6月8日、午後7時30分より、第2回三遊亭栄楽噺の会を開催しました。
三遊亭栄楽師匠は、『笑点』 などでおなじみの 三遊亭圓楽師匠の弟子で、三遊亭楽太郎などとは兄弟弟子になります。
昭和59年に圓楽師匠に弟子入りし、平成3年には真打に昇進しました。
伊勢の皇學館大学の卒業生でもあり、神職の資格を持つ、ちょっと変わった経歴の持ち主です。
今回は、日中に行われた 和歌山県敬神婦人連合会総会 の清興として高座を開くために来和されました。折角の機会だということで、地元の皆さんにも江戸落語を楽しんでいただこうと、夜にも高座を設けていただきました。
演目を事前に決めないのが栄楽師匠のスタイルで、小噺などでお客さんの様子を見ながら、その日に演じる噺を決めているそうです。
今回の夜の部では、まず 「たらちね」 と 「鹿政談」 の2席を演じられ、休憩を挟んで 「芝浜」 を演じられました。
「芝浜」 は師匠が好きな噺のひとつだそうで、非常に気持ちが入っておりました。
集まった約70名の方は、なかなか聴く機会のない江戸落語を満喫して帰りました。
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