1日の木祭りでは桜が満開となり見事でしたが、そろそろ散り始めました。
強い風が吹くか、雨が降ったら今年の桜は終わりでしょうね。
境内の桜の木を良く見ると、ところどころに緑の葉が群生しています。
これは 「天狗の巣病」 という桜の病気なんです。
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枝を良く見ると、こぶ状にふくらみ、小枝がホウキ状に伸びています。
まるで 天狗の巣 の様に見えることからこの名前がついたといいます。
この病巣部分には花芽がつかないんです。
【右の写真中央の緑の葉が出ているのが病巣です。】
ソメイヨシノ はこの病気に非常にかかり易いのですが、薬剤などによる防除方法はないそうです。
発病したまま放っておくと胞子を出して健全な枝に広がり、やがて樹全体が天狗の巣となってしまうそうです。
また、胞子を出した枝は枯れてしまいます。
対策は、病巣を切除して焼却処分するしかないということですので、見つけては切るようにしています。
昔から、 「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」 といいますが、こういう場合は 「桜切らぬ馬鹿」 なんですねぇ。
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