紀州よさこい踊り

平成16年に 茅輪祭 を古儀に復して２日間の斎行としました。
この時に、夕刻からの奉納行事も２日間になりました。
その当初から奉納行事として行われているものの１つに、紀州よさこい踊りがあります。

よさこい踊りは全国的に盛り上がっており、和歌山県でも結構盛んです。
和歌山城前で行われる、「おどるんや～紀州よさこい祭り～」も今年で５回目を迎えます。（公式サイトはこちら）

さて、今年の茅輪祭では 紀道 と 海友会danceteam楽舞輪 の２チームが演舞をしてくれます。
昨日紹介した 和太鼓てきゃら 同様に、この２つのチームも神社に想いを寄せて踊ってくれます。

紀道 は平成18年の茅輪祭から続けて奉納演舞をしてくれているチームです。【紀道公式ＨＰ】（写真上：平成18年、写真左：平成19年）
チーム名は、世界遺産となった 「紀伊山地の霊場と参詣道」 の両端からとったそうです。
非常に独創的な踊りを披露してくれますが、その根底には 日本 を意識しており何か魂に響いてくるものがあります。
そして何より特徴的なのは、あくまで神前奉納として行いたいという姿勢。
茅輪祭での奉納行事は全て奉納舞台で行われますが、彼らはそれとは別に毎年神前でも演舞を行います。
たとえ観客が１人もいなくても・・・。

海友会danceteam楽舞和 は今回初めて茅輪祭で演舞をしてくれます。
彼らは今年の１月に 演舞上達祈願 に参拝に来たチームで、その時に神社での奉納演舞などはできないかという話が出たことから、今回の茅輪祭での奉納がきまりました。
紀道よりも更に若いチームのようですので、その若さあふれる演舞が楽しみです。