木の神様を祀る伊太祁曽神社(和歌山市鎮座)のブログ。
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1月15日の卯杖祭には、昔は 「裸詣り」 といって、下帯1つで参拝する習わしがありました。
紀の川沿岸に住む若者が成人儀礼の1つとして行っていたようで、まだ日の出前の星も凍てつく中を歩いて参拝に来たと聞きます。
神社より5kmほど真北の布施屋駅から歩いてきた若者も多く居たといいます。
家族は貴志川線に乗って伊太祈曽駅まで着替えの服を持って来て、一緒に参拝して帰った様です。
この裸詣りの風習を、今も地元の古老がただ1人守っておられます。
今年も15日の朝5時半頃参拝に見える予定です。
昔より続く 「裸詣り」 とは少し違った形態ですが、ここ数年来、地元の少年野球チーム 「山東スパークス」 が裸詣りを行っています。
参拝時間は日中で、参拝日も15日が祝日(成人の日)で無くなってしまったため、15日に近い練習日(土曜・日曜)に参拝に来ます。
今年は今日14日に参拝しました。
子供たちは神社まで腰に注連縄をつけ上半身裸で走ってきます。
神社に到着すると、手水を取って体を清め、拝殿前に整列します。
そしてお祓いを受けて参拝をします。
お参りが済みましたら、それぞれ腰につけた注連縄を外して、拝殿前の杉にくくりつけ、健康を祈願します。
この注連縄は立春までの間、杉の木につけたままにしています。
今年も寒い中、皆とても元気良くお参りしました。
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