木の神様を祀る伊太祁曽神社(和歌山市鎮座)のブログ。
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おみくじ というのは、神様の御託宣(ごたくせん)をいただくものです。
もう少し平たく言うと、神様から貴方へのメッセージです。
その結果を大雑把にまとめた結果が 「大吉」 であり 「中吉」 です。
一応、おみくじの順番は
大吉 > 中吉 > 小吉 > 吉 > 末吉 > 凶 > 大凶
とされています。
( 大吉 > 吉 > 中吉 ・・・ というところもあるようです)
しかし、本当に大事なのはその内容です。
例えば、次の2つのおみくじがあったとします。
イ) 「大吉」 学業・・・危うい、出産・・・軽い、病気・・・長引く、失せ物・・・出難い
ロ) 「末吉」 学業・・・安心して勉学せよ、出産・・・軽い、病気・・・重いが直る、失せ物・・・高い所にある
この場合、受験生にとっては 「大吉」 よりは、きっと 「末吉」 の方が良いのでしょう。
妊婦の場合はどちらでも良いかもしれません。
病人は状況によりけりでしょうか?
物を無くして困っている人は、多分 「末吉」 の方が良いでしょう。
引いたおみくじですが、本来は持ち帰るものだと思います。
お守り袋などに入れて、時々読み返し、書かれていることを謙虚に受け止め、見直す事が必要です。
心願叶って、神前にお礼参りをし、その おみくじ を結んで帰ります。
また、あまり芳しくない結果の場合は結んで、神様にお力を頂く事を祈願するという考え方もあります。
いずれにしても、境内には みくじ結び がありますので、こちらに結んでください。
境内の木々に結んで帰る方がいますが、木々が痛んだり、成長の妨げになります。
木の神様の境内で育つ木々にその様な事をするのは、芳しくない事です。
おみくじを結ぶ場合は、必ず みくじ結び所 にお願いいたします。
(ちなみに、この みくじ結び所 も宮司の手作りです)
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