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木の神様を祀る伊太祁曽神社(和歌山市鎮座)のブログ。

木の国神話の社 禰宜日誌

   

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葉月(はづき:八月)

今月の祭礼は以下の通りです。
   1日 午前9時 月次祭
  15日 午前9時 月次祭(奥宮)

今月の戌の日は 8日(水・先勝)、20日(月・友引)です。
ご祈祷と六曜(大安とか仏滅)の関係についてはこちらを参照してください。 

8月8日 立秋
8月23日 処暑

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茅輪祭

31日の茅輪祭の行事予定です。

午前11時 本殿祭

午後3時30分 打ち水大作戦

そうめん流し午後6時 暗算王決定戦 (フラッシュ暗算)

午後7時30分 夏踊り大会 パートⅠ (民謡踊り)

午後8時 バンド演奏

午後8時30分 夏踊り大会 パートⅡ (紀州よさこい)

午後9時 抽選会

夕刻よりは屋台や、敬神婦人あじさいの会による 青竹そうめん流し が行われます。

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茅輪祭 くぐり初め神事

大祓詞奏上昨晩は、茅輪祭(ちのわまつり)の宵宮(よいみや)でした。

午後6時に、くぐり初め神事 を執り行いました。
神事では、雅楽の先導で宮司以下祭員が参進し、修祓の後、宮司が大祓詞を奏上します。
茅輪祭は、俗に わくぐり とも呼ばれる、夏越祓の神事で、大祓詞奏上の後は、各自が人形(ひとがた)に、自分の知らず知らずの罪・穢れを移して、お祓いをします。
参列者暑い中、非常に大勢の方にご参列いただきました。

続いて、大茅輪の麻緒を宮司が切り開き、茅輪のくぐり初め式を行います。
宮司に続いて、祭員また氏子総代、月次会、敬神婦人あじさいの会、ときわ会などの神社関連団体の方、また地元自治会長さんなどが特別参列者として、まず大茅輪を3度くぐります。

くぐり初め式茅輪の材料となる茅萱は非常に生命力の強い草であることから、夏の暑さをこの草の生命力にあやかって乗り切ろうという先人達の知恵ではないでしょうか?
一般に茅輪を8字に3度くぐるのですが、伊太祁曽神社の場合は大茅輪の設置場所との兼ね合いで、一方向にしか廻れません。が、3度くぐることに変わりはありません。

くぐり終えると、人形を祭壇に納めて、お参りします。その後、小茅輪を受けて帰り、家の玄関に掛けるのです。

賀川けい子30日は、ラジオの和歌山放送(WBS)さんの番組を、境内特設舞台から公開生放送を致しました。
賀川けい子さんの、「賀川けい子のファッショナブル・ナイト」という番組が放送され、また番組後は、歌手でもある賀川さんのミニコンサートも行われました。
また、雅楽の演奏や、地元の方による歌謡大会が行われ、夜半まで大勢の参拝者で賑わいました。
31日は、また違う奉納行事が予定されています。

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大茅輪づくり

いよいよ、30・31日の茅輪祭が近づいてきました。
27日には、氏子総代と敬神婦人あじさいの会の皆さんで、大茅輪づくりと境内清掃奉仕をして頂きました。

茅萱茅輪に使う茅萱は、氏子総代がそれぞれ前日に袴をとり、1晩陰干ししたものを1束づつ持参してきます。
使う茅萱の量は、右の写真に写っている分。
写真の手前側にも同じだけ並んでいますから、ざっとここに見える分の倍ということになります。


縄を綯う茅輪は、まず茅萱で細い縄を綯い、その縄で芯に沿わせた茅萱を巻きつけて固定して行きます。

結構長い縄が必要になります。
総代のOBさんにも手伝っていただき、順調に作業は進みます。


大茅輪お昼前には、立派な茅萱が出来上がりました。
ことしも、いい大茅輪です。あとは、幕を張って、紙垂をつけて出来上がり。

既に大茅輪の後方には、今年の祭典にご協賛いただいた皆様の氏名・会社名を記した奉納行灯が並んでいます。
ここまで進んでくると、いよいよ わくぐり という気がしてきます。

この大茅輪は、30日の午後6時に行われる くぐり初め神事 でお祓いの後、ぐくることができます。

30日、31日共に、夕刻より様々な奉納行事が行われます。
夏祭りに是非お参りください。


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スキヤキ・ウェスタン

神社界でもメーリングリスト(ML)というものがあります。
なんか、神社とITが結びつかないというイメージもあるかもしれませんが・・・。

さて、その中で最近流れてきた話題に、非常にショッキングな事がありました。

まずは、こちらの
リンク をご覧いただき、続きはこちら をクリックしてください。
特に、リンク先を拝見して、違和感を感じた方、不快感を感じた方には、是非続きを読んでいただきたいです。

鳥居に死体を吊るす表現については、ポスターや予告編から削除され、公式ページからもなくなりました。
映画関係者の皆様のご理解と、既に作成後の変更に対する労力等に感謝いたします。

日本を正しく理解してもらう為には、日本人自らが正しく情報発信をする必要があると思います。
今後とも、よろしくお願いいたします。

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お宮だより 8月号

お宮だより 8月号お宮だより8月号を発行いたしました。 

<主な記事>
・七夕飾り作成
・和歌山県敬神婦人連合会総会
・神社総代会和歌山支部総会
・奥宮玉垣改修工事
・例祭(秋祭り)について
・橋の改修について
・打ち水大作戦
・今月の参拝・お祝い


「お宮だより」 は神社の今月の祭典・行事の案内や、先月の行事やお祝い事でのご参拝等の報告を記載した社報です。  

神社公式ウェブページでもご覧いただけますが、「ときわ会(崇敬会)」会員の皆様には毎月送付いたしております。(入会要項はこちら
「ときわ会」は、木の神・いのち神である五十猛命の御神徳に預かる崇敬会です。
会員の皆様には「お宮だより」送付のほかにも、年頭には神札、誕生月には誕生守り(個人会員のみ)の送付などを行っています。
他にも「お宮だより」に掲載されない諸行事の案内なども送らせて頂いております。
是非一度ご入会をご検討ください。

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紀州・和歌山 打ち水大作戦

紀州 打ち水最近の世界規模の関心事のひとつといえば、地球の温暖化。
温暖化の直接の対策ではありませんが、日本に昔ながら伝わる 「打ち水」 の風習が効果的と見直されています。
打ち水自体はヒートアイランド現象に効果的ですが、ヒートアイランド現象を緩和することでエアコンの使用が減り、結果として温暖化対策にも効果有りということです。

平成13年に、「東京の気温を2℃下げよう」 という呼びかけで行われた、東京での社会実験には34万人が参加し、8月25日に行われました。
その夜のニュース番組で、気象予報士でもある石原良純氏が 「打ち水によって東京の気温は1℃下がったようです」 とのコメントから、打ち水大作戦ははじまったそうです。

大阪、福岡、名古屋と大都市をはじめ、年々全国へと拡大して行き、昨年は全国で300万人が参加したといいます。
これまで和歌山県では、打ち水大作戦が開催された事はありませんでしたが、尾張名古屋に続けと、紀州和歌山での大会が今年開催される事になりました。

ところで、地球温暖化に一番大きな効果があるのが緑だといわれています。全国各地の鎮守の森がその一端を担っているのは言うまでもないことかと思いますが、殊に 木の神様 それも 植樹の神様 を祀る伊太祁曽神社としては、緑の効用ももっともっとPRすべきところです。

そんなこともありまして、紀州・和歌山で はじめて行われる 打ち水大作戦 の会場は、伊太祁曽神社となりました。折りしも7月30・31日は茅輪祭の最中。
打ち水は昼間に行うのが一番効果的ということで、31日に開催が決定しました。

打ち水大作戦には誰でも簡単に参加できます。

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土用と地鎮祭

今日は伊太祁曽神社の祇園祭でした。
毎年旧暦の6月7日に行われるこの祭典は、午後7時に提灯に灯を点し、二の鳥居から祇園神社までの参道に掛けて行きます。
その後、祇園神社で祭典を執り行い、提灯の火が消えるまで、参列者でスイカを食べたり花火をします。

ところで、今日は土用の入りでした。
土用というと、一般には 「夏の土用の丑の日」 が連想されますが、土用は各季節ごとにあります。
ちなみに、今年の土用の丑の日は7月30日です。
というより、各季節の終わりの18日間を 「土用」 と云うのです。
土用の期間は 「土の気」 が活発になるとして、穴堀りや土を動かす作業を忌む習慣があります。
そのため、地鎮祭などもあまり行いません。

但し、各季節の次の日には障りがないとされています。
春の土用 : 巳・午・酉
夏の土用 : 卯・辰・申
秋の土用 : 未・酉・亥
冬の土用 : 卯・巳・寅

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茅輪祭

平成19年 茅輪祭ポスター7月30・31日は 茅輪祭(ちのわまつり、通称:わくぐり) です。

30日午後6時に くぐり初め(くぐりぞめ)
31日午前11時に 本殿祭(ほんでんさい)

を執り行います。また両日とも、夕刻より各種奉納芸のが催されます。
境内では、敬神婦人あじさいの会による 青竹そーめん流し や 各種露天も並び、賑やかな夏祭りです。

奉納芸能の内容がようやく決まり、ポスターが出来上がりました。
今年は、30日にWBS和歌山放送のラジオ番組公開生放送、31日は夏踊り大会をメインに各種行事が執り行われます。
行事予定は下記の通りです。皆さん揃ってお参りください。

【30日】
18:00 くぐり初め神事
19:00 雅楽奉納演奏 / 日天楽舎
19:30 WBS和歌山放送公開生放送 「賀川けい子のファッショナブルナイト」
    ゲスト:大徳寺昭輝(WBS:大徳寺昭輝の天の夢)
         奥 重視(伊太祁曽神社宮司)
20:00 賀川けい子ミニコンサート
20:40 歌謡大会
21:30 抽 選 会

【31日】
11:00 本 殿 祭
15:30 打ち水大作戦
18:00 フラッシュ暗算 / 大河内珠算会
19:30 夏踊り大会①民謡踊り / 竹の子会、藤原一座
20:30 バンド演奏 / バグースバンド
21:00 夏踊り大会②紀州よさこい / 紀道楠見おどりっ子隊、喜笑花
21:30 抽 選 会

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祇園祭

今日は、京都では祇園祭の山鉾巡行が行われます。

祇園祭は八坂神社のお祭りで、7月の初めから約1ヶ月、様々な行事が執り行われます。
【今年の行事日程については、京都新聞のページを参照】

そのクライマックスが今日の山鉾巡行。
夕刻には神輿もでて、京都の街は賑わいます。

祇園祭伊太祁曽神社に祀られている 五十猛命 は、八坂神社に祭られている 素盞嗚尊(スサノオノミコト) の御子神と神話に記されています。
そのため、当神社の境内には 素盞嗚尊 が祀られている 祇園神社 があり、毎年旧暦6月7日に 祇園祭 を執り行っています。
今年は7月20日です。

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海の日 と よさこい踊り

今日は 「海の日」 国民の祝日です。
その意義は、「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」 とされています。

もともとは 「海の記念日」 でしたが、平成8年より 国民の祝日 に加えられ、「海の日」 となりました。
7月20日が 「海の記念日」 であり、当初の 「海の日」 でしたが、祝日法改正により平成15年からは7月第3月曜日に改められました。

7月20日が 「海の記念日」 とされたのは、明治9年に明治天皇の東北行幸の砌、軍艦ではなく灯台巡視艇の 「明治丸」 で航海され、7月20日に横浜港に帰着されたことに因んでいます。
昭和16年に村田省蔵逓信大臣の提唱で制定されました。

ところで、全国各地で今 よさこい踊り が盛んに行われています。
和歌山県も例に漏れず、紀州よさこい の大会が開かれたりしており、当神社の茅輪祭などでも奉納があります。
紀州よさこい祭り は平成14年からはじまった行事だそうです。
和歌山市内の片男波海岸は第1回から会場になっていますが、実行委員会や地域から

「海辺の会場なので海にちなんだ日に開こう」

という声があがり 「海の日」 の今日、同海岸で 「おどるんや海祭り」 が開かれるそうです。

その気持はよく分かりますし、海洋国家である日本を考えるに良い機会だと思いますが、そもそも 因もう としている 「海の日」 自体が、制定の縁と全く離れてしまっており、今日の開催には少々疑問を感じざるを得ません。

連休を増やして消費拡大という、「ハッピーマンデー」 の考え方は分からなくはないですが、もっと大事にして行かなくては成らないものがあるのではないでしょうか?

7月29日投票の参議院選挙では、「年金問題」 がもっとも大きな争点になっているようですが、選挙後は祝祭日の意義ももう一度よく考えていただきたいものです。

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都麻津姫神社 夏祭り

宮司の兼務社である、都麻津姫神社の夏祭りが執り行われました。

祭礼は毎年7月14日の午後6時となっていますが、台風4号の接近に伴い時刻を繰り上げて、午後1時より執り行われました。
既に雨風が強くなってきている状況でしたので、小高い山の上にある社殿での祭典を、麓の自治会館で遥拝形式に変更して執り行いました。

都麻津姫神社の祭神は都麻津比賣命。伊太祁曽神社の祭神、五十猛命の妹神であり、当社でも脇殿にお祀りされています。
五十猛命には大屋津比賣命と都麻津比賣命の2柱の妹神がいらっしゃいます。
これら3柱の神々は当初一緒に祀られていましたが、勅命によって 『分遷』 されらせたと続日本紀の文武天皇大宝2年条(702)年に記されています。
その結果、五十猛命を祀る 伊太祁曽神社、大屋津比賣命を祀る 大屋津姫神社、都麻津比賣命を祀る 都麻津姫神社等々になったということです。

都麻津姫神社は当社宮司が兼務する、和歌山市平尾鎮座のほかにも、和歌山市吉礼にも1社あります。また、伊太祁曽神社北方の高積神社の祭神も都麻津比賣命です。

面白いのは、それぞれの神社が、兄妹の残り2柱を配祀しており、必ず3神が祀られている事です。
このことから、俗に 「伊太祁曽3神」 とも呼ばれ、また兄妹仲睦まじい神と伝えられています。

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きのこづくし・・・

白いきのこ雨続きの影響かどうか・・・。
境内の山にいっぱいきのこが生えています。

どんな きのこ かというと、右の写真のような白いきのこなんです。
中には、傘がぼろぼろになっているものもいっぱいありますが・・・。
どういった種類のものかわかりません。
勿論、食べられるかどうかも分かりません。

これが、結構あちらこちらにみられるんですねぇ。
どれくらい いっぱい かというと、

白きのこ分布図

上の写真の白いのが きのこ です。こんな場所が、あちらにも、こちらにも・・・。
携帯電話のカメラで撮影したので良く分からないですか?
頑張って探してみてください。

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祇園祭

gion.gif五十猛命の父神である、須佐男命(スサノオノミコト)を祀る 祇園神社 の例祭が、毎年旧暦の6月7日に執り行われます。今年は7月20日が祭典日です。

祇園祭は夜のお祭りで、午後7時に敬神婦人あじさいの会を中心に参道の提灯に火を点して行きます。
準備が整いましたら、まず本殿に拝礼し、続いて祇園神社へと移動します。
祇園神社では宮司の祝詞奏上に続いて、参列者全員で大祓詞を奏上して、代表者が玉串拝礼を行います。

祭典はこれで終わりですが、提灯の火が消えるまでの約1時間を、おさがりのスイカを食べたり、皆で花火をしたりして楽しく過ごします。
右の写真の様に、結構子供たちも参列して賑やかなお祭りです。

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七夕飾りつくり

7月7日の七夕を前に、平成15年から七夕飾りをつくる会を開いています。
いろいろと試行錯誤の結果、集まる子供たちの年齢などから、簡単な輪飾りなどを作ってもらっています。

7日に近い土曜日か日曜日に行っていますが、今年は7日が土曜日でしたので、今日行いました。

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