例祭前後に 伊太祁曽神社 の氏子地区では稲刈りが行われます。
例祭・神幸祭の記事がまだUPできていません。
今しばらくお待ちを・・・。m(_ _)m
稲刈りをすると出てくる稲藁をいただいてきて、今 割り拝殿に干しています。
昔は、稲刈りをした後には、稲藁を干している光景があちらこちらで見られましたが、最近は少なくなりました。
最新のコンバインで刈り取ってしまうと、藁という状態のものは出てこないらしいです。
草鞋、藁縄、竈の火付け・・・。いろいろ用途がありましたが、現代生活では 藁 はあまり使いませんからね・・・。
で、この 藁 何に使うかと言うと・・・。
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注連縄に用います。
最近は、化学繊維などを用いた 注連縄 もありますが
当神社の注連縄は全て天然藁100%使用の(変な表現・・・)
氏子総代による手作りです。
でも、注連縄を綯えるような藁をつくっている稲作農家が非常に少なくなっています。
稲藁は、刈った後しばらく、雨に当てないで干さなくてはいけません。
結構、手間がかかるんですね。
ということで、稲刈りを行うときに伺って藁をいただいてきて、神社で干して注連縄用の藁を準備することにしています。
この 藁 は、ハツシモ という品種のものが主です。
一般にはあまり聞かない品種だと思いますが、和歌山あたりで茶粥を炊くときには、この米でないと美味しくないとこだわる人がいるお米です。
マイナーな品種である上に、背が高くて、収穫時期が遅いので、台風の被害を受けやすく、生産している農家は非常に少ないです。
でも、背が高いということは、藁の長さが長いので、注連縄作りには最適なんですね。
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