出雲大社参拝の後は、旧大社駅に行ってきました。
大社駅は、山陰本線の出雲市駅を基点とする国鉄大社線の終点でしたが、平成2年3月31日の大社線廃線と共に廃止となった駅です。
いうまでも無く、出雲大社参拝の為に引かれた路線であり、またそのための最寄り駅でした。
[0回]
駅の概観は味がありましたが、構内も写真のように非常に味があります。
大社駅は明治45年に開業以来、多くの参詣客を送迎し、列車も 急行「いずも」(東京~大社)や急行「だいせん」(京都~大社)などの愛称付き列車をはじめ、大阪・名古屋などからも大社までの直通列車があったようです。
また、お召し列車や多くの団体列車も発着したとか。最盛期には年間280本もの臨時列車が発着したこともあったそうです。
しかし時代の変化により、観光バス、マイカーによる参詣者が増えるにつれ乗客は減り、ついには廃線となってしまったとか。
既に廃止より20年近い年月が過ぎていますが、この宮殿風の駅舎は非常に味があり、大切に保存されているようです。
ずらりと並んだ改札口に、往時の賑わいが偲び取れました。
写真の改札口は臨時に使われたもののようで屋外にずらりと並んでいました。
通常は、駅舎内の改札口を使用していたようです。PR
COMMENT