木の神様を祀る伊太祁曽神社(和歌山市鎮座)のブログ。
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今日は二十四節季の1つ 「大雪」 です。
「おおゆき」と読んでしまった方、間違いです。「たいせつ」と読みます。
二十四節季と言われるとピンとこない方も多いと思いますが、一般に良く知られているものには「立春」「夏至」「大寒」などが挙げられます。
二十四節季とは1年を24等分し、それぞれに季節をあらわす名前を付けたものです。
古来、暦は月の運行を元にした「太陰暦」が用いられていましたが、それだけでは四季との間にずれが生じてしまい、農耕に不適切でした。
そのため、本来の季節を知るために二十四節季が暦に取り入れられ、太陰暦とのずれが生じた場合に「閏月」を加えることで調整する様になったといいます。
大雪の頃には、山々に雪が降り、平地でも霜が降りてくるといいます。
また、鰤漁が盛んになり、南天の実が赤く色づく頃だともいいます。
各地で初雪や初霜が観測されるのも、このあたりです。
いよいよ年末という感がしてきました。
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