2月26日に、和歌山市の有功小学校6年生光組の児童が、神社のことを調べにやってきました。
そのときのレポートが届けられました。【写真】
有功小学校は、和歌山市の有功地区にある学校で、伊太祁曽神社からは結構離れています。
和歌山県が 「紀伊国」 と呼ばれた背景には 「木の国」 と呼ばれた時代があり、「木の国」 は伊太祁曽神社と深い関係があるということから興味を持ったようです。
実は有功地区と伊太祁曽神社にも、深い深い関わりがあることを、児童は勿論、先生もご存じないようでしたが・・・。
[0回]
有功地区は和歌山市の北部に位置しています。伊太祁曽神社からは直線距離にして約10km離れており、間には紀ノ川も流れています。
簡単に言うと、有功小学校の児童の生活圏内に伊太祁曽神社は全くありません。
さて、有功地区には 伊達神社 という神社があります。ここにお祀りされている神様は、何を隠そう 「五十猛命」 なのです。つまり伊太祁曽神社の神様ですね。
ところで、五十猛命 という神様は、木の神・厄除け神として有名ですが、この木を植えて廻ったことから 有功神(いさおしのかみ) とも呼ばれています。『日本書紀』 にもその様に記されています。
有功神 と 有功地区。何か関係がありそうだと思った方は、なかなかよい感覚をしています。
有功神 の住むところだから 有功地区 という名前がついたというのが真相です。
「知ってか知らずか」 そんなご縁もあって、6年光組の子供たちはいろいろと神社のことを調べて帰りました。
その結果として、写真の様なレポートを送ってくれました。
みんなパソコンで作ってあるのですねぇ~。今の子供たちは違います(汗
なかなか立派な資料に仕上がっていますよ!
PR
COMMENT