茅輪祭2日目は、午前11時に本殿祭を執り行いました。
祭典には、氏子総代をはじめ、月次会、敬神婦人あじさいの会、ときわ会(崇敬会)など、神社関連団体の方々が参列され、それぞれの代表者が玉串を捧げて拝礼しました。
日中も、パラパラをお参りの方が見え、人形に罪・穢れを移し、大茅輪をくぐって、祓いを行って、お参りされていました。
舞台での行事は夕刻から。
恒例の 「フラッシュ暗算」 は、「暗算王決定戦」 のタイトルを加え、例年以上にパワーアップ。大勢の子供たちが集まり、賑わいました。
続いては、夏踊り大会パートⅠとして、民謡踊りの部が行われました。
まずは、たけのこ会の子供たちによる民謡。
そろいのTシャツに身を包み、元気いっぱい歌ってくれました。昔から伝わる民謡や踊りを、小さな子供たちに伝えてゆくことも大事な事です。
続いては、藤原一座の皆さん。さすがに、人生の年輪を感じさせる見事な声と身のこなしでした。
すっかり日が落ちた境内には、大勢の人がでてきており、舞台前も写真のような賑わい。
31日の本祭は平成16年に、約50年ぶりに復活させましたが、当初は 「わくぐり」 は7月30日と定着しており、31日の人出はあまりありませんでした。
屋台も30日が終わると 2 / 3 が撤収してしまったありさまでしたが、今年は2日とも同じ規模て並び、ようやく2日間の祭りとして定着しつつあると感じました。
さて、舞台では、新和歌浦で活動しているバグースバンドが出演。
スローテンポな曲は、鎮守の森の夏祭りによくマッチした雰囲気でした。
メンバーの1人とは、以前からいろいろな縁で、神社の行事などをお手伝いをして頂いており、今回も声を掛けたところ、快く参加してくれる運びとなったものです。
次に、夏踊り大会パートⅡは、紀州よさこい踊り。
各地で話題の よさこい踊り ですが、紀州・和歌山でも元気です。
今年は、楠見おどりっ子隊、喜笑花、紀道の3グループが演舞してくれました。
まずは、合同で総踊り。和歌山の総踊り曲である 「YAPPA紀州」 を踊り、続いて各グループのオリジナルを披露してくれました。
まずは、楠見おどりっ子隊。子供達中心のこのグループ、元気な踊りを披露してくれました。黄色と黒のコスチュームは非常に目立ち、また今回参回のグループでは唯一大旗を持って来ていました。
続いては、喜笑花。母親とその子供という構成メンバーでしょうか。
新しくできたばかりという、オリジナルの新曲を披露してくれました。
茶色の上衣にピンクの下衣は、女性中心のグループらしさがにじみ出ています。
そして、紀道。若者で構成されているこのグループはもっとも激しく、迫力の踊りを今年も披露してくれました。
あまりの激しさに、砂埃が舞い上がり、最前列にいた親子連れが避難する一幕も。
今年は揃いの衣装に身を包み、踊ってくれました。また彼らは、舞台での踊りの後、本殿前で再度奉納演舞をしてくれました。
3グループそれぞれの踊りを披露いただいた後は、観客も巻き込んでの踊りをしてくれました。初めて踊る人達でもできる簡単な踊りで、よさこいの各メンバーが横で教えながら、舞台と客席が一体となって盛り上がりました。
夏踊り大会パートⅡのあとは、大抽選会が行われ、今年の 茅輪祭 も賑やかに、滞りなく執り納めました。
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