考えてしまう人も多いようですが、簡単な作法などについて教わり、それからお抹茶をいただきますので、親子ともども大変勉強になる教室だと思います。
事前申込制で、親子15組を定員としています。


※ 昨年の木工教室の様子です。 

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勧学祭を行います

 3月21日の春分の日に「勧学祭」を執り行います。
勧学祭とは文字通り「学問を勧めるお祭り」で、要は「学業成就祈願」、つまり「しっかりお勉強できるように」という祈願をする祭典です。

 祭典への参列は事前申し込み(前日まで:電話で可)が必要です。
近年は登下校時に交通事故に巻き込まれるという事件を見聞きしますので、学業成就にあわせて登下校時の交通安全も祈願致します。

ランドセル清祓

 新小学校1年生にはランドセルをお持ちいただくと、祭典の中で御神前にそのランドセルをお供えし、祭典後は新1年生の子供さんに順番に御神前のランドセルを背負ってもらいます。
祭典は3月21日午後2時から。初穂料は3000円です。

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身内に不幸事があった場合の初詣について

今年も残る所あと僅か。
各御家庭でも迎春準備でお忙しいことと思います。
はい、神社は準備に追われて超大忙しです。

さて、この時期になるとしばしばお問い合わせをいただくのが、今年身内に不幸事があった場合の初詣について。
良く聞かれるのは「1年間は神社に参拝してはいけないと言われたのだけど、どうしたらよいのか」という質問。

結論から言うと「1年間神社に参拝してはいけないということはありません」

身内が亡くなった場合の服忌期間というのが以下のように定められています。

死亡者忌の期間死亡者忌の期間
父母 50日 嫡子 20日
祖父母 30日 末子 10日
曽祖父母 30日 伯叔父母
(おじ・おば)
20日
配偶者の父母 30日 兄弟姉妹 20日
30日 従兄弟姉妹
(いとこ)
3日
20日 甥姪 4日

夫と妻の場合で服忌期間が違うとか、嫡子(いわゆる跡継ぎ)とそれ以外(末子)という表現があるとか、現代社会においては少し感覚が異なる部分があるかと思いますが、そこは一旦横に置いておいて、この期間は喪に服す期間とされています。

この期間は神社への参拝は勿論ですが、本来は外出や社交的な活動も控えます。
忌みの期間を超えて、喪に服すのは各自の判断によるところで特に定めはありません。

服忌の期間は過ぎているが、どうしても1年間と言われるのが気になる。でも初詣には行きたいという方は、忌明けの清祓いというのを近くの神社でしてもらって下さい。
そろそろ年末の忙しい時期ですので、良い顔をしない神社もあるかもしれませんが、年が明けてからでは更に対応はしてもらいにくいと思いますので・・・。

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クロマチックハーモニカ奉納演奏

12月9日、クロマチックハーモニカ奏者の山下伶による奉納演奏が行われました。

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初詣の歴史

12月も中盤になりました。今年もあと半月です。
先日、政府より今上陛下の譲位に伴う改元を平成31年5月1日に行うという発表があり、平成の御代もあと1年と少しとなります。

12月は古くより「師走(しわす)」とも言います。文字通り「師が走る」から名付けられたという説明がありますが、この「師」の解釈がいろいろあるようで・・・(笑
師だから学校の先生として説明している場合もありますが・・・。
私は「御師」と理解しています。御師は「伊勢御師」が最も有名で、伊勢のお祓い大麻を全国に頒布して回った人達です。近世には数百人もの御師がいたそうですが、そのあたりについてはまた改めて記したいと思います。

話が横道にそれてゆきましたが、タイトルの話題に進めたいと思います。
年が改まると、多くの人が神社仏閣に「初詣」に出かけると思いますが、果たして「初詣」という習慣はいつからあるのか考えたことはありますか?

「そんなの昔からあるに決まっている」と思った貴方、実は大間違いのようです。
少なくとも、古い歳時記には「初詣」は記されておらず、当然「初詣」を詠んだ和歌もないのです。「初詣」が俳句の季語として取り上げられるようになったのは明治末期だという説もあります。

それでは、初詣の歴史を紐解いてみましょう。


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地鎮祭(その2)

先日、地鎮祭について記しました(地鎮祭)が、こんなニュースが流れてきました。

【奈良テレビ】
http://www.naratv.co.jp/news/20171201/20171201-04.html

以下、削除対策として一部引用しておきます。
 奈良県が奈良市の大宮通り沿いで進めている観光拠点の整備事業で、きょう事業の中核となるホテルの地鎮祭が行われました。  県は奈良公園と平城宮跡を結ぶ大宮通りプロジェクトの一環として、県営プールなどの跡地に観光拠点の整備を進めています。今回建設される「JWマリオット」はその中核となるもので、外資系ホテルチェーンマリオット・インターナショナルが手がけるホテルの中でも最高級に位置づけられ、日本への進出は奈良が初めてとなります。  きょうは春日大社で地鎮祭が行われ、関係者およそ40人が工事の安全を祈願しました。 (後略)
記事中に「春日大社で地鎮祭」が行われたとあり、実際にニュースでも春日大社の社殿で参拝する様子が流れていました。

先日は「鎮め物を頂いてくるだけでは地鎮祭にはならない」という主旨の記事を書きましたが、「現場に出向かず神社の社頭での参拝は地鎮祭ではない」ということを今日は記しておきたいと思います。

尚、確認はとっておりませんが、おそらく春日大社でもこの祈願参拝は「地鎮祭」とは認識しておらず「工事安全祈願祭」とか「工事着工奉告祭」という位置づけだと思います。
どのような参拝であったかは祝詞を聞けばわかりますが、さすがにニュースでもそこは流れていませんでしたから、詳細は分かりませんが・・・。

地鎮祭というのは文字通り「大地を鎮める祭り」です。
「大地を鎮める」とはどういうことか。
わかりやすく端的に言うと「大地に住む様々なものが、建物を建てるに際して(また、出来上がった建物やそこで生活したり活用する人々に)禍を起こさないように、祟らないように、鎮める」ということです。
そしてそのためのお供え物が「鎮め物」なのです。


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ポケモンGO 一部スポットの機能停止について

昨年大きく話題となった、スマートフォン等による位置情報を用いて遊ぶゲーム「ポケモンGO」ですが、まだまだ根強い人気があるようですね。

伊太祁曽神社の境内にも数カ所のアイテムスポットやキャラクターを対戦させるジムなどが設置されているようです。

当社のこのゲームアプリへの対応は左記の様にしておりますが、最近マナーの悪い方が増えてきているように見受けられます。

参道に自動車を停車させ車内でバトルなどに興じている方が、他の車両の通行の妨げとなっているケースがしばしば見受けられます。
先日も、大型観光バスが通行に支障をきたし、バスの運転手がクラクションを鳴らしても当該車両は僅かに移動したのみで結局のところバスの通行に支障が出たままという事態が発生しました。

明年は恵方参りの団体参拝が多数予定されており、このままでは交通に支障が出るだけでなく、車の陰から出てきた参拝者と自動車などが接触する可能性があるため、一部スポットの削除と、二の鳥居に設置されているジムの一定期間機能停止を申請しました。

マナーを守ってゲームに興じられている方にはご迷惑をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。


ジム機能の停止期間は平成29年12月1日~平成30年2月28日を予定しています。
尚、ジム機能停止解除後も再び車両の通行に支障が出る等の事態が発生した場合、ジムの削除も検討しておりますので、加えてご理解の程、お願い申し上げます。

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和歌山市立東中学校 職場体験学習

職場体験学習

11月14~16日の3日間、和歌山市立東中学校の2年生が職場体験学習にやってきました。
毎年この時期に実施されている行事で、中学生が様々な職場へ出向き、労働体験を行うというものです。

伊太祁曽神社でも15年以上前から受け入れを行っており、多い時は1年間に3校の職場体験学習を受け入れていた時期もあります。

近年は女子生徒に限る受け入れにさせてもらい、当社巫女より神楽舞の指導などを行っています。
限られた期間に神楽舞を覚えて、神前方法を行うことで、目的意識もしっかりするので、生徒たちもかなり真剣に取り組んでくれています。
残念ながら今年は11月15日を含む日程となり、七五三参拝が多くありましたので神楽舞については触り程度となりましたが、生徒たちはそれでも真剣に取り組んでくれました。

お神楽以外には、七五三祈願の受付や実際の参拝の見学、神社境内の諸施設見学、新春の御神札を袋に詰める作業などに従事してもらいました。

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大鳥居竣工記念奉納舞楽

7月23日に伊太祁曽神社の大鳥居(一の鳥居)が改修工事が完了し、その竣工を記念して10月29日に「大鳥居竣工記念奉納舞楽」が行われました。

この奉納舞楽は、神社を練習場として行っている雅楽愛好家による「榊葉雅楽会」が主催し、大阪市にある浪速学院雅楽部が客演して行われました。

一同はまず正式参拝を行い、引き続き割拝殿に設けた特設舞台で舞楽の奉納を行いました。
当初は拝殿前に舞台を設置する予定でしたが、当日は生憎の雨天のため急遽割拝殿内での実施に変更。
榊葉雅楽会と浪速学園高等学校雅楽部の合計20余名による雅楽の演奏の中、左舞は賀殿急、右舞は落蹲が奉納されました。

賀殿急 落蹲

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地鎮祭

一応ブログカテゴリーは「人生儀礼」に区分しましたが、当然のことながら人生儀礼ではありません。正確には「私祭」の1つなわけで「祈願・祈祷」の一種ではありますが、家を建てるということは普通、人生の中でそう何度も経験することはありませんから、敢えてここに区分します。

さて、先日より続けて地鎮祭についてのこんな問い合わせがありました。
「地鎮祭をできないので鎮め物と棟札を神社で貰ってくるように建築業者にいわれました」
「地鎮祭をお願いすれば良いのですが、自分でやりたいので鎮め物を分けて下さい」

結論から申し上げると、伊太祁曽神社では「鎮め物の頒布は行っておりません」。
これは多くの神社がそうだと思うのですが、しかしこういった問い合わせがあるということは、少なからず「鎮め物を頒布している」神社が存在しているということですね。
方違神社(大阪府堺市鎮座)では鎮め物を授与所で頒布をしていますが、これはちょっと特異な例でして・・・。

地鎮祭というのは文字通り「地を鎮めるお祭り」で、現代では土地を清めることに加えて工事の安全などを祈願します。
その地鎮祭の中に「地鎮の儀」と呼ぶ儀式があり、この儀式で鎮め物を納めます。
しかし、地鎮祭は地鎮の儀だけでなく、その他の儀式もあり、つまり鎮め物を神社から頂いてきて納めれば良いというものではありません。

問い合わせの中で不可解なのは
「地鎮祭をできないので」と言っておきながら、当社では鎮め物をお分けするということはしていないと伝えると「それでは日程を調整してまた連絡します」と言われて電話を切られたこと。
結局のところ「地鎮祭をできない」理由はわからずじまいでした。

もう1つの問い合わせは「自分で地鎮祭をやる」というものですが、一体どのようにされるつもりだったのでしょうかね。
これも非常に不可解です。

そしてもう1つ触れておきたいのが棟札のこと。
最近、地鎮祭を終えた後、建築業者から「鎮め物だけでなく棟札も欲しい」と言われることが増えました。
棟札は棟上げ式に使用するもので、その場合、通常は上棟祭を行います。
ちなみに地鎮祭と棟上祭は全く別個のお祭りです。
いわば、安産祈願に来て、安産守りと同時に初宮詣りのお守りも一緒に欲しいと言っているようなものです。

尤も、地域習慣として地鎮祭に合わせて棟札を建築業者に預ける場所があるとは聞いているので、そういう地域の業者さんならわからなくはありませんが、しかし和歌山にはない風習です。

神道は基本的な形は全国近寄っていますが、しかし意外と地域特性によって細かいところでは全く異なる部分の見える信仰です。
交通が今ほど発達しておらず、また情報伝達も今のように複雑かつ広範囲に行われていなかった時代には特に問題がありませんでしたが、今日では多くの情報が錯綜します。
「そして全国の神社は画一的に同じ様に同じことが行われている」という一種の ”思い込み” もこういう事態を後押ししているのかもしれません。

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打ち水大作戦 in 紀州和歌山

7月31日は茅輪祭本殿祭当日ですが、すっかりと定着した 打ち水大作戦 の日でもあります。
今年も午後3時より一斉打ち水を実施しました。

平成19年より開始した「打ち水大作戦 in 紀州和歌山」も今年で11回目。
新たな10年の始まりの年として、今年は伊太祁曽神社以外の場所でも久々に打ち水大作戦の実施となります。

さて、打ち水大作戦 in 紀州和歌山 では打ち水後にシャボン玉を飛ばすことをしていますが、今年は新たな試みとして桧オイルを混ぜた水を撒くことをしてみました。
水を撒いた後に、桧の香りが漂い涼やかな気持ちになることを想定してのものです。

作戦開始時刻30分ほど前から、恒例の「打ち水音頭」を流します。
♪ うっ、うっ、う~ち水! そっ、そっ、そ~よ風

午後3時には打ち水にはうってつけな暑さ。挨拶もそこそこに打ち水を開始したい気持ちに駆られながらも、打ち水大作戦の趣旨説明と今回新たな取り組みとなる3事業体の紹介と、桧オイルの入った水を撒くことを説明します。

そしていよいよ作戦開始。
準備した約500リットルの井戸水(桧オイル入り)をみんなでひたすら撒きます。
撒くための作法などなし。柄杓で撒くもよし、手で撒くもよし、子供たちは段々とエスカレートしてほぼ水遊び状態。

打ち水大作戦 in 紀州和歌山 2017

撒き終わる頃には涼しくなってきましたが、ここは作戦の成否を確認する儀式を行わなくてはなりません。
子供から順番にシャボン玉を配ってゆきます。
大人の分までちゃんと準備しているのですが、例年なかなか大人の方はシャボン玉を取りに来ません。配ってからは子供よりも大人の方が楽しんでいる人が多いのですがね(笑

シャボン玉で打ち水の成否を確認

打ち水の後涼しくなるのは、地表の温度を撒いた水が冷やすからで、地表温度が高いと気化熱で上昇気流が発生します。この上昇気流を視覚的に捉えようというのがシャボン玉を飛ばす目的です。
つまり、シャボン玉が空高く舞い上がれば、打ち水大作戦は成功ということになります。
勿論、今年も作戦は大成功でした。

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茅輪祭(宵宮)

7月30~31日は伊太祁曽神社夏越祓いの茅輪祭(通称:わくぐりまつり)でした。

夏越の祓は6月30日に行われるものです。それを7月末に行っているのは、明治まで日本が採用していた暦は 太陰太陽暦(いわゆる旧暦)で、当然お祭りは旧暦6月30日に行われていました。
明治になり太陽暦(いわゆる新暦)が採用された際に、お祭りの日を新暦に移行した神社と、従来通り旧暦で行った神社がありました。
当神社では昭和30年代頃まで茅輪祭は旧暦6月30日に行っていたようですが、毎年月日が代わるのでお祭りの日がわかりにくいということから、旧暦と新暦には概ね1ヶ月の差があるため、7月末を 茅輪祭 の日と改めたようです。

月末に行われるのが大祓ですので、7月31日に本殿祭を執り行い、前日は宵宮(よいみや)として「くぐり初め神事」を執り行っています。

古くは30日夕方から31日昼頃にかけてのお祭りでしたが、現在は31日夕方にも神賑行事を行っており、夜は2日に亘る賑やかなお祭りになっています。

くぐり初め神事

30日午後6時に斎行された「くぐり初め神事」は茅輪祭の始まりの祭典です。
参列者に宮司が大祓詞を宣り聞かせ、参列者の罪穢れを祓います。
そして、くぐると罪穢れが祓われると言われる大茅輪に附せられた注連縄を切って通れるようにする儀式です。
昨年までは鋏で注連縄を切っていましたが、今年は先日行われた大鳥居通り初めに倣い、斧(よき)で切り拓くことに改めました。
くぐり初め神事には大変多くの人が参列され、浴衣姿の方も年々増えています。

さて、今年の宵宮奉納行事も恒例のカラオケ大会。
30組の方が自慢の喉を披露してくれました。
ゲスト歌手は山口采希さん。今年でカラオケ大会のゲスト出演は3回目となりました。

山口采希さん

ゲスト歌手によるミニコンサートの最後は参加者も一体となってのバンザイ!
大変盛り上がりました。

山口采希さん

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7月10日 夏季祭

7月15日 月次祭(奥宮)

7月19日 祇園祭

7月30日 茅輪祭くぐり初め神事

7月31日 茅輪祭本殿祭


8月1日 月次祭

8月15日 月次祭(奥宮)

行事等案内

7月20日
境内清掃作業
朝8:30に朝拝を行い
お掃除を行います。
ご都合の許す範囲でご参加下さい。
途中からの参加も大歓迎です。

打ち水大作戦
7月31日15:00

真愛整体ヨガ教室
10:30より毎週木曜日に常盤殿で行っています。
回数券制なのでお気軽に
ご参加いただけると思います。

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