7月7日から、毎日大型観光バスが1~2台、突然やってきます。
「たま電車に乗ろう!」 という団体旅行のバスです。
伊太祁曽神社に公共交通機関を利用して参拝する場合、JR和歌山駅から和歌山電鐵貴志川線に乗車して17分、伊太祈曽駅で下車します。(駅から徒歩5分)
貴志川線と言ってもご存じない方も多いと思いますが、「猫が駅長をしているあの電車」 というと、大抵皆さん 「あぁ!」 と仰います。
この貴志川線について記すと長くなるので、また機会を改めますが、ここには 「たま駅長」 の他にも、「いちご電車」 「おもちゃ電車」 「たま電車」 というユニークな車両が走っています。
特に、この3月に完成した 「たま電車」 は大人気です。
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これらの電車に乗って、たまスーパー駅長に会いに来る方というツアーが結構組まれています。
駅長のいる 貴志駅 には駐車場がありません。大型観光バスは駅前にすら入ることが出来ません。
(そもそも、私たちとしては電車に乗って存続に貢献して欲しいのです)
ということで、大抵のツアーは、伊太祈曽駅前の駐車場にバスを停め、皆さん伊太祈曽~貴志を電車に乗って「たま」を見に行くというパターンのようです。
この、たま電車ツアーを企画している旅行会社の中には、伊太祁曽神社参拝をあわせて行っているところがあります。
もともと、伊太祁曽神社を含む近隣の官幣社3社への参宮線として開業したのが、わかやま電鉄貴志川線の前身 「山東軽便鉄道」 ですから、こういう企画は喜ばしいことです。
単に、「たま駅長に会った」 「たま電車に乗った」 というだけでなく、「沿線には木の神様を祀った神社があったなぁ」 「なんか難しい字を書く神社があったなぁ」 と記憶の片隅にでも残してもらえるように、極力由緒説明をさせてもらうようにしています。
少人数の団体でも、どうぞお気軽に声をかけてくださいね。
出発時間までの都合に合わせて、由緒等を説明させていただきます。
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COMMENT
無題
電車に乗って、ゆっくりと三社参りでもしてみたいなあと思いつつ、いつもチャンスを逃がしています。
しかし、目的は何であれ、そうしてお宮を訪れて下さる方達が増えることは、嬉しい事ですね。
御由緒を説明していただければ、心にも残りますものね。
また今度、ゆっくりお参りにきたいな、なんて思い出して頂ければなおさら嬉しい事ですね。
*ぽぷら*様(Re:無題)
何も知らずに、また予定もせずに神社に来られた方にも、その記憶に残って貰えるということが大事だと思っています。
ですから、極力観光バスが来ると由緒説明をするんです。特にバスで来られた方は、もう一度来たいと思っても来方がわからないことがありますから、電車の話を絡めるようにしています。