木の神様を祀る伊太祁曽神社(和歌山市鎮座)のブログ。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今回の研修会で、衣文と祭式の両方をあわせた一番の目的は、装束をつけた場合は、白衣袴姿での立ち居振る舞いと若干異なることを実感してもらいたいという点でした。
田舎の小さな神社で、宮司さんお1人で全て行っているようなところでは、なかなか規定通りに装束を着けて執り行うのが困難な場合もありますからね。
今回の研修会では、様々な装束を集めて紹介してもらいました。
左の写真は、大祭の時に着ける 正装 と呼ばれる格好です。
男子神職は 衣冠、女子神職は袿袴 が正装です。
右の写真は、正装して 大祭 を執り行うところです。
男子の正装には 赤、黒、青 とありますが、それぞれ身分によって色が決められています。
一番上位となる 黒 は、青年会の年齢では勿論、全国の神職を見渡しても着る事の出来る方は、極々限られていますが、今回は研修と言うことで特別に・・・。
女子の正装は、身分による色の違いはないそうです。
女子の 正装 を見る機会と言うのは、我々でも滅多にありませんので、大変勉強になりました。
COMMENT