11月に入り、七五三詣 に順次見えています。
1・2・3日の連休、8・9日の土日、それぞれに多くのお参りがありましたが、今年は15日が土曜日でしたので、この日がやっぱり多かった。
晴れ着に着飾った子供達が沢山 お参りに見えました。
ところで、今年の参拝を見ていて思ったことですが・・・。
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1、晴れ着の子供が例年より多い ・・・ような気がする。
七五三はもともと、子供のこれまでの成長を感謝し、今後更なる成長を祈願するものです。
同時に、髪置き・袴着・帯解などの儀式を行い、大人へのステップを踏む行事でもありました。
ハレの日ですから、晴れ着を着せてお祝いをしました。また神前に進むのにきちっとした格好ということもあったと思います。
でも、少し前は 「晴れ着」 でなく 「普段着」 での参拝ももう少し見られました。また 「晴れ着」 でも洋装も結構ありました。が、今年は 和装 が全般的に多かったような気がします。
2、数え年でにお参りが若干多い・・・ような気がする。
七五三のお祝いは数え年で行われました。明治以前は数え年で年齢を認識していましたからあたりまえなのですが・・・。
一般に満年齢でしか歳を数えなくなっている現代では、七五三詣も満年齢で行うことが増えていました。が、今年は数え年の子供達が多かった印象があります。特に数え3歳の子達。
七五三詣をいつ(何月何日)するのか、どういう風にするのか、を良く知らない親御さんが増えてきた結果、数え年何歳(平成何年生まれ)が七五三詣の年齢です。11月15日が七五三詣の日です。とアナウンスすることで、その通りにされる方が増えているのかもと思っています。(そんなに都合の良いことばかりではないのでしょうが・・・)
3、初穂料がお財布から直接という方が例年より多い・・・気がする。
お参りのお供えが、「祈祷料→代金」 という感覚になっているのかもしれません。
本来は神様にお供えするものですから、やはりちゃんと袋に入れて、表書きをしてくるものです。
でも2番のように知らないのであれば仕方の無いことかもしれませんね。今後はそういったこともきちんと情報発信してゆかなくてはいけないかもしれませんね。
と、まぁそんな印象を持った今年の七五三詣です。まだ11月いっぱいは七五三の参拝が続きます。
お参りに来てくれた子供さんたちが皆、健やかに成長しますように・・・。
(上記の感想は、私が個人的に感じたものであり、今年の全国的な傾向とかいうことではありませんので、あしからず・・・)PR
COMMENT
イベント?
ご祈祷料も写真屋さんに払う代金と同じ感覚?なのかも。
なたり~様
もっとも、神社側も一部では兄弟での祈祷に割引を適用するなど、代金のような扱いをしているところがあると聞きますが・・・。
伊太祁曾神社ではあくまで「お供え」と考えています。