忍者ブログ

木の神様を祀る伊太祁曽神社(和歌山市鎮座)のブログ。

木の国神話の社 禰宜日誌

   

香道って知っていますか?

D1000296.jpg世の中には 「道」 とつくものがいろいろあります。
柔道、剣道といった武道。
茶道、華道、書道・・・・神道も 「道」 ですね。

ところで、香道というのをご存知でしょうか?

昨日は、神道青年近畿地区連絡協議会の平成21年度第1回連絡会がありました。
今年度は京都府神道青年会が当番で行っているので、京都へお邪魔したのですが、この連絡会にあわせて、毎回研修会を行うのが慣わしになっています。
今年の京都さんは、「伝統文化について学ぶ」 ことをテーマに研修を行うそうで、その第1回目のテーマが 「日本の香り文化 ~伝統と継承~」 でした。
(左の写真は、香木です)

香の初見記事は 『日本書紀』推古天皇3年(595)だそうです。
淡路島に漂着した香木を、島民は何も知らず竈で焚いたところ香りがしたので献上したという記事です。
この漂着木を 「沈水香」 と鑑定したのは聖徳太子であり、里人には馴染みの無い香木も、都人には良く知られたことだったのかもしれません。

平安時代には、香を調合して、自分オリジナルの香りを身につけるようになったそうです。
そのため、姿が見えなくても、衣装の移り香で個々の識別すら可能であったといいます。
こんな優雅な香りですが、武士の時代になると、武家の世界でも香りが重宝されたというのは驚きでした。

D1000297.jpg戦の続く世の中で、武士は不安定な日常生活のストレスを解消するのに、香りを用いたそうです。
そのため、平安期には複雑に調合した香りが主流で 「薫物合」 などに進展しましたが、この時代には単品の香りを楽しむように変化したようです。
こういった経過を経て、「香道」 という世界が確立していったようで、「香道」 というのは男性のものだったそうです。
女性が 「香道」 に多く触れるようになったのは、明治以降とか。とても意外でした。

右の写真は、香割道具です。香木を切ったりするのに用いる道具ですが、鋸などのミニチュアみたいな感じです。また、左上の写真は香木ですが、それぞれ1kg位の重さだそうです。ちなみに、お値段にして、小さなマンションが1部屋買える程度だそうです・・・。

なかなか、触れる機会の無い 「香道」 の世界を垣間見ることができました。

拍手[0回]

PR

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL(非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS(コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます

TRACKBACK

Trackback URL:

ブログ内検索

祭典案内

9月1日 月次祭

9月15日 月次祭(奥宮)

9月23日 秋季皇霊祭遥拝式


10月1日 月次祭

10月1日 御井社祭

10月15日 例祭・神幸祭

10月17日 神宮神嘗祭遥拝式

行事等案内

10月20日
境内清掃作業
朝8:30に朝拝を行い
お掃除を行います。
ご都合の許す範囲でご参加下さい。
途中からの参加も大歓迎です。
10月4日
観月会
いわゆる「お月見」です。
常盤殿で行います。参加費1,000円。
飲食物は各自の持ち寄りです。
参加希望者は予めご連絡下さい。

10月5,12,19,26日
真愛整体ヨガ教室
10:30より毎週木曜日(第5木曜日はお休み)に常盤殿で行っています。
回数券制なのでお気軽に
ご参加いただけると思います。

暦(カレンダー)

09 2017/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

最新コメント

[05/14 和佐]
[07/03 ながお]
[07/02 ながお]
[06/29 ながお]
[05/25 あずはる☆ブログ]
[01/07 石都都古和気神社・祢宜]
[06/26 通りすがりのものです]
[08/29 通りすがり]
[08/02 通りすがり]
[05/16 ぽぷら]

カウンター

アクセス解析

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 神道へ
Copyright ©  -- 木の国神話の社 禰宜日誌 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]