木の神様を祀る伊太祁曽神社(和歌山市鎮座)のブログ。
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1月15日の卯杖祭の 「卯杖」 とは 「魔除け・厄除け」 の杖です。
卯杖は祭典で本殿に奉奠し、一般には授与しておりません。
そこで、今年から 「卯杖」 を記した絵馬を授与することにしました。
15日に厄祓いのご祈祷を受けられた50名に限り授与いたします。
午前10時に斎行される本殿祭で神前にお供えします。
当日のご祈祷は午前11時からとなります。
この 「厄除け卯杖絵馬」 の裏面に、お名前と年齢を記して絵馬掛けに掛けてください。
今日から、恵比寿神を祀る神社では 「戎祭=通称:えべっさん」 が行われます。
今日、9日が「宵戎」。明日10日が「十日戎」「本戎」。11日が「残り福」。
和歌山市内でもいくつか十日戎が行われますね。
今月の祭礼は以下の通りです。
1日 午前8時 歳旦祭
3日 午前8時 元始祭
14日 午後8時 卯杖祭 粥占神事
15日 午前10時 卯杖祭 本殿祭
今月の戌の日は 4日(木・友引)、16日(火・友引)、28日(日・先負)です。
1月15日の卯杖祭は古来より伝わる、厄除けの祭典です。
平安時代の儀式書 『内裏式』 など 「卯杖祭」 は見ることができ、この時代には宮中でも祭典が行われていたことがわかります。
伊太祁曽神社の卯杖祭では前日夜に小豆粥を炊き、その粥に竹筒を沈めてそこに入った粥の量で農作物の豊作・凶作を占います。
翌15日の本殿祭では、厄除けの 「卯杖」 を本殿にお供えし、厄除けの神事を執り行います。
この日は午前11時より一般の厄除け祈願を行います。平成19年の厄年は以下のとおりです。
男 性 |
女 性 |
|
厄 年 |
25歳 (昭和58年生まれ) |
19歳 (平成元年生まれ) |
前 厄 |
41歳 (昭和42年生まれ) |
32歳 (昭和51年生まれ) |
本 厄 |
42歳 (昭和41年生まれ) |
33歳 (昭和50年生まれ) |
後 厄 |
43歳 (昭和40年生まれ) |
34歳 (昭和49年生まれ) |
厄 年 |
61歳 (昭和22年生まれ) |
37歳 (昭和46年生まれ) |
厄年は数え年で数えますので、満年齢や生まれ月は関係ありません。
また、地域によっては上記以外の年齢を厄年とすることもあります。
厄除け祓い祈願は、新春の間に行うのが昔からの習わしです。
つまり1月1日から節分(2月3日)までに行うものです。
当神社でも、随時御祈願は行っていますが、1月15日は特に厄除けにちなんだ祭典ですので、この日に祈願されることをお薦めいたします。
お正月休みも明けて「仕事始め」になったところも多いと思いますが、今日から早速「3連休」。
「ハッピーマンデー」政策には異論がありますが、それはここでは置いといて・・・。
今日は朝から雨が降っており、参拝の人出は少ないです。
恒例で6日に参拝の企業、社業繁栄祈願が主です。
日本海側では大雪との予報も出ていますから、そちら方面の神社は大変ですね・・・。
歳旦の人出は、概ね例年並。2日は雨で人出が少なかったですがね・・・。
当神社では1月15日に厄除けと農作物の豊凶占いの祭典、「卯杖祭」があります。
そろそろその準備にかからなくては・・・。
1月下旬まで休み無しです。
新年おめでとうございます。
平成19年の幕開けです。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今年は亥歳。猪突猛進の年ですが、がむしゃらに進んでも駄目です。
当神社拝殿には斜面を駆け上る「昇り亥」がございます。
この亥にあやかって、皆様がますますご隆盛になりますことを祈念申し上げます。
平成19年は丁亥(ていがい:ひのとい)歳です。
十二支の亥はイノシシとされています。
神社には様々な動物をお使いとしているところがあります。
春日のシカ、熊野のヤタガラス、日吉のサル、天満宮のウシなど・・・。
イノシシがお使いというところもあるようですね。
京都の護王神社や滋賀の馬見岡綿向神社などがそうみたいです。
伊太祁曽神社も少しばかり亥と関連があります。
今日で「御用納め」という会社も多いのではないでしょうか。
毎月1日に月参りに来られている会社の皆さんが、御用納めの参拝に見えていました。
世間一般がお正月休みに突入する頃、いよいよ準備はピークを迎えてきます。
昨日は時々雨の降る天気にもかかわらず、一の鳥居に門松を設置しました。
門松というのは、年神様(歳徳神)の宿る神籬(ひもろぎ)ともいえるものだそうです。
この門松、当神社宮司の手作りです。
ちょっとした玄人顔負けの出来だと思いませんか。
神社の鎮座する山東地区というのはタケノコの産地として知られるところですので、竹の調達には困らないんです(笑)
どちらかというと、葉牡丹の入手に苦労する・・・。
門松の竹が斜めになっているのを良く見かけますが、小笠原流礼法家元によると斜めに落とすのは「武家流」だとか。
残り僅か、今日も迎春準備に追われています・・・。
26日 大雨
27日 時々雨
歳旦準備は屋外の作業も多いのですが、雨が降っては作業ができません。
今日は雨があがった合間に作業を行いました。
神社の敬神婦人会、通称「あじさいの会」の皆さんが境内清掃奉仕にきてくれました。
昨晩の雨風で御垣内にも拝殿前にも杉葉が多く落ちましたので、これらの清掃を含めてご奉仕いただきました。
正月に出る屋台も搬入が始まりました。
お正月は、わくぐり祭(夏祭り)ほどではありませんが、露天が出ます。
お好み焼きやたこ焼き、鯛焼き、わた飴、くじ等々・・・。
全部で15~20軒くらいでしょうか。
こういったものが境内に並び始めると、いよいよ本当に押し迫ってきたなぁという気がします。
まだまだ、いろいろと準備しなくてはならないのですが・・・。
お宮だより1月号を発行いたしました。
<主な記事>
・年頭宮司挨拶
・平成19年 厄年表
・先月のお祝い
神社公式ウェブページでもご覧いただけますが、「ときわ会(崇敬会)」会員の皆様には毎月送付いたしております。
「ときわ会」は、木の神・いのち神である五十猛命の御神徳に預かる崇敬会です。
会員の皆様には「お宮だより」送付のほかにも、年頭には神札、誕生月には誕生守り(個人会員のみ)の送付などを行っています。
他にも「お宮だより」に掲載されない諸行事の案内なども送らせて頂いております。
是非一度ご入会をご検討ください。