2月17日は、全国の多くの神社で 「祈年祭」 が執り行われます。
祈年祭 は 「きねんさい」 もしくは 「としごいのまつり」 と読みます。
神社での祈年祭の始まりについては諸説あるそうですが、
『古語拾遺』 (大同2年:西暦807年成立)という書物に記されたのを始まりとするのが有力なようです。
国家祭祀としては天武天皇4年(西暦675年)とされているようで、朝廷より全国の神社(官社)に対して幣帛が奉られています。
さて、祈年祭の目的ですが、一般には 五穀豊穣の祭典 と説明されます。
近年は、農業従事者の減少から、併せて工業・商業の繁栄も祈願されることが多くなっているようです。
しかし、律令を紐解いてみますと
「祈年祭とは歳に災いが起こらず、かつ順調に時が移り変わるように祈る祭典」 とされています。
(祈年祭。謂、祈は猶お禱の如し。歳災作らず、時令を順度ならしめんと欲して、即ち神祇官に於て祭る。故に祈年と曰う。)
「歳の災」 とは1年中不幸の無いように、そしてまた 「歳」 は 五穀 をも意味することから、五穀の作柄に災いの無いようにということだそうです。
さて、この祈年祭ですが、伊太祁曽神社では、大昔から2月19日に執り行われています。
今年も19日の午前11時に執り行います。
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