伊太祁曽神社の 例祭 にはお神輿が出ます。
お神輿に神様が乗られて移動するお祭りを 神幸祭(しんこうさい) といいます。
さて、一般に神幸祭では 猿田彦 と呼ばれる、天狗の面をつけた人が行列の先頭を歩くことがあります。
これは、天孫降臨の際に 猿田彦神 が道案内をしたという神話に習って行われるものです。
伊太祁曽神社の 神幸祭 でも 猿田彦 が行列の先導を行います。
毎年氏子の中から選ばれた方が行うのですが、その衣装合わせが日曜日に行われました。
[2回]
猿田彦 の衣装はなかなかきらびやかです。
天狗の面をつけて、白髪の髪をつけ、帽子をかぶります。
錦糸をふんだんに用いた 狩衣 に 袴。
右手には 旗鉾 を持ち、そして腰には太刀を佩きます。
天狗面は非常に視野が狭いので、歩くのも一苦労のようです。
でもなかなか見事な格好でしょう?
神幸祭まで、あと2週間を切りました。だんだん準備が忙しくなってきました。
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