スキヤキ・ウェスタン

神社界でもメーリングリスト（ＭＬ）というものがあります。
なんか、神社とＩＴが結びつかないというイメージもあるかもしれませんが・・・。

さて、その中で最近流れてきた話題に、非常にショッキングな事がありました。

まずは、こちらの リンク をご覧いただき、続きはこちら をクリックしてください。
特に、リンク先を拝見して、違和感を感じた方、不快感を感じた方には、是非続きを読んでいただきたいです。

鳥居に死体を吊るす表現については、ポスターや予告編から削除され、公式ページからもなくなりました。
映画関係者の皆様のご理解と、既に作成後の変更に対する労力等に感謝いたします。

日本を正しく理解してもらう為には、日本人自らが正しく情報発信をする必要があると思います。
今後とも、よろしくお願いいたします。

ご覧頂いたリンクは、「スキヤキ・ウェスタン　ジャンゴ」 という映画の公式ウェブページ。

設定は壇ノ浦の合戦から数百年後、未だ源氏と平家が争っている、そんな世の中のようです。
キャストは日本人ですが、前編英語ということ。

そんなことは、どうでもよいのですが、鳥居に人が吊られ、またその鳥居を跨ぐように人が立っている ことに、違和感・不快感を感じた方も多いのではないでしょうか？

鳥居は、いうまでもなく神社の神域との結界の役目を担っています。
その鳥居に人が吊られるということは、ありえないことであり、非常に無礼なことです。

この件については、ロケ地の地元神主が抗議されたそうですが、 「見解の相違」 の一言で片付けられてしまったとか。
鳥居を使った意図は、外国人にワンシーンで日本をアピールするのに最適だったということだそうです。

しかし、こんな鳥居の扱いは、日本をアピールできるかもしれませんが、誤ったアピールにしかなりません。
自国の習俗・宗教を大事に出来ない人間が、他国のそれを大事にできるとは、勿論思ってもらえません。
つまり、他国の人にも受け入れられがたいことではないのかと・・・。

この映画の公式ブログというのも、運営されているようです。
http://blogs.yahoo.co.jp/s_w_django
コメント欄に、抗議する事で、少しでも我々の考え方、いや日本人本来の考え方を伝え、守ってゆかなくてはいけないと思っています。
ご賛同いただける方には、是非書き込みをお願いいたします。