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木の神様を祀る伊太祁曽神社(和歌山市鎮座)のブログ。

木の国神話の社 禰宜日誌

   
カテゴリー「神社祭典・行事」の記事一覧

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皐月(さつき:5月)

今月の祭礼は以下の通りです。
 1日 午前9時 月次祭
15日 午前9時 月次祭(奥宮)

今月の行事は以下の通りです。
 4日 午後1時~ 親子木工教室
25日 午前9時~ 境内清掃 (昼過ぎ迄。作業時間は随意)

今月の戌の日は10日(土・先負)、22日(木・先負)です。
ご祈祷と六曜(大安や仏滅)との関係についてはこちらを参照してください。 

5月1日 八十八夜
5月5日 立夏・端午の節句 (この日まで地鎮祭などはよろしくない)
5月21日 小満
土用と地鎮祭の関係についてはこちらを参照してください。

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みどりの日の木工作教室

5月4日は みどりの日 です。

昨年より4月29日が 昭和の日 と改称され、同時にそれまで 国民の休日 となっていた5月4日が みどりの日 と変更されました。

祝日の主旨は以前と同じで、「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。」 となっています。

この主旨にそって、今年は木工教室を開催することにしました。
古来より日本人は家屋や船などの大きなものから、箸や食器などの小物までいろいろなものを木で造って生活してきました。木々の恩恵を大いに受けてきたのです。

木の恵に感謝しつつ、その恩恵に預かり小物を作成するのです。対象は小学生とその親。親子の自然の恵みのふれあいの場にします。
何を造るかは当日のお楽しみ。費用は無料です。
参加を希望される方は、神社まで電話にてお申し込みください。定員(20組)になり次第締め切らせていただきます。

ちなみに昨年は、秋篠宮家の悠仁親王殿下の生誕を祝い、御印である高野槙の植樹を行いました。

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割り箸を使うのは森林破壊になるのか? その3

割り箸論争についての掲載も3回目になりました。
前回は、現在日本で使用される割り箸の9割超が輸入に頼っており、その内の98%が中国からの輸入ということを記しました。
 
中国国土に占める森林の割合は17%、一方日本は46%であり中国の狭い森林を伐採するのは良くないという意見があります。ところが、中国国土は960万平方キロ、日本は38万平方キロですので面積で示すと中国の森林は163.2平方キロ、一方日本の森林は17.5平方キロとなります。面積でいうならば中国は日本国土の4倍以上の森林を保有しているともいえます。これを「中国の森林は少ない」と考えるか否かは個々の判断にお任せします。また中国製割箸材料のうち67%はロシアとモンゴルの材木という統計もあります。

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木祭り

6日は 「木祭り」 でした。
日々の木の恩恵に感謝するという主旨の祭礼で、木材関係者をはじめ、氏子崇敬者が多く参列される祭典です。

午前11時から神事を執り行いました。
宮司玉串に続いて、神社関連団体(総代会、月次会、敬神婦人会、崇敬会)の各代表や、木材関係団体(和歌山県木材連合会、日本木材青壮年団体連合会など)の各代表、国会議員などが玉串拝礼を執り行い、常日頃からの木々の恩恵に感謝の誠を捧げました。

祭典に続いて記念植樹。今年は 「楓」 と 「蝋梅」 の2本を植えました。
引き続いて祭典参列者は直会会場である常盤殿に場所を移し、直会を行いました。

午前12時30分から、恒例になりましたチェンソーカービングの実演奉納。
今年も世界チャンピオンである城所啓二氏が奉納をされました。
毎年、翌年の干支を彫ってもらうことになっているのですが、準備された丸太をどのように彫刻するのか非常に興味がありました。
8d7c9b8e.JPGDSC_0072.JPGDSC_0090.JPG









見る見るうちに丸太が梳られ、丑の頭部が出来上がってきました。
1時間の彫刻時間は本当にあっという間です。
出来上がった丑の右目には節があたったため、黒目が入っているように見えます。
こういう部分が生かされるあたり、やはり技術の高さを感じます。

DSC_0077.JPG午後1時30分からは 「餅撒き」。
非常に多くの人で押し合いへし合いの中、合計400kgの餅が参拝者に向かって撒かれました。
餅撒きは、和歌山木材協同組合をはじめ、ご協賛の皆様の奉納で行われている行事で、奉納者の方々が常盤殿2階の欄干から 「紅白の餅」 や 「福」 と食紅で書かれた餅を撒きます。

DSC_0041.JPG他にも、境内では 神社の鎮座する山東(さんどう)地区名産の朝掘りタケノコ や 隣の貴志川町名産 イチゴ などをはじめ、野菜・果物の青空市、木工品の展示即売会、花・苗の植木市、敬神婦人会によるお茶席などが境内で催され、終日多くの人で賑わいました。

週間予報では降水確率80%とされていた天気も、前々日は50%、前日には30%と変わって行き、結局1滴の雨も降ることなく、好天に恵まれた中の祭典日となりました。
桜も満開、ここ暫くの中でもっとも好天候の 木祭り となりました。

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雨ニモ負ケズ・・・

DSC_0125.jpg昨日は昼前から雨が降ってきました。
一昨日の 木祭り では桜が満開 というより 散り始め となっていましたから、この雨で花が全て落ちてしまうのではないかと心配していました。
(木祭りの様子については近日中にUPしますからしばしお待ちを!)

今日は結婚式があったのですが、実は桜の花の下で挙式を行いたいとの希望でしたので、ハラハラしていました。
朝はまだ薄曇りの天気でしたが、桜の花は無事でほっとしていましたら、挙式の時間には晴れ間が覗く好天になりました。

DSC_0126.jpgむしろ花吹雪の中での挙式となり、非常に良かったのではないでしょうか?
散った花弁は池にも沢山浮いていて美しい風景を造っています。

新郎新婦はお昼過ぎまで、友人たちと一緒に境内の桜と写真を撮っていました。

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卯月(うづき:4月)

今月の祭礼は以下の通りです。
 1日 午前9時 月次祭
 6日 午前11時 木祭り
15日 午前9時 月次祭(奥宮)
29日 午前10時 昭和祭

今月は12日に境内清掃を行います。

今月の戌の日は4日(金・大安)、16日(水・先勝)、28日(月・先勝)です。
ご祈祷と六曜(大安とか仏滅)の関係についてはこちらを参照してください。 

4月4日 清明
4月17日 土用入り (これ以降立夏までは地鎮祭などはよろしくない)
4月20日 穀雨
土用と地鎮祭の関係についてはこちらを参照してください。

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お宮だより 4月号

お宮だより 4月号お宮だより4月号をUPいたしました。
今号より、巷での新聞活字大文字化(メガ文字などとも呼ばれていますが)に倣い、活字を大きくしました。従来のA4版1面ですと文字数が減ってしまいますので2面に拡大し、構成も少し変更してみました。

<主な記事>
・木祭りのご案内
・境内清掃
・有功小学校6年生参拝
・新春伊勢参り
・宮講参拝
・お宮だよりの紙面刷新
・今月のお祝い


「お宮だより」 は神社の今月の祭典・行事の案内や、先月の行事やお祝い事でのご参拝等の報告を記載した社報です。  

神社公式ウェブページでもご覧いただけますが、「ときわ会(崇敬会)」会員の皆様には毎月送付いたしております。(入会要項はこちら
「ときわ会」は、木の神・いのち神である五十猛命の御神徳に預かる崇敬会です。
会員の皆様には「お宮だより」送付のほかにも、年頭には神札、誕生月には誕生守り(個人会員のみ)の送付などを行っています。
他にも「お宮だより」に掲載されない諸行事の案内なども送らせて頂いております。
是非一度ご入会をご検討ください。

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新春伊勢詣り

和歌山県神社庁の企画による 「新春、伊勢詣り」 のご案内をしましたところ、伊太祁曽神社でバス1台分の参加者が集まりました。
今日から1泊2日の予定で、氏子・崇敬者の皆さんは伊勢詣りです。
両宮での御垣内参拝、内宮での神楽奉納、諸別宮参拝など、旅行会社の企画する伊勢参宮とは違う旅行になります。

宮司と職員1名の、合計2名がバスに同乗して出発しました。
私は留守番です・・・。

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弥生(やよい:3月)

今月の祭礼は以下の通りです。
 1日 午前9時 月次祭
15日 午前9時 月次祭(奥宮)

今月の戌の日は11日(火・大安)、23日(・赤口)です。
ご祈祷と六曜(大安とか仏滅)の関係についてはこちらを参照してください。 

3月3日 桃の節句(ひな祭り)
3月5日 啓蟄
3月17日 彼岸入り
3月20日 春分の日
3月23日 彼岸明け

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紀元祭と講演会

2月11日は 「建国記念の日」 と定められています。戦前は 「紀元節」 といいました。
簡単にいうと、日本の国の誕生日 ですね。
日本の国は今年、2668歳になりました。これは、初代 神武天皇 が大和国橿原宮に御即位になられた日を誕生日としています。

午前10時より建国を奉祝する紀元祭を執り行いました。
祭典では、参列者全員で 「紀元節の歌」 を奉唱します。

祭典後は、毎年講演会を行っています。
通例、紀元祭のあとの講演会は、日本の建国や皇室に関する演題が多いのですが、伊太祁曽神社の場合は、あまりそこにこだわらず、日本の文化・伝統や地域に関することまで幅を広げて講演を行っています。
今年は、当神社への参宮線でもある わかやま電鉄 の渡辺寛人常務を講師にお招きいたしました。

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如月(きさらぎ:2月)

今月の祭礼は以下の通りです。
 1日 午前9時 月次祭
11日 午前10時 紀元祭
15日 午前9時 月次祭(奥宮)
19日 午前11時 祈年祭

今月の戌の日は4日(月・先負)、16日(土・仏滅)、28日(木・仏滅)です。
ご祈祷と六曜(大安とか仏滅)の関係についてはこちらを参照してください。 

2月3日 節分
2月4日 立春
2月11日 建国記念の日
2月19日 雨水

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紀元祭・講演会

2月11日は 「建国記念の日」 で祝日です。戦前は 「紀元節」 といっていました。
この日に、初代神武天皇が橿原宮で即位をされたとされ、日本の国が誕生したとされています。
いわば、日本の国のお誕生日です。

神社では午前10時より 紀元祭 を執り行います。
日本の建国を奉祝する祭典で、宮司の祝詞奏上に続いて、参列者全員で 「紀元節の歌」 を奉唱します。
また、祭典に引き続き講演会を開催しています。

通常、紀元祭の講演というと、建国にちなんだ内容が多いのですが、伊太祁曽神社ではあまりそこにはこだわらず、歴史や地域・時事に関連したテーマで行っています。

今年は、わかやま電鉄の渡邊寛人常務を講師にお招きして
「貴志川線の現況 ~いちご・おもちゃ・タマ駅長~ (仮題)」
としたお話を予定しています。

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卯杖祭本殿祭

午前10時より、卯杖祭本殿祭を執り行いました。

卯杖と呼ばれる魔除けの杖を本殿に供える、魔除け・厄除けの祭典です。
当神社では、梅の若枝数本を3尺程に揃えて卯杖を作ります。

引き続き、各家庭から持参された注連飾りや古神札を焼納する 「とんど焼き」 の火を熾す 「火鑚神事」 を執り行いました。

祭典の後は、順次参拝者の厄除祈願を執り行いました。
15日の祈願では、巫女舞が奉納されるのが特徴です。

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粥占神事

14日の午後8時からは、卯杖祭粥占神事を執り行いました。
大きな鼎(かなえ:3本足の大釡)に、白米・小豆・餅を入れて小豆粥を焚き、そこに竹筒を沈めます。
この竹に入った粥の量で、今年の農作物の豊凶を占います。

占いの竹筒は、一晩本殿にお供えいたします。
占いの結果は、15日の早朝に行う 「管開き」 でわかります。

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裸参り

389e0207.jpg1月15日の 卯杖祭 には、古くから 裸参り が行われていました。

まだ、日が昇るより前、午前3時とか4時といった時間に、神社よりずっと北方の布施屋から、下帯だけで走ってきたといいます。

紀の川流域の成人になる通過儀礼のひとつでもあったようです。
家族は山東軽便で服を持って神社に先回りしたといいます。

この 裸参り の風習が、まだかろうじて残っています。

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