先日の出雲家族旅行の記事を書き終えたところですが、8月21~22日に再び出雲へと行って参りました。
今回は、氏子崇敬者を連れての参拝旅行。
「出雲大社特別拝観と伯耆国・因幡国一の宮巡拝」 として募集を行いました。
大社の特別拝観は8月17日で終了しておりますが、伊太祁曽神社の御祭神 五十猛命 と出雲大社の御祭神 大国主命 の浅からぬ御神縁から、この日程での特別拝観の許可を頂きました。
一般の特別拝観では連日1万人近い方が来られ、長時間並び、または苦労して拝観整理券を獲得し、後ろの人に押されるように御本殿を拝見させていただいた という様子でしたので、今回の 別枠 での参拝には予想を大幅に上回る参加希望があり、バスの台数追加を繰り返し、気がつくと6台230名もの大所帯となっていました。
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和歌山を7時30分、大阪と新大阪を8時に各バスが出発し、中国自動車道名塩SAで全車が合流。一路出雲を目指します。
車中で昼食を取り、予定通り午後2時に出雲大社に到着。早速正式参拝を致しました。
仮殿の前に整列し、宮司の玉串拝礼に合わせて参拝。千家権宮司様よりご挨拶を頂きました。
引き続いて御本殿へ。人数が多いため半分ずつ昇殿。更にそれぞれを数度に分けて、殿内を拝見しご説明いただきました。
私個人としては、つい10日前に拝見させていただいたばかりですが、やはり感激は一入。
比較的ゆっくりと時間を取っていただいたこともあり、前回よりもじっくりと拝見させていただきました。
地元出雲からご参加の方が、前回の御遷宮の記録集を持参されており、前々回の明治の大修築に際し、御本殿北方の祇園社へ仮遷座の為の浮橋が架けられている写真なども拝見させていただきました。
漏れ聞くところによると、明日は高円宮妃殿下の御参拝とか。
その準備などで大変にお忙しい中、職員の皆様にはいろいろとご手配、お気遣いいただきました。
参拝の後は、県立出雲古代歴史博物館へ。
博物館のエントランスには、発掘された古代御本殿の柱が展示されています。
出雲大社の宮司家である千家家に伝わる古文書に記されている 「三ツ金輪図」 そっくりの柱が出土したことから、16丈の高さがあると伝えられる古代神殿の信憑性が確かになったという貴重な遺跡です。
古代神殿を模した模型も展示されていました。
参加者の中には材木屋さんや建築に携わる方もいましたので、古代本殿の様式について建築的視点からの指摘を聞くことが出来、非常に興味深く感じました。
初日の予定はこれで終了。あとは玉造温泉の宿を目指すのみです。
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