子供みこし到着！

神幸祭には ３基の神輿 がでますが、これは 伊太祁曽神社の御祭神が ３柱 だからです。
神輿 は 文字通り 神様の輿 です。

　担ぎ棒からぶら下がっているところに人が乗るのが 駕籠（かご）。
　担ぎ棒の上に人が乗るところがあるのが 輿（こし）。

その ３基の神輿 とは別に、子供みこし が１基ありました。 
この子供みこしは氏子地区の小学６年生が担いでくれます。
ところが氏子地区内には小学校が２つあり、毎年交互に担当して担ぐことになっていました。

子供みこしが ２基 あれば、氏子地区で育った子供が全員みこしを担ぐことができるのに・・・。
その希望が実現しました！！
 

和歌山県の高野町森林組合が呼びかけて、紀北流域間伐協議会を構成する那賀広域森林組合、橋本市森林組合、かつらぎ町森林組合、和海森林組合の５森林組合で、子供みこし１基を奉納していただけることになり （製作は㈱尾上組、中前建具店） その神輿が到着！
奉納奉告祭ならびに清祓を行いました。



奉納の主旨はこちら

奉　納　「紀州材　丸太神輿」

　紀ノ川流域の森林は豊かな森林資源を有しています。また、この森林が水源かん養等の公益的な機能を発揮することで自然豊かな郷土の姿をみることができます。
　しかし、国土の保全や地球温暖化対策には、適切な森林整備を行う必要があります。
　そのためには間伐をすることで森林のなかに光を入れ元気な木が育ち、水や空気だけでなく、動物などのさまざまな命を育むようにする必要があります。
　紀北流域利用間伐協議会は間引いた紀州材を大切な資源として活用するために活動を始めました。
　木の国の子供達に、木のすばらしさと大切さを伝えるための「木育」の活動として、「紀州材　丸太神輿」を　木の神　伊太祁曽の神前に奉納するものであります。

平成二十年十月吉日