予告しましたように、8月11~12日に出雲大社御本殿特別拝観に行って来た時の様子をUPします。
あちらこちらで紹介されていますように、出雲大社では60年に1度屋根の葺き替えを行います。
正確に60年サイクルということではなく、概ね60年を経過したらということのようですが・・・。
この時に、御本殿にお鎮まりになられている大国主命(おおくにぬしのみこと)は、仮殿(かりでん)にお遷りになられます。人間でも家の建て替えをするときには仮住まいをしますが、それと同じです。
今回の遷宮では、前回同様拝殿を仮殿としてお鎮まりになられています。
さて、御本殿に神様が留守の間、そのお住まいを拝見させていただけるというのが 「御本殿特別拝観」 です。
ですから60年に1度の機会ということで・・・。
朝7時に和歌山を自動車で出発。阪和道から阪神高速湾岸線、六甲ドライブウェイ、中国自動車道、米子道路と経由して出雲を目指します。片道500km弱の道のり・・・。
幸いにも渋滞にはあわず、無事に午後1時に出雲大社に到着。参拝を午後2時にお願いしていましたらやれやれです。
境内の巨大な国旗が出迎えてくれました。
この国旗、神楽殿前の掲揚塔に掲げられていますが、とてつもなく大きそうです。
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さて、参拝時刻より少し早く到着しましたので、名物の出雲蕎麦を食することにしました。
旅行先の名物を頂くのも、旅の楽しみです。
子供たちの分とあわせて、5枚重ねを2つと、3枚重ねの3色蕎麦を1つ頼みました。
そうこうするうちにちょうど良い時間に。正式参拝の受付へと向かいます。
御本殿の特別拝観ということでやってまいりましたが、まずは神様にご挨拶。正式参拝をお願いしました。
仮殿に玉串を奉り拝礼します。丁度日供の時刻だったのでしょうか?殿内では祭典が執り行われていたようです。
続いて御本殿の特別拝観に案内していただきました。
なにしろ60年に1度ということで、すごい人手です。当初はずらっと並んで貰っていたようですが、余りにも大勢なので今は整理券を発行しているそうです。
その整理券をもらうために、早い人は午前1時頃に並ぶとか・・・。午前7時頃には大勢が集まり、整理券配布の頃には相当の人になっているそうです。丁度、私達が参拝する少し前に、この日の最終、午後5時の拝観整理券が無くなったそうです。
拝観に際して、
服装のことが出雲大社のHPにも記されています。
正式参拝のこともありましたので、私はスーツにネクタイ、妻もスーツ、子供たちもそれに準じた服装(入学式や卒園式にも出られる格好)で参拝・拝観しました。
神様がいらっしゃらなくても 聖域 なので、当たり前といえば当たり前なのですが、結構ブログなどではどんな格好なら拝観できるのかいろいろと記されていますね・・・。
御本殿の天井には7つの雲が記されていました。極彩色の綺麗な色でしたが、江戸時代のものとか。
普段日の当たらない場所ですから、良い状態で維持されているのでしょう。
そして、大国主命の鎮まる神座と、その隣には客神を祀る客座5座。
しっかりと目に焼き付けてきました。
(写真は御本殿特別拝観で御本殿の回廊を巡る拝観者)
御本殿の拝観は今月17日までできます。
詳しくは、
出雲大社HPをご覧ください。
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