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木の神様を祀る伊太祁曽神社(和歌山市鎮座)のブログ。

木の国神話の社 禰宜日誌

   

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お宮だより 5月号

9bdf4631.jpgお宮だより5月号をUPいたしました。
前号より、巷での新聞活字大文字化(メガ文字などとも呼ばれていますが)に倣い、活字を大きくしました。従来のA4版1面ですと文字数が減ってしまいますので2面に拡大し、構成も少し変更してみました。

<主な記事>
・木祭り斎行
・親子木工教室
・桜苗木植樹
・神社めぐりスタンプラリー
・境内清掃奉仕
・主な参拝
・今月のお祝い


「お宮だより」 は神社の今月の祭典・行事の案内や、先月の行事やお祝い事でのご参拝等の報告を記載した社報です。  

神社公式ウェブページでもご覧いただけますが、「ときわ会(崇敬会)」会員の皆様には毎月送付いたしております。(入会要項はこちら
「ときわ会」は、木の神・いのち神である五十猛命の御神徳に預かる崇敬会です。
会員の皆様には「お宮だより」送付のほかにも、年頭には神札、誕生月には誕生守り(個人会員のみ)の送付などを行っています。
他にも「お宮だより」に掲載されない諸行事の案内なども送らせて頂いております。
是非一度ご入会をご検討ください。

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割り箸を使うのは森林破壊になるのか? その4

割り箸論争の4回目です。
日本の割り箸需要は中国が支えていることを前回記しました。同時に中国の森林破壊の要因に割り箸が数えられることも記しました。
それでは中国からの輸入をやめればよいのか、割り箸の利用はやっぱり良くないのか、もう少し考えて見ましょう。

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全国一の宮巡拝会

bb9dea5c.JPG全国にある一ノ宮を参拝する人たちで結成した 全国一の宮巡拝会 の皆さんが参拝されました。

一ノ宮 は、平安時代にできた一種の社格で、朝廷による祭祀や奉幣が行われたり、国司が赴任する際に参拝する神社とされてきました。
但し、国家や国司が一ノ宮を指定したのではなく、各国毎に由緒の深い神社や信仰の厚い神社が自然に 「一ノ宮」 と称されるようになりました。

やがて江戸時代になり、庶民の間にも一ノ宮参拝が広がり、現代まで続いています。

全国各地から一ノ宮を巡拝する方が集まり、今回は紀伊国一ノ宮3社を参拝されます。

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みどりの日の木工作教室

5月4日は みどりの日 です。

昨年より4月29日が 昭和の日 と改称され、同時にそれまで 国民の休日 となっていた5月4日が みどりの日 と変更されました。

祝日の主旨は以前と同じで、「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。」 となっています。

この主旨にそって、今年は木工教室を開催することにしました。
古来より日本人は家屋や船などの大きなものから、箸や食器などの小物までいろいろなものを木で造って生活してきました。木々の恩恵を大いに受けてきたのです。

木の恵に感謝しつつ、その恩恵に預かり小物を作成するのです。対象は小学生とその親。親子の自然の恵みのふれあいの場にします。
何を造るかは当日のお楽しみ。費用は無料です。
参加を希望される方は、神社まで電話にてお申し込みください。定員(20組)になり次第締め切らせていただきます。

ちなみに昨年は、秋篠宮家の悠仁親王殿下の生誕を祝い、御印である高野槙の植樹を行いました。

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割り箸を使うのは森林破壊になるのか? その3

割り箸論争についての掲載も3回目になりました。
前回は、現在日本で使用される割り箸の9割超が輸入に頼っており、その内の98%が中国からの輸入ということを記しました。
 
中国国土に占める森林の割合は17%、一方日本は46%であり中国の狭い森林を伐採するのは良くないという意見があります。ところが、中国国土は960万平方キロ、日本は38万平方キロですので面積で示すと中国の森林は163.2平方キロ、一方日本の森林は17.5平方キロとなります。面積でいうならば中国は日本国土の4倍以上の森林を保有しているともいえます。これを「中国の森林は少ない」と考えるか否かは個々の判断にお任せします。また中国製割箸材料のうち67%はロシアとモンゴルの材木という統計もあります。

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世界最高齢の木 樹齢9550年

すごい木が見つかったものです!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080419-00000029-jij-int

 スウェーデン中部ダーラナ地方の山で、樹齢9550年と推定されるトウヒ類(マツ科の常緑針葉樹)を発見したと、同国のウメオ大研究チームが19日までに発表した。これまで世界最高齢の樹木は北米の樹齢4000~5000年のマツ類とみられてきたが、放射性炭素による年代測定の結果、大幅に更新された。
 この木の発見場所付近では、遺伝情報の分析により、この木から分かれたとみられる樹齢9000年、5660年、375年の木もあった。同国の山岳地帯では、同8000年以上のトウヒ類がまとまって生えている所も見つかった。


日本での樹齢の長い木としては、屋久島の縄文杉 が有名ですが、これでも樹齢7200年だそうです。
(ちなみに、最近では7200年説は否定されているようです・・・)

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割り箸を使うのは森林破壊になるのか? その2

前回は「割り箸は処分される端材や間伐材を原料に製造される」と記しました。そのまま考えるとリサイクルの一種ともいえることであり「割り箸の利用は環境にやさしい!」ということになりますが、残念ながらそんなに単純なことではありません。

需要の増大とともに、建築には適さない樹木も原料として使用されるようになりました。また海外からの輸入材も用いられるようになっています。

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映画 靖国YASUKUNI

在日中国人監督が作成した映画 「 靖国 YASUKUNI 」 を巡って、様々な論争がおきているのは皆さんご周知のことと思います。

・「反靖国」 のプロパガンダ映画だ
・特定の思想に偏った映画に対して、税金から捻出される助成金が出るのはおかしい
・映画の内容については表現の自由だ
・右翼団体からの圧力で上映中止に追い込まれた

いろいろな観点から話題になっています。
私自身は内容に賛成できない映画のように感じていますが、これは周りの方々のいろいろな意見から推察しての判断でしかありませんでした。
実際にプロモーションや予告編すら観たこともないので、基本的に考え方を公に示すのを保留していました。

今回、ブログで取り上げようと心変わりしたのは、この記事を新聞で読んだからです。

【Yahoo!ニュース】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080412-00000100-jij-soci

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有朋自遠方来 (ともあり えんぽうよりきたる)

ブログにときどきコメントをいただいている まるすぎさん が参拝に来られました。
まるすぎさん は福岡県木材青年会の会員で、昨年実施の木青会全国大会のPRに、一昨年の近畿地区大会に来られ、そのとき初めてお会いしました。
実にその時以来の再会ですが、その間メールやらブログやらで時々意見交換をしていました。

DSC_0132.JPG今回は、「関西方面に来られるので・・・」 ということではなく、「伊太祁曽神社にお参りしよう」 という主旨でこちらに来られたとか。
全国大会の委員会メンバー6名で参拝されました。早朝に福岡空港を出発されて、お昼に到着。正式参拝の後、昼食をご一緒しました。
平成22年6月には大阪で全国大会が予定されていることから、大阪木青会のメンバーにも声掛けして昼食・情報交換会。
お互いに有意義な時間を過ごせたのではないでしょうか?
この後、まるすぎさん達は白浜温泉に宿泊し、明日は高野山を参拝して福岡に帰られるそうです。
道中の安全をお祈りいたします。

また、広島でお会いしましょう!

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木祭り

6日は 「木祭り」 でした。
日々の木の恩恵に感謝するという主旨の祭礼で、木材関係者をはじめ、氏子崇敬者が多く参列される祭典です。

午前11時から神事を執り行いました。
宮司玉串に続いて、神社関連団体(総代会、月次会、敬神婦人会、崇敬会)の各代表や、木材関係団体(和歌山県木材連合会、日本木材青壮年団体連合会など)の各代表、国会議員などが玉串拝礼を執り行い、常日頃からの木々の恩恵に感謝の誠を捧げました。

祭典に続いて記念植樹。今年は 「楓」 と 「蝋梅」 の2本を植えました。
引き続いて祭典参列者は直会会場である常盤殿に場所を移し、直会を行いました。

午前12時30分から、恒例になりましたチェンソーカービングの実演奉納。
今年も世界チャンピオンである城所啓二氏が奉納をされました。
毎年、翌年の干支を彫ってもらうことになっているのですが、準備された丸太をどのように彫刻するのか非常に興味がありました。
8d7c9b8e.JPGDSC_0072.JPGDSC_0090.JPG









見る見るうちに丸太が梳られ、丑の頭部が出来上がってきました。
1時間の彫刻時間は本当にあっという間です。
出来上がった丑の右目には節があたったため、黒目が入っているように見えます。
こういう部分が生かされるあたり、やはり技術の高さを感じます。

DSC_0077.JPG午後1時30分からは 「餅撒き」。
非常に多くの人で押し合いへし合いの中、合計400kgの餅が参拝者に向かって撒かれました。
餅撒きは、和歌山木材協同組合をはじめ、ご協賛の皆様の奉納で行われている行事で、奉納者の方々が常盤殿2階の欄干から 「紅白の餅」 や 「福」 と食紅で書かれた餅を撒きます。

DSC_0041.JPG他にも、境内では 神社の鎮座する山東(さんどう)地区名産の朝掘りタケノコ や 隣の貴志川町名産 イチゴ などをはじめ、野菜・果物の青空市、木工品の展示即売会、花・苗の植木市、敬神婦人会によるお茶席などが境内で催され、終日多くの人で賑わいました。

週間予報では降水確率80%とされていた天気も、前々日は50%、前日には30%と変わって行き、結局1滴の雨も降ることなく、好天に恵まれた中の祭典日となりました。
桜も満開、ここ暫くの中でもっとも好天候の 木祭り となりました。

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雨ニモ負ケズ・・・

DSC_0125.jpg昨日は昼前から雨が降ってきました。
一昨日の 木祭り では桜が満開 というより 散り始め となっていましたから、この雨で花が全て落ちてしまうのではないかと心配していました。
(木祭りの様子については近日中にUPしますからしばしお待ちを!)

今日は結婚式があったのですが、実は桜の花の下で挙式を行いたいとの希望でしたので、ハラハラしていました。
朝はまだ薄曇りの天気でしたが、桜の花は無事でほっとしていましたら、挙式の時間には晴れ間が覗く好天になりました。

DSC_0126.jpgむしろ花吹雪の中での挙式となり、非常に良かったのではないでしょうか?
散った花弁は池にも沢山浮いていて美しい風景を造っています。

新郎新婦はお昼過ぎまで、友人たちと一緒に境内の桜と写真を撮っていました。

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割り箸を使うのは森林破壊になるか?

過日、材木屋の友人が「割り箸を使おう!」という記事を書いているのを拝見しました。
巷では「割り箸の使用は森林破壊に繋がる。自前の箸を持ち歩き、割り箸の使用量を減らそう」という声があちらこちらで聞かれ、「マイ箸」「エコ箸」といった運動が盛んにされています。
こういった世間の動きとは真っ向から対立する意見ですが、なぜそんな主張がでてくるのか、また実際は割り箸と森林破壊の関係はどうなっているのか気になったので調べてみました。

(長文になりますので、数回に分けて記載させていただきます)

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引越し

チェンソーアートの龍昨年の木祭り直前にご奉納いただいたチェンソーカービングの龍ですが、この度移転しました。

この龍は、毎年 「木祭り」 で実演奉納されるチェンソーカービングとは規模が異なるものです。
その大きさや、精巧さには驚くばかりです。
ただ非常に繊細な作品であることと、作品の質が異なるため、他の作品とは別に保存してきました。

具体的には 「有功殿(いさおでん)」 という建物の中で保存していたのです。
そのため、参拝者の誰もが気軽に拝観できるとう状況にはありませんでした。

DSC_0028.JPGこの度、ようやく参拝の皆さん誰にでも拝観して頂けるようにと、台が完成し神饌所横に安置することができました。
この場所は、祭礼のときの祓所、即ちお祓いをする場所です。
また、ご祈祷の際にお祓いをする場所の前でもあります。

8b590a9e.JPGその場所にこの龍が睥睨して鎮座している様は、正に清めの場。

本殿と並んでいる姿は、ただの龍ではないという雰囲気をさらに強調しています。

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清明

桜満開4月4日は清明です。

「清明って何??」 多くの方が思ったかもしれませんね。
二十四節季のひとつで、概ね4月5日前後になります。
「万物がすがすがしく明るい美しいころ」 だそうです。丁度お花見シーズンですね。

お隣の中国では、この日に祖先の墓参りをして、掃除をする日なのだそうです。
日本の場合は、先日のお彼岸で済みましたね。

写真は境内の桜の様子です。今が見頃です。

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卯月(うづき:4月)

今月の祭礼は以下の通りです。
 1日 午前9時 月次祭
 6日 午前11時 木祭り
15日 午前9時 月次祭(奥宮)
29日 午前10時 昭和祭

今月は12日に境内清掃を行います。

今月の戌の日は4日(金・大安)、16日(水・先勝)、28日(月・先勝)です。
ご祈祷と六曜(大安とか仏滅)の関係についてはこちらを参照してください。 

4月4日 清明
4月17日 土用入り (これ以降立夏までは地鎮祭などはよろしくない)
4月20日 穀雨
土用と地鎮祭の関係についてはこちらを参照してください。

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