今日は生憎の雨模様ですが、昨日は梅雨の晴れ間でよい天気でした。
気候が良くなると、朱印帖を持って参拝に来られる方が増えてきます。特に土曜日・日曜日には多く見えます。
全国一の宮巡拝会が発行している 一の宮専用の 朱印帖 や 軸 などもあり、これを持って廻っておられる方が多いようです。
この朱印帖は、ページ毎に朱印を押す神社名が記されているので大変便利です。
当神社でもお頒ちしております。お尋ねください。
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さて、和歌山県といいますか紀伊国には一の宮が3社あります。
なぜ3つもあるのかについては
こちら の過去記事を参照してください。
伊太祁曽神社は、西に日前神宮・国縣神宮(通称:日前宮)、東に丹生都比売神社となっており、間にあります。
一の宮朱印帖では、「
日前神宮・国縣神宮」「
伊太祁曽神社」「
丹生都比売神社」の順にページがあり、これも真中になっています。
自動車で参拝される場合には奈良方面から来ればまず丹生都比売神社になりますし、大阪方面からなら大抵日前宮となります。
電車の場合は、日前宮と伊太祁曽神社は貴志川線の沿線になりますが、日前宮の方が和歌山よりの駅になります。
そんなことから、当社を紀伊国3社の中で最初に参拝される方が以前は少なく、持参された朱印帖は大抵日前宮か丹生都比売神社の朱印が押されていました。
ところが最近、伊太祁曽神社に最初に来たという朱印帖が増えてきました。
どうやら
いちご電車 の影響が少なからずあるようです。
いちご電車は、当神社への参宮線でもある
和歌山電鐵貴志川線 を走る電車です。
平成18年4月に南海電鉄から経営を受け継いだこの会社は、とてもユニークな経営をされています。
そのひとつがいちご電車。終点の貴志がいちごの産地であることから、イメージさせてつくった電車で、外装もさることながら、木の国を走るに相応しい紀州材をふんだんにつかった内装もおしゃれ。
この電車に乗ろうと、全国から人が来る話題の電車です。
この電車の運転時刻はウェブで公開されていますから、簡単に乗る事が出来ます。
折角だから 「いちご電車」 にも・・・。という目的で来られれば、少しでも長く乗っていたいのが人情。
どうやら、そういった要因でこちらに先に来るケースが増えてきているようです。
昨日朱印帖を持って見えた子供連れの若い夫婦も、伊太祁曽神社に最初に来られたようなのでお聞きすると、自動車で一の宮を巡っており、今日も自動車で来たけど、これから いちご電車 に乗るとのこと。
伊太祁曽神社ご参拝の折には、是非 いちご電車 にもご乗車ください。
7月29日からは、真っ赤な 「
おもちゃ電車」 も運行を開始します!
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