地球温暖化対策に、地表の温度を下げようと、日本に昔ながらに伝わる 「打ち水」 が注目されています。
紀州・和歌山でも、平成19年から 「打ち水大作戦」 と称し、一斉打ち水を行っています。
伊太祁曽神社は、その初年度から一斉打ち水の会場になっています。
今年も、
7月31日(金) 茅輪祭本殿祭 当日 15:00
より行います。(打ち水大作戦 紀州・和歌山 の公式ウェブは
こちら)
[0回]
伊太祁曽神社に祀られている 木の神様 五十猛命(いたけるのみこと) は、『日本書紀』 の中で、日本に樹木を植えて廻った植樹神として登場します。
我々の祖先は、樹木を活用して家屋を造り、造船し、日用のさまざまな品を造りだしてきました。
そこで、木の神様を とても大切にしてきたのです。
時代が変わり、プラスティックなどが登場すると、加工しにくく、同一品質のものが得られにくい木材はあまり使われなくなってゆきました。
しかし、地球温暖化、CO2の排出量が問題と成り始めると、CO2を吸収する樹木が再び脚光を浴びてきました。
今日では、CO2の排出量削減と平行して、植樹や木材の活用がCO2固定化に繋がるとして、世界的感心を集めています。
地球温暖化の救世主に樹木あり!です。
そんなこんなで、打ち水大作戦 紀州・和歌山 の計画時から、当神社は関わってきました。
そこで、毎年 打ち水大作戦 の会場となっているのです。
打ち水は、一斉打ち水以外に、各自が行うことで効果があります。
ルールは簡単。打ち水の為に水道の水を使わない。この1つだけです。
風呂の残り湯や、雨水、クーラーの排水などを活用してください。
詳しくは、
打ち水大作戦 紀州・和歌山 公式ウェブサイト をご覧ください。
PR
COMMENT