神社の神主さんになるには、「神主の資格」 というものが必要です。
資格といっても、国家資格ではないので、国家試験を受けるのではないのですが・・・。
祭式(神事における作法など)や衣紋(装束などの着付けや取り扱い)、祝詞(神前で神様に奏上する詞の読み方や作り方)、神社・神道の歴史、宗教法人に関する法規的なこと・・・等々。
こういったことを勉強して、試験を受けて、合格すると初めて 資格 をいただくことができます。
この 資格 を取ることができる大学は 日本に2つだけあります。
東京の國學院大學 と 伊勢の皇學館大學 です。
前者の卒業生を 院友(いんゆう)、後者の卒業生を 館友(かんゆう) と呼びます。
その館友の卒業生が集まる 館友会 の全国大会が 今日・明日 と開催されます。
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伊太祁曽神社の神主は、宮司以下皆館友です。
今年は和歌山県が当番で、勝浦町で行われることになっています。
本当は皆揃って出席して、全国から参加される皆様のご接待をしなくてはなりませんし、したいところですが、神社を空っぽにしてしまうわけに行きません。
また、昨日まで1泊2日で氏子・崇敬者の皆さんと共に 出雲国・伯耆国・因幡国の一の宮巡拝旅行がありましたので、社務も少し溜まっています。
ということで、宮司が出席し、禰宜以下は神社で留守番ということになりました。
お集まりの皆様には、本日全国大会を行い、明日は熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の所謂 「熊野三山」 巡拝をしていただきます。
これらを含めて、是非是非和歌山県の良さを堪能してお帰りいただきたいと思います。
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無題
尼の教育情報委員様
でも参加した皆さんがご満足いただけたのであれば非常にうれしく思います。
私もまたお目にかかれるのを楽しみにしております。