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木の神様を祀る伊太祁曽神社(和歌山市鎮座)のブログ。

木の国神話の社 禰宜日誌

   

神無月に例祭があること

10月は神無月とも呼ばれますが、出雲地方では神在月と呼びます。
神無月には全国各地に祀られている神様が出雲に集まり会議を開く(神議り)と言われているからで、全国的には神様が留守になるので神無月、出雲は逆に神様が居るので神在月と呼ぶのだとか。

とはいえ、全国的に10月に例祭・例大祭が行われる神社も多くあります。
例祭・例大祭とは神社にとって最も大切なお祭り。
神様不在なのに大切なお祭りが行われるのはおかしいのではないかと、疑問を持たれる方もあると思います。

しかし、月の名称を現在の暦ではなく旧暦に当てはめると問題なく解決します。
神無月(神在月)は旧暦10月とすれば、今年(平成28年:2016年)については新暦10月31日~11月28日のこと。
つまり神様が会議にいらっしゃるのはこの期間ということで、実際出雲大社の神在祭は旧暦10月11日~17日となっています。

ちなみに伊太祁曽神社の例祭は10月15日ですが、江戸時代の文書などを見ると9月15日と記されており、新暦になった際に新暦9月15日を祭礼日としたのではなく、旧暦に近い10月15日と定めたものと思われます。

混乱の原因となったのは、旧暦にあてられていた月の異名を新暦でも用いたことです。

尤も神無月の「無」は「無し」の意味ではなく、「の」という意味を持つ連体助詞の「な」だという説もあり、この説に従えば「神無月」は「神の月」ということになります。

無の文字を持つ月の異名は、神無月の他に水無月があります。6月の異名ですがこれも旧暦6月とすれば「水の無い月」でも意味は通りますから果たしてどのように捉えるのが良いのか・・・。

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御井社例祭

今日から10月です。今年も早いものでいよいよ最終コーナーが見えてきたという感じです。
10月は別名「神無月」とも呼ばれ、全国の神々が出雲に集い会議を開くと言われていますが、同時に関西では10月に例祭が行われる神社が多いですね。伊太祁曽神社もその例に漏れません。

神様が居ないのに「なぜ例祭が行われるのか?」というお尋ねを時々頂きますが、これは旧暦との兼ね合いがあるのです。これについては項を改めたいと思います。

さて、毎月1日は ”おついたち” のお祭りがあります。多くの神社では月次祭(つきなみさい)と呼びますが、神社によっては月初祭(げっしょさい)とか月首祭(げっしゅさい)などと呼ぶところもあるようです。伊太祁曽神社でも一般的な月次祭と呼んでいます。

午前9時から月次祭を行ない、10月1日は境内の井戸の前に祀られる御井社(みいのやしろ)の例祭、「御井祭(みいのまつり)」を引き続いて執り行いました。

御井社には、水の神様である彌都波能売神(みずはのめのかみ)と井戸の神様である御井神(みいのかみ)がお祀りされています。そしてこの井戸から湧水は古くより「いのちの水」と呼ばれ、多くの方の喉を潤すと同時に、病気平癒の力があると信仰されています。

祭典では、神恩感謝の祝詞奏上に続き、宮司以下参列者の各代表が玉串を捧げ拝礼し、祭典後は井戸のお水を頂いて直会(なおらい)としました。

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紀北10社寺御朱印巡り

高野細川紙の御朱印

平成23年から行われた紀北キャンペーンは5年目となる昨年、高野山開創1200年を迎え、当初予定通り終了しました。
しかし、このキャンペーンの副題として掲げた「いのりとみのりの旅」については今年も引き継がれ、新たに「和歌山紀北10社寺御朱印巡り」として9月17日より開催されています。

今回の企画では、紀北地区に鎮座する10社寺を巡り、幻の和紙と呼ばれる「高野細川紙」に認(したた)められた御朱印を集めると、先着200名に高野杉で作成した特製朱印帳がもらえるというもの。
ちなみに高野細川紙の御朱印は10社寺あわせて3,000枚限定です。

開催期間は平成28年9月17日~平成29年3月31日。
高野杉の御朱印帳は11月末日、1月末日、3月末日それぞれ締め切りで発送されます。

10社寺の御朱印を集めるのは大変と思われる方もいるかもしれませんが、期間も十分ありますし、何よりも「全国一の宮朱印巡り」とか「神仏霊場会朱印巡り」とかが全国規模ですから、比較的簡単に完遂できる部類に入ると思います。

今年の秋~来年にかけて、和歌山紀北の神社仏閣をめぐってみてはいかがでしょうか?

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観月会

今年の中秋の名月は9月15日でした。
中秋とは旧暦8月のこと。その15日が中秋の名月と呼ばれお月見をする日とされています。
(実際の満月は9月17日。つまり今日ですが・・・。)

すっかり恒例となりました観月会を今年も開催しました。
まずは巫女による神楽舞が月に対して舞われ、宮司挨拶で開会。
神社での観月会というと、とても雅なイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、当社の観月会はそんな大層なものではなく、宮司挨拶が終わると皆さんそれぞれ持ち寄った飲食物で楽しく歓談する会にしています。

今年も40余名の方が集まり、楽しく歓談しながら時折月を愛でて楽しみました。

神楽

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神楽研修会


当神社の巫女は神社の祭礼や、結婚式に神楽を舞うことがあります。
普段はお神楽を教えて貰う機会がないので、年に1回程度神楽研修会を行って貰っています。
長い間自主練習で舞っていると、どうしても自分流の癖がついてしまいます。
今回の研修では、二人とも一通り舞うことができるようになっているので、お神楽の先生に細かい足運びや手の位置などを直していただきました。

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■■ ゲームソフト ポケモンGO に対する対応について ■■

ポケモンGO伊太祁曽神社境内においてゲームソフトポケモンGOの使用は、現在のところ禁止しておりません。

ただし、神社は神様を祀り、参拝者が祈りを捧げる施設です。
ポケモンGOを楽しむ前に、まず神様に御挨拶のお参りをしましょう。
また参拝する場所に出現したポケモンは神様にお参りをしていますので、捕まえないようにお願い致します。

神社の境内には神様しか入ってはいけない場所がたくさんあります。建物の中や、柵の中などには入らないようにお願い致します。
たとえ珍しいポケモンがそういった場所にいたとしても、それを捕まえに行ってはいけません。

神社には石段や池などもあります。ゲームをする際は十分に回りに気をつけて下さい。

神社には神様にお参りするしている人の邪魔にならないように、ゲームを楽しんで下さい。
尚、伊太祁曽神社境内には6箇所のポケストップがあります。

ポケモンを捕まえることが出来ても、大声を上げたりしてはいけません。静かにお参りする人たちの邪魔になりますし、多分神様もびっくりされると思います。

珍しいポケモンを捕まえることができたら、神様に感謝の報告されるのも良いですね。



尚、二の鳥居に設置されているジムには伊太祁曽神社の御祭神「五十猛命(いたけるのみこと)」が出現することがあるようですww

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茅輪祭と打ち水大作戦

古くから行われている伊太祁曽神社の茅輪祭(ちのわまつり)。
地元では「わくぐり」とか「わぬけ参り」という方が通りが良いお祭りです。

半年間の罪穢れを祓う夏越祓の神事で、全国の多くの神社では6月30日に執り行われます。
最近では茅輪をつくる神社も随分と増えたので、身近なところで「茅の輪くぐり」を行った方も多いかもしれませんね。

伊太祁曽神社では戦後しばらくの時期までは、旧暦6月30日に行っていたようです。
しかし、毎年祭典日が変わるのはいろいろと不都合があるということで、昭和40年頃に7月30・31日へと移行したようです。

和歌山市内で「わくぐり」と言えば、他のどこでもなく「伊太祁曽神社の茅輪祭」を指したともいいます。

その古くから続く茅輪祭の行事の一環として最近すっかりと定着してきたのが、打ち水大作戦。
平成19年に和歌山で初めて打ち水大作戦が展開された時から、伊太祁曽神社会場は変わらずこの作戦を実行し、今では唯一の会場となりました。

打ち水は2次水と呼ばれる溜めた雨水やクーラーの排水、風呂の残り湯などを有効活用して道路に撒く行為です。
しかし、せっかく神社で、それもお祭りの時期に打ち水を行うのだから浴衣でやろうとの声がけがあり、年々浴衣姿での参加者が増えてきています。
今年も、昨年同様に神社で浴衣の着付けもしてもらえます。(予約優先。500円)

7月30日と31日は伊太祁曽神社へ是非お越しください。
夕方からは露天も開き、奉納舞台では様々な出し物も繰り広げられます。


浴衣着付け
 7月30日 16:00~18:00(くぐり初め神事に参列できます)
   31日 13:00~15:00(打ち水大作戦に参加できます)
       16:30~19:00(夜店などをお楽しみ下さい)
 予約優先。申し込みはこちらからまたは電話にて(073-478-0006 9:00~17:00)。
 着付け費用500円

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輸入割り箸の現状(続:割り箸を使うのは森林破壊になるのか?)

平成20年に9回に分けて連載した「割り箸を使うのは森林破壊になるのか?」
このブログでの書き込みをきっかけに、材木屋さんの友人たちといろいろと検討を重ねて、実験の末、「端材を使ったマイ箸キット」が誕生しました。
この「お箸キット」は当社でも、紀北キャンペーンや木工教室などで何度か活用しています。
また、この「お箸キット」を使ってワークショップなどを展開している友人もいます。

「割り箸を使うのは森林破壊になるのか?」の連載第7回目では輸入割り箸の危険性について触れています。
【リンク】割り箸を使うのは森林破壊になるのか?第7回

最近、輸入割り箸の危険性について啓発しているサイトを見つけましたので、リンクを貼っておきます。大雑把に言うと、8年前とほとんど状況は変わっていません。


中国割り箸製造工場の恐ろしい実態!割り箸使用は本当に危ない!

日本人が年間使っているわりばしの量。なんと軽く260億本を超えるそうです。1日あたりにすると7,100万本が消費されているんですね。確かに仕事や外出先での外食の多くはわりばしを使ってますね。
なかなか日本では大きく取り扱われませんが、そのわりばしで恐ろしい健康被害の恐れがあることが分かりました。まず百聞は一見にしかずということで2つの画像を見てください。

(画像は貼っていません。リンク先を参照して下さい)
↑こちらは以前に話題になったことがありますが、割り箸を金魚鉢にいれたら7日後には金魚が死んでしまったそうです。

 本来、あんなきれいな白いクリーンな木のわりばしなど存在せず、製造の過程で漂白剤、防カビ剤が大量に含まれています。


(画像は貼っていません。リンク先を参照して下さい)
↑こちらは、中国の有名俳優ホアン・ボー氏がレストランで仰天体験したSNS投稿です。彼がわりばしをきれいにしようと店員から水をもらってつけていたら、なんと水が黄色に変色し、変な匂いがしたというショッキングな出来事を紹介したものです。有名人の投稿だけに直ぐに125,000近くが転送投稿され中国では波紋を呼びました。

実際にわりばしの毒性について研究したレポートがあります。東京都健康安全研究センターの研究レポートで、わりばしに含有しているクロロエタノールの含有調査によると、わりばしや竹串などの竹製品を鶏などの食品に刺すと期間にもよるが3~24%が食品に移行することが確認できたそうです。

防腐剤に含まれるエタノール(ここでいうクロロエタノール)は、農薬などにも使われ、神経系統、肝臓などに影響を及ぼすことが知られていて国際的な危険有害分類基準では区分1「発がんのおそれ」に分類されているそうです。

日本ではこうした中国わりばしの使用量が9割以上です。大部分のわりばしは中国の貧しい小さな村で超低賃金で大量生産をしているのが現状です。竹製品の村工場が並ぶ合肥市の製造現場では教育を受けていない労働者が不衛生な環境で製造をしているそうです。

市の役員は「工場で働くものはみんなきちんとした教育を受けていないですよ。」「ほとんどのわりばしはすぐカビてしまいます。だから、工場で防腐剤と漂白剤を使ってるんです。」と言っています。

教育を受けていない工場で働くものがきちんと定められた薬品量で製造しているのかまでは誰も分かりません。

割り箸の毒性に制限がなくなる中国政府のずさんな管理

問題は、中国の定める基準で製造がされているか当局から厳格な取り締まりがあるわけではなく、実質政府は見て見ぬふりをしているのが現状のようです。

こうしたわりばしを作る工場の多くの地域では製造の認可すら取っていないので、実際に製品元を探し当てることは難しく、製造自体が工場任せになっているのが現状とのこと。(!! これは恐ろしい事実・・)

中国国際食品包装協会のDong Jinshi氏は「政府には厳密な品質検査を担当するところなんてないですね。たとえば北京のダシン区にはわりばし工場が7、8あって、製造から箱詰めまで全てやっています。出荷後にいろいろな販売業者を通していくから、出荷したら工場のオーナーですらどのわりばしが自分の工場のものかなんて分からないんです。」と述べています。

こんな状況でしたら、ただでさえ有害物質が含まれているのに多くの工場がきちんと適量を使って製造しているとは考えにくいですよね。もしかしたら日本人は大量に使っているわりばしからの有毒摂取量によってかなり健康を害している可能性が高いです。

日本人が好きなラーメンやうどん、そば、お味噌汁など汁物でわりばしを使っていますが、水分を吸収したわりばしを毎度口に運んでいる行為はそのまま大量の漂白剤、防カビ剤を口に運んでいるのと同じことということになる訳です。(ほんとうに恐ろしい…。)
食品の安全には気を使っても意外と盲点になりがちなわりばし。もう一度「My箸」を持ち運ぶことを考える記事でした。

(参考元:上海日報.com; Disposable chopsticks hazardous to health , Natural News; Chopsticks in China loaded with deadly toxins )
この記事も、私が以前に記したこととほぼ同じ内容が書かれています。
とすると、8年前から何も状況が変わっていないのでしょうか。
もし変わっていないのであれば、これはシナ政府を批判するのではなく、こういった製品の輸入に制限をかけられない日本政府を批判しなくては行けないのかも知れません。

記事の信憑性についてはいくつか気になるところがあります。
割り箸を入れたら金魚鉢の金魚が死んでしまったというのはちょっと極端な気がします。
あんな綺麗な白い木の割り箸云々とありますが、例えばアスペン使ってお箸を作れば比較的白い割り箸になると思います。
また、「きちっとした教育を受けていないものが働いているので、使用している薬品量が適切でないかもしれない」というのは、ちょっと偏見じみているようにも受け取れます。

一方でこんなことを記したサイトもありました。

「割り箸は危険」都市伝説の起源と進化(笑)

田中淳夫 | 森林ジャーナリスト2014年8月10日 12時11分配信

まずは、写真を見てほしい。(写真省略)
冒頭には
「中華スープに割り箸をつけたとき、モワッと何か白くにじみ出るのが見えた。」
ここを読んで、ああ、最近このニュースが週刊誌やネットの世界でよく紹介されているな、と思った人がいるかもしれない。中国製は食品だけでなく、割り箸も危険なんだ……。
残念でした。この記事は、2007年8月17日号の「アエラ」である。7年も前のものなのだ。最近流れているのは、主に「週刊大衆」の記事のようである。
「上海のレストランで食事をしていた一般客が、割り箸を澄んだスープに入れたら、瞬く間に濁ったことから発覚しました。報告を受けた当局が調査のために割り箸を水槽に入れたら、元気に泳いでいた金魚が、ぷっかり浮かんできたそうです」(通信社中国特派員)
これはネットで公開されたものだが、私はほかにも目にしたことがあるから、このところ、いくつもの媒体で取り上げられているのは間違いない。いずれも伝聞で場所も時もはっきりせず、そして匿名だ。
しかも、今回が初めてのスクープ?ではなかったのである。
割り箸危険論の登場を探ると、アエラの記事の前に、日経ビジネスオンラインの2007年8月24日配信にも割り箸の記事があった。これは「中国・キタムラレポート」で、こちらはちゃんとネタ元を記している。大連市の新聞「半島晨報」だ。
こちらで問題にしているのは割り箸の品質保証期限の遵守だが、その中で割り箸の中には「漂白」や「乾燥」「艶出し」、そして「防カビ」に化学薬品などを使っているケースがあることも記している。この新聞は、全体にしっかり取材した様子が伝わる。

割り箸批判の起源をたどると、かなり古い。古くは、1940年に軍から出た「割り箸不要論」である。それは軍船をつくる木材が不足しているのに、割り箸のように木材を使い捨てしているのがケシカランという内容であった。木材は軍需物資であり、無駄遣いを嫌われたのだ。
だが、政府による調査も行われて、割り箸は製材時の端材から作られていることがわかると鎮静した。
戦後は、1960年代から幾度も「使い捨ての割り箸はもったいない」と割り箸不要論が起きる。たいていマスコミが火をつけて、一時は盛り上がるが、数カ月で鎮静化する動きの繰り返しだ。これらは、皆「使い捨て」の是非がテーマであった。
その根底には、割り箸が日本の森林を浪費しているのではないかという認識がある。
少し様子が変わるのは、1989年に公表されたWWF(世界自然保護基金)の「割り箸が熱帯雨林を破壊している」という資料だ。正式なレポートではなかったが、一度報道されると、またたくまに広まった。国内の森林ではなく、海外の森林を取り上げたところに「新しさ」がある。
しかし、割り箸は熱帯地域の木で作られることはほとんどないことがわかる。そこで次のターゲットとなったのは、中国の森林であった。日本の割り箸の多くが中国産であることが知られだしたからだろう。割り箸が中国の森林を破壊しているとした。(もっとも、現在の中国産割り箸の多くは、ロシア材を使っている。)
以後、1990年代に割り箸批判は強まるのだが、そこでは「割り箸は森林破壊」がテーマとなった。
それもやがて鎮静化するが、2005年に再び火がついた。それは中国の要人が「割り箸を全面禁輸する」と発言したことからだった。つまり割り箸を使えなくなることを危惧して、割り箸の代わりに塗り箸を使おうという運動になったらしい。その理由としては、やはり世界的な森林の減少が指摘された。
もっとも、全面禁輸はまったく実行されなかったのだが。

ただし、割り箸の消費量は激減した。2007年当時に年間約250億膳使われた割り箸は、現在190億膳程度である。代わって増えたのは、塗り箸ではなくプラスチック箸だ。主に外食産業が割り箸から切り替えたからだ。石油製品であるプラスチックは、環境破壊ではないと考える人が増えたのだろうか。

ここ数年、またもや割り箸批判がぶり返し始めた。
今度のテーマは「環境」というより「安全」である。とくに中国産に対する攻撃だ。中国の食品に次々と起こる安全疑惑に連動するかのように割り箸批判も起きている。
ちょうど毒入り餃子事件やメラミン粉ミルク事件が起きたりしたことが、中国の食品擬装が問題となり、中国の食品は、残留農薬や添加物がいっぱい、不衛生な製造過程である、と怒涛のように批判された。すると一緒に割り箸も取り上げられるのである。

どうやら割り箸危険論は、繰り返し登場する都市伝説のようなものらしい。
ただし、時代に合わせて理由は変わる。単に「木材がもったいない」だけでなく、森林破壊になったり、安全になったり。

「ファストフード店のハンバーガーに使われているのはミミズ肉」という都市伝説が、ときにネズミ肉になったり、3本足のニワトリになったり、中国産期限切れ肉になったり(あ、これは伝説ではないか……)するようなものだ。
いずれにしても、時流に乗って、割り箸批判も行われているのだ。資源不足や国の内外の環境問題。今は食の安全に加えて中国たたきの材料として格好のターゲットになったというわけだろう。割り箸批判も“進化“するらしい。

もし、本当に割り箸が危険だと思うのなら、自ら実験をしたらどうだろう。割り箸を水につけると白いものがにじみ出るか。金魚が死ぬか。非常に簡単で誰でもできる。手間も金もかからない。そして確認できてから騒ぐといい。(本当に確認できたら、大スクープだ。)
何もしないで伝聞・匿名で批判を垂れ流すのはみっともない、というより情けない。
なるほど。確かに、私は割り箸を水につけておいてどうなったかという ”実験” はしたことがありません。しかし食べ終えて長時間うどんやラーメンのスープに割り箸が浸かりっぱなしになっている状態の、スープの表面に何かが浮いているような場面は見たような気がします。
実験をしたわけではないので、割り箸ではなく他の要因かもしれませんが・・・。

ただ、私が輸入割り箸の薬剤付けについて知ったのは、後から掲載した記事の言う、割り箸全面禁輸の頃。つまり、飲食店でプラスティック箸が増え始める少し前のことです。
この時期は割り箸が環境破壊に繋がると言われ、割り箸批判をされていた頃です。

真相は、伝聞ではなく自分自身でちゃんと調べてみなくてはわかりませんが、食の安全を含めて様々なことについて安全が求められている現代、心情的に国産品の方が信じられるというのが日本人ではないでしょうか。


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第9回 親子木工教室

5月4日 みどりの日 に、今年で9回目となる親子木工教室を開催しました。

今年は、端材を用いたお箸作りを実施。
このお箸づくりは、昨年まで5年間実施していましたが「紀北キャンペーン」での伊太祁曽神社特別プログラムとしても取り組んでいたものです。

そして 端材を用いたお箸づくり という企画自体は、当神社と木材青年会とのコラボレーションで誕生したもの。
「割り箸を使うのは森林破壊になるのか?」というブログ記事などから始まったものでした。
これらの過去記事はこちらからご参照下さい。
割り箸を使うのは森林破壊になるか?(平成20年4月7日)
割り箸を使うのは森林破壊になるか? その2(平成20年4月14日)
割り箸を使うのは森林破壊になるか? その3(平成20年4月21日)
割り箸を使うのは森林破壊になるか? その4(平成20年4月28日)
割り箸を使うのは森林破壊になるか? その5(平成20年5月14日)
割り箸を使うのは森林破壊になるか? その6(平成20年5月19日)
割り箸を使うのは森林破壊になるか? その7(平成20年5月26日)
割り箸を使うのは森林破壊になるか? その8(平成20年6月2日)
割り箸を使うのは森林破壊になるか? その9(平成20年6月9日)
国産割り箸の見直し(平成20年8月30日)
お箸キット(平成20年9月8日)
端材を使ったお箸作り(平成20年9月14日)
風が吹いてきました!(平成20年10月28日)

振り返ってみると、半年の間に話が進み、今回用いた「端材を使ったお箸づくりキット」の誕生となっているのですね。



さて、今回の親子木工教室には8名の子供が参加してくれました。一応子供の定員10名で募集しましたからまずまずだと思います。

お箸づくりの作業自体は、予めおおまかにお箸の形になっている材を、紙やすりを用いて角を取ってゆくだけの作業なので、それほど難しくはありません。
とは言え、均等に削ってゆかないと歪になりますし、歪になると箸でモノを掴みにくい。
また、荒目→中目→細目とヤスリを変えながら仕上げてゆきますが、この単純作業を約1時間行うので、意外と忍耐力がいります。



実は親子木工教室の狙いは、単に木に親しんでもらうだけではなく、こういった工作を行う中で、親子の会話や、親が子供の成長を見守る、必要なときには助言をしたり手助けをする、根気よくものづくりに取り組む、苦労した作ったモノを大切に使う、などということも達成できれば良いなという思いもあります。

作業を拝見していると、皆さん結構楽しんでヤスリがけをしていたようです。
お父さんやお母さんが、子供の作業に助言をしたり手助けしたり、それぞれの家庭のスタンスで子供と上手に接しているように感じられました。


完成したお箸は、そのままでも使えますが、オイルを塗って仕上げると更に長期間使用することが出来ます。

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蛭子神社例祭

5月1日、月次祭に引き続いて蛭子神社(ひるこじんじゃ)例祭を執り行いました。
蛭子神社は、明治末期の神社合祀令によって、伊太祁曽神社の鎮座する西山東村(当時)及び隣の東山東村(当時)に祀られる22の神社が合祀された神社です。東西山東からは合計で27社が伊太祁曽神社に合祀されました。
毎年5月1日を蛭子神社の例祭日と定め、祭祀を執り行っています。
当日は、責任役員をはじめ、門博文衆議院議員や地元の自治会長などが玉串を捧げて拝礼しました。

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Jinja - Shrine

近年、日本への外国からの観光旅行者が急増して、東京や大阪の宿泊施設は外国人でいっぱいと聞きます。実際、大阪などに行きますと確かに外国人が沢山います。そして平成32年(西暦2020年)に開催される東京オリンピックでは、世界各国から沢山の方が訪日されることになります。
こうした状況を鑑み、国土地理院では外国人向け地図への地図記号や地名表記についての取り決めを行い、去る3月30日に公開しました。
【国土地理院】サイトに公開された報告書はこちらhttp://www.gsi.go.jp/kihonjohochousa/kihonjohochousa60019.html
日本の地名等を英語で表記する際には、置換方式と追加方式の2種類があるそうです。
置換方式というのは、地名などのうち地形や種別を表す部分については英語表記とする方法で、例えば 富士山 は Mt.Fuji と表記されます。
一方の追加方式というのは、名称をそのままにして地形や種別を表す英語を追加する方式で、富士山であれば Fujisan Mt. となります。

今回の取り決めでは「神社仏閣名の英語表記は、追加方式によるものとする。『神社』は Shrine と、『仏閣』は Temple と表記するものとする」と規定されました。
日本人の間では一般に「神社を英語表現するとShrine」と認識されていることが多いようですが、神社=Shrine ではなく、神社本庁が発行した英文解説書によると「本来shrineとは成人の遺骨や遺物を安置した聖堂や廟のことを指す」としており、特に戦歿者を祀る護國神社などでは shrine と表記することで誤解を招く可能性があるので jinja を使ってゆくことを勧めており、今回の規定はこういった斯界の考え方にも合致するものです。

したがって、伊太祁曽神社の英文表記は Itakiso Shrine ではなく、Itakiso-jinja Shrine となります。
当神社では以前より Itakiso-jinja Shrine と表記してきましたが、適切な表示だったということですね。

【伊太祁曽神社 英文サイト】http://itakiso-jinja.net/tablet/index_en.html

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木祭りを斎行しました

4月3日に木祭りを斎行しました。
伊太祁曽神社にお祀りされている五十猛命、大屋津姫命、都麻津姫命の3柱は、我が国に樹木を植えて廻った植樹神として『日本書紀』に記されており、古くより木の神様として信仰のある神々です。
私たちの生活は、日々、木々より大きな恩恵を受けて成り立っています。そのことに感謝して毎年4月第1日曜日に執り行われているのが木祭りです。
もともとこの木祭りは4月3日が祭日として斎行されていましたので、今年は正に本来の日に行われました。
祭典では、宮司以下それぞれの代表者が玉串を捧げ感謝の誠を捧げました。祭典には木材関係者の参列が多く、和歌山市内は勿論、全国各地から多くの方に今年もお詣りいただきました。

祭典後は、神賑行事としてチェンソーカービングの実演奉納と餅撒きが行われました。

チェンソーカービング実演奉納は今年で12回目。毎回翌年の干支を彫ってもらっていましたので今回で十二支全てが揃いました。
奉納いただいているのは、この世界の世界チャンピオン城所啓二氏。約1時間で尾長鶏を彫り終えました。出来上がった作品はお祓いを受け、神前に飾られます。
また、今回で十二支が揃ったことから、神社より感謝状と記念品を贈呈いたしました。

恒例の餅撒きは、今年も和歌山木材協同組合を始めとする多くの方の協賛により行われました。
みかんコンテナ40杯分の紅白餅が常盤殿から一斉に撒かれると、集まった人々は大騒ぎ。今年も賑やかに、そして大きな事故もなく無事に餅撒きを終えることが出来ました。

桜の花も丁度満開で、参拝者はお花見も兼ねて一日を楽しく過ごしていただけたと思います。


【平成28年木祭り 餅撒き協賛者一覧】(順不同:敬称略)
・ 和歌山木材協同組合
・ 和歌山県森林組合連合会
・ 和歌山県木材協同組合連合会
・ 林業・木材製造業労働災害防止協会和歌山県支部
・ 和歌山植物輸出入検疫協会
・ 和歌山木材港株式会社
・ 和歌山木材港団地振興会
・ 木成クラブ
・ 株式会社朝間商会
・ 石井産業株式会社
・ 株式会社上市屋材木店
・ 紀州木材株式会社
・ 紀ノ川木材倉庫株式会社
・ 株式会社クズモト
・ 小浪木材産業株式会社
・ 有限会社白樫木材
・ 太平株式会社
・ 株式会社中長商店
・ 株式会社日本システム家具
・ 株式会社花畑
・ 株式会社早田商店
・ 株式会社宮本工業
・ 株式会社八栄商会
・ 保田木材店
・ 株式会社山紀商店
・ 株式会社山本進重郎商店
・ 株式会社湯川製材所
・ 有限会社和光産業
・ 伊太祁曽神社敬神婦人あじさいの会
・ 平田建設株式会社
・ 伊太祁曽神社を愛する会
・ サン・グリーン出版
・ 大徳寺昭輝
・ 皆川和輝
・ 岩橋憲策
・ 藤田佳子

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勧学祭を斎行しました

  3月20日春分の日に、伊太祁曽神社としては初めての勧学祭(かんがくさい)を執り行いました。
勧学祭というのは、文字通り「学びを勧める祭り」で、つまりは「学業成就祈願のお祭り」ということになります。
ランドセル清祓今春小学校に入学するお子様宛にご案内した所、7名の参列回答がありました。
通学時の事故なども増えている昨今、子供たちの登下校の安全祈願を兼ね、また新しいランドセルの清祓いを兼ねて執り行いました。

写真のように、小学校新1年生のランドセルを神前に供え、祭典では子供たちの名前と入学する学校名を奏上し、ランドセルと子供たちを鈴祓いし、子供たち1人1人を呼んで御神前でランドセルに腕を通してもらいました。

梅ジュースで直会祭典後の直会のお神酒は清酒ではなく、梅ジュース。
境内で採れた梅で造ったものですが、学問の神様とされる菅原道真公が好んだ梅の花にも通じるところがあり、縁起の良い飲み物だったのではないでしょうか。

来年以降も、春分の日に「勧学祭(ランドセル清祓い)」を行ってゆきたいと思います。

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紀元祭講演会「和歌山電鐵むかしむかし」

山東軽便鉄道路線図

2月11日(祝)午前10時斎行の紀元祭に引続いて、恒例の講演会を行います。
今年は、大正5年2月15日に開業した山東軽便鉄道(現:和歌山電鐵貴志川線)が開業100周年をいう節目を迎えるので、「和歌山電鐵むかしむかし」と題して、和歌山社会経済研究所元主任研究員の亀位匡宏氏にご講演いただきます。

開業当初の山東軽便鉄道は大橋~山東(現:伊太祈曽)で運行を開始し、やがて畑屋敷を経て中之島まで延伸しました。そんな「知られざる貴志川線の歴史」についてお話いただきます。

聴講は無料です。祭典に引き続いての開講となりますので、9時50分までに社務所へお越しください。

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初詣臨時駐車場



来年正月も上記地図の場所に初詣用臨時駐車場を準備いたします。
例年特に1月1日は境内駐車場及び伊太祈曽駅前臨時駐車場が混雑します。1~2時間待つことも珍しくないようです。玉置農機商会様、ガーデンボックス様、國友組様の御厚意で1月1日~3日の間臨時駐車場として使用させていただくことができました。
神社までは少々歩きますが、どうぞ御利用ください。

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祭典案内

12月1日 月次祭

12月10日 冬季祭

12月15日 月次祭(奥宮)

12月24日 天長祭

12月31日 大祓

12月31日 除夜祭

行事等案内

平成29年度 のぼり
奉納募集中

11月20日
境内清掃作業
朝8:30に朝拝を行い
お掃除を行います。
ご都合の許す範囲でご参加下さい。
途中からの参加も大歓迎です。

11月10,17,24日
真愛整体ヨガ教室
10:30より毎週木曜日(第5木曜日はお休み)に常盤殿で行っています。
回数券制なのでお気軽に
ご参加いただけると思います。

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