1月15日の 卯杖祭 には、古くから 裸参り が行われていました。
まだ、日が昇るより前、午前3時とか4時といった時間に、神社よりずっと北方の布施屋から、下帯だけで走ってきたといいます。
紀の川流域の成人になる通過儀礼のひとつでもあったようです。
家族は山東軽便で服を持って神社に先回りしたといいます。
この 裸参り の風習が、まだかろうじて残っています。
[1回]
地元の少年野球団である、山東スパークス が例年かかさずに裸参りをされています。
練習日との兼ね合いで1月15日の早朝とは行きませんが、祭礼直前の練習日の午前中に、写真のように上半身裸で、腰に注連縄を巻いて走ってきます。
今年は13日の今日、参拝がありました。
昭和50年代頃までは大人達による裸参りも、ジョギングブームなどに乗り、続いていたようですが、現在は絶えてしまっています。
かろうじて地元の80余歳になる古老が、ただ一人、昔ながらに午前5時に参拝をされています。
今年も自宅から上半身裸でお参りをされる予定です。
腰に巻いた注連縄は、写真のように参拝後は、神前の杉の木にくくりつけて、無病息災を祈願します。
この注連縄は節分まで、神前にくくっておきます。
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今年も15日午前5時30分にお参りされました。
いずれ、何らかの方法で早朝の裸参りも賑やかに行いたいと思っています。