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木の神様を祀る伊太祁曽神社(和歌山市鎮座)のブログ。

木の国神話の社 禰宜日誌

   

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節分

03cd4f48.jpg早いものでもう1月も終わりです。

2月に入ると節分があります。節分とは 「 季 け る 」 と書き、字の如く季節の変り目を指します。

2月3日の節分の次の日、2月4日は 立春。春になるのです。

ですから、節分は年に4回 (立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日) あるのですが、特に春を迎える2月の立春を指すのが一般的です。

2月の節分に行われる行事としては、「豆撒き」が一般的ですが、近年は「恵方巻」 なんて風習ができつつありますね。

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豆撒きは 「鬼払い」 「悪霊払い」 の 「追儺(ついな)」 に由来します。

豆を撒く、鬼にぶつけることで、邪気を払い、1年間の無病息災を願う意味があります。

門や玄関に柊(ひいらぎ)や鰯(いわし)を飾るのも、柊の葉で鬼が目をつぶされたり、鰯の臭いを鬼が嫌って家に入ってこないようにという意味があります。

 

最近広がってきている風習が 巻き寿司を丸かぶりする 「恵方巻」。

・その年の恵方に向かって

・願い事をしながら無言で

・太巻き寿司を1本食べる

というものですが、昭和52年に大阪海苔問屋協同組合が道頓堀で行った、海苔の販売促進行事を発端とするとされています。
「恵方巻き」 自体は江戸末期にはあったとも言われますが、現在のような形になったのは近年のことのようです。
コンビニエンスストアや各種メディアに取り上げられてから全国的に広がり、今では広く知られるようなりました。

 

伊太祁曽神社では 節分 の神事・行事はありませんが、毎年2月1日の月次祭に参列された皆さんには、豆撒きの福豆を授与しています。
(写真のような折り紙で作った升に豆を入れて、お頒ちしました。)

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無題

  • by fukuigokoku
  • URL
  • 2007/01/30(Tue)10:53
  • Edit
おはようございます!
恵方巻、京都に住んでいたころ、京都には変わった風習があるなぁと思っていたんですが、今や福井でも大々的にポスターが貼られています(^_^;)

お寿司やさんの努力の成果でしょうか・・
こういう努力をしないといけないのかもしれませんねぇ。我々も(^^)

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