2月11日は建国記念の日です。
いわゆる 「ハッピーマンデー法」 により祝祭日の意義がないがしろにされつつある風潮の中、2月11日がなぜ建国記念日になっているか知らない人も増えてきているのではないでしょうか。
この日を建国記念の日にするにあたって、我々の先人はずいぶん苦労を重ねられたようですが、その話は別の機会にします。
さて、伊太祁曽神社では毎年建国記念の日に 紀元祭 という祭典を執り行い、日本の建国をお祝いします。
全国各地の神社でも、紀元節祭、建国記念日祭などと名称が異なっても、多くの神社で祭典が執り行われます。
今を遡ること2673年、この日に初代神武天皇が即位された日とされ、これが日本の国のはじまりと位置付けられているからです。
伊太祁曽神社では毎年紀元祭に引き続き講演会を行っています。
2月11日に行われる講演会というのは大抵日本の建国にちなむものが多いのですが、それでは毎年内容が似通ってしまうため特に内容に範囲を設けず幅広く講演会を企画してきました。
・平成24年 「脳の話 ~脳卒中と認知症について~」
・平成23年 「山東地区の活性化について」
・平成22年 「貴志川線の未来と沿線の街づくり」
・平成21年 「裁判員制度について」
こんな感じで、氏子地域の方を中心に興味・関心が高そうな内容の講演会を行ってきました。
今回は、紀元祭、建国記念の日にふさわしい演題の講演会を予定しています。
「日本の領土・国境問題について」 と題して、防衛大学校名誉教授の佐瀬昌盛氏に御講演いただきます。
近年、竹島や尖閣諸島をめぐって韓国やシナが領有権を主張し、強硬策に出てくるなど領土問題についての関心が高くなってきています。また古くからある北方領土問題も未解決です。
これらの諸問題についての詳しいお話を聞くことができると思います。
聴講を希望される方は、紀元祭に引き続いての行事となりますので、祭典前 午前9時50分頃までに神社にお越しください。尚、講演会は概ね12時30分頃終了の予定です。
(今回の講演会は 「大切なことを学ぶ会」 との共催になっています。)
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