木の神様を祀る伊太祁曽神社(和歌山市鎮座)のブログ。
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5月4日 みどりの日 に、今年で9回目となる親子木工教室を開催しました。
今年は、端材を用いたお箸作りを実施。
このお箸づくりは、昨年まで5年間実施していましたが「紀北キャンペーン」での伊太祁曽神社特別プログラムとしても取り組んでいたものです。
そして 端材を用いたお箸づくり という企画自体は、当神社と木材青年会とのコラボレーションで誕生したもの。
「割り箸を使うのは森林破壊になるのか?」というブログ記事などから始まったものでした。
これらの過去記事はこちらからご参照下さい。
・割り箸を使うのは森林破壊になるか?(平成20年4月7日)
・割り箸を使うのは森林破壊になるか? その2(平成20年4月14日)
・割り箸を使うのは森林破壊になるか? その3(平成20年4月21日)
・割り箸を使うのは森林破壊になるか? その4(平成20年4月28日)
・割り箸を使うのは森林破壊になるか? その5(平成20年5月14日)
・割り箸を使うのは森林破壊になるか? その6(平成20年5月19日)
・割り箸を使うのは森林破壊になるか? その7(平成20年5月26日)
・割り箸を使うのは森林破壊になるか? その8(平成20年6月2日)
・割り箸を使うのは森林破壊になるか? その9(平成20年6月9日)
・国産割り箸の見直し(平成20年8月30日)
・お箸キット(平成20年9月8日)
・端材を使ったお箸作り(平成20年9月14日)
・風が吹いてきました!(平成20年10月28日)
振り返ってみると、半年の間に話が進み、今回用いた「端材を使ったお箸づくりキット」の誕生となっているのですね。
さて、今回の親子木工教室には8名の子供が参加してくれました。一応子供の定員10名で募集しましたからまずまずだと思います。
お箸づくりの作業自体は、予めおおまかにお箸の形になっている材を、紙やすりを用いて角を取ってゆくだけの作業なので、それほど難しくはありません。
とは言え、均等に削ってゆかないと歪になりますし、歪になると箸でモノを掴みにくい。
また、荒目→中目→細目とヤスリを変えながら仕上げてゆきますが、この単純作業を約1時間行うので、意外と忍耐力がいります。
実は親子木工教室の狙いは、単に木に親しんでもらうだけではなく、こういった工作を行う中で、親子の会話や、親が子供の成長を見守る、必要なときには助言をしたり手助けをする、根気よくものづくりに取り組む、苦労した作ったモノを大切に使う、などということも達成できれば良いなという思いもあります。
作業を拝見していると、皆さん結構楽しんでヤスリがけをしていたようです。
お父さんやお母さんが、子供の作業に助言をしたり手助けしたり、それぞれの家庭のスタンスで子供と上手に接しているように感じられました。
完成したお箸は、そのままでも使えますが、オイルを塗って仕上げると更に長期間使用することが出来ます。
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