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木の神様を祀る伊太祁曽神社(和歌山市鎮座)のブログ。

木の国神話の社 禰宜日誌

   

奥出雲神代神楽社中 神楽奉納

島根県奥出雲町の神楽社中による神楽奉納が行われました。

奥出雲の地は、素戔嗚尊と五十猛命が天降った地。日本書紀にその様に記されています。
そんな御神縁から、今回奥出雲神代神楽社中からお申し出があり、神楽の奉納となりました。
演目は簸の川大蛇退治(ひのかわおろちたいじ)。いわゆるヤマタノオロチ神話です。

また神楽奉納に先立ちモンデンモモさんによる「古代への旅」という曲も奉納されました。
モンデンモモOFFICIALサイト

  

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「いのり」と「みのり」の旅

今年も9月14日から紀北キャンペーン「いのりとみのりの旅」がはじまります。(12月13日まで開催)
伊太祁曽神社の特別プログラムは昨年と同じく、正式参拝と端材を用いたお箸づくり。
今年は桜の端材を用いたお箸を準備しています。

キャンペーン開催期間中の土日祝のみ実施します。尚、事前に予約が必要ですので予めご了承ください。

紀北キャンペーン全体の概要については公式サイトをご覧ください。
「いのり」と「みのり」公式サイト http://www.inoritominori.com/

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お月見

今年も ”仲秋の名月” の9月8日に観月会(お月見)を行います。
19:00開始。場所は常盤殿です。
特段神事などを行うことのない、いわゆる ”お月見” ですのでお気軽にご参加いただけます。
尚、準備の都合がありますので、参加される方は事前にご連絡ください。
(参加費として1,000円を頂いております。ちょっとした飲み物と食べ物は準備しますが、基本的には各自の持ち寄りとなります。)

さて、このブログでは何度か「お月見」は中秋(旧暦8月)の満月だけでなく、翌月の十三夜の月見を行って完結すると書きました。この十三夜の月見を「後の月」などとも呼びます。
仲秋の名月だけの月見は「方月見」といって忌まれたともいいます。
後の月の記事はこちら

十五夜では里芋などをお供えすることから「芋名月」の別名が、そして十三夜では栗などをお供えすることから「栗名月」の異名もあります。
ところが和歌山では少し風習が異なるようです。

昭和17年に刊行された『諸國風俗問状答』という書物に、和歌山の風俗が記されています。
この書物は昭和17年の刊行ではありますが、文化十年頃に編纂に取り掛かった「諸國風俗問状答」を活字化したもののようですので、江戸期の風俗が記されているものと考えてよいと思います。

この書物に収められている「和歌山風俗記」より月見の記されている部分のみ抜粋します。

(八月)
十五日、月見の祝家々にて、芋だんごを月に備へ、造酒をあげ家々これを祝ふ。團子も芋の形なり。
武家町家も同様に賞翫す。

(九月)
十三日、後の月見とて、さや豆に衣かつぎ芋に造酒を月に備へ、家内もこれを賞翫す。

これを見ると、和歌山では「後の月見」は「栗名月」ではなく「豆名月」ということになりましょうかね。

今年の月見(十五夜)は9月8日、後の月見(十三夜)は10月6日です。

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茅輪祭(31日奉納舞台)

茅輪祭2日目の奉納舞台は、今年は例年よりも少し早く午後6時から始まりました。
まだ日が沈む前の明るい時間ですが、子供たちを中心に徐々に人が集まってきました。

最初のプログラムは、和歌山県女子神職会海南海草支部の皆さんによる紙芝居。
毎年、日本神話の紙芝居を行ってくれています。今年は新作の天岩戸が行われました。
子供たちだけでなく、一緒に来ている親御さんの中にもお話を知らなかった方もいたようで、熱心に聴いている人たちも見かけました。

続いては地元の子供たちの「竹の子会」による民謡・踊り。
今年は少人数での参加となりましたが、一番小さいお子さんは2歳だとか。

そして、子供たちに大人気の暗算王決定戦の受付が始まりました。毎年決勝戦の頃に見に行きますが、パッ・パッ・パッ・パッと表示される数字を暗算で計算して正解を出す子供たちに感心してしまいます。
何しろ数字が表示されている時間は非常に短いですし、表示される数字も1ケタではありません。電卓を持っていても果たして映し出させる数字をちゃんと打ってゆけるのか不安になるような速さです。

沢山の子供たちが参加して勝ち抜いてゆきますので、決勝戦に近くなる頃にはすっかり暗くなってきました。
最後は、ビンゴ大会で大盛り上がりをしていたようです。

暗算王決定戦の後は、再び奉納芸能が行われます。
今年初めて奉納して頂いたのは 楽しいオカリナ の皆さん。
オカリナ独特の澄んだ音色が、神社の森に響き渡りました。

続いては山口采希さんのミニライブ。
20代初めの若い女の子が日の丸を振って戦時歌謡を熱唱します。
会場には日の丸の小旗が配られ、観客も一体となって盛り上がりました。
そして北朝鮮へ拉致された人たちの帰国を願ったオリジナル曲の披露もありました。
なぜかこの問題は音楽業界でタブーだそうで、このことをテーマにした曲は今までなかったそうです。胸にこみ上げてくるモノがある良い曲でした。

ライブで盛り上がった後は、すっかり定番となりましたベリーダンス。
月の神に捧げられたと云われる妖艶な踊りが披露されました。

最後は紀道の紀州よさこい踊り。奉納舞台が2日間になり紀州よさこい踊りが奉納されるようになってから、毎年参加してくれている連です。
今年も茅輪祭奉納舞台の大トリを務めてくれました。

2日間天候に恵まれ、また大勢の氏子崇敬者にお参りいただき、今年の茅輪祭も賑やかに執り納めました。

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打ち水大作戦 in 紀州・和歌山

茅輪祭2日目本祭では、午前11時に本殿祭が執り行われました。
巫女による神楽舞につづき宮司の玉串拝礼、そして参列者代表による玉串拝礼が行われました。

午後からはすっかり恒例行事となった打ち水大作戦。
平成19年から始まった、和歌山での打ち水大作戦。今年で8回目です。

毎年茅輪祭2日目に行っていますが、昨年参加してくれた着物愛好会の方々が今年も声掛けしてくれて、大勢浴衣で参加してくれました。

午後3時、いちばん暑い時間は過ぎたと言え、まだまだ非常に熱い中打ち水大作戦が始まりました。


趣旨説明、宮司挨拶に続いて、カウントダウンにあわせて参加者皆で一斉打ち水。
それぞれが手桶の水を柄杓や素手で撒いてゆきます。
毎年、伊太祁曽神社の打ち水大作戦で使用する水は、境内の「いのちの水」と呼ばれる井戸から湧く井戸水。清めの力もあるとされ、単なる打ち水効果、水道水を使わないというだけでなく、お祭りの参道を清めるという意味も実はあったりします。


水を撒いたあとは、実際に温度が下がったのか実証が必要です。
既に体感温度も下がっているので、打ち水効果があったことは明らかですが、皆でシャボン玉を飛ばして、気化熱の上昇気流にのってシャボン玉が空高く舞い上がれば作戦成功。
今年も、シャボン玉は空高く舞い上がりました。


そして忘れてはいけないのは、この行事は茅輪祭の行事の1つとして行っているということ。
打ち水の参加者は、順次人形祓いを行い、大茅輪をくぐってお参りしました。
男性の浴衣姿というのも、なかなか粋で良いものです。

日が暮れると、茅輪祭2日目の奉納舞台が始まります。

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茅輪祭(7/30 宵宮祭と奉納舞台)

今年の茅輪祭も天候に恵まれ、大勢の方にお参りいただきました。


7月30日、午後6時。伶人の先導で宮司以下祭員が参進し、くぐり初め神事を執り行います。
この神事が茅輪祭の最初の行事で、宮司が大茅輪の注連縄を切るまでは誰も大茅輪をくぐることができません。


くぐり初め神事では、まず宮司が参列者に大祓詞を宣り祓いを行いました。
続いて、参列者はそれぞれ持参している人形で体を撫でて、罪穢れを移しました。


続いて宮司が大茅輪の注連縄を切り開き、茅輪くぐりを行います。続いて祭員、特別参列者が進み、それぞれ3度大茅輪をくぐりました。
一般参拝者は特別参列者の3度目の茅輪くぐりに続いて進みます。


午後7時からは、みなさんお待ちかねの奉納舞台が始まりました。
例年、宵宮(7/30)は奉納カラオケ大会。今年で34回目になりました。
30組の方が自慢ののどを披露してくれました。

嶋三喜夫ミニコンサート
毎年、奉納カラオケ大会にはゲスト歌手をお招きして、ミニコンサートを行っています。
今年は、昨年もお越しいただいた、地元山東地区出身の演歌歌手 嶋三喜夫さん をお招きしました。カラオケ大会の中盤にご登場いただきました。


初日の奉納舞台のトリは舞楽による紀州よさこい踊り。舞楽さんは毎年茅輪祭に奉納演舞を行ってくれているチームの1つです。

今年の宵宮も賑やかに執り納めました。

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伊太祁曽神社のサイトをリニューアルしました

伊太祁曽神社の公式サイトを新しくしました。
ご覧ください。

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茅輪祭のポスターができました

茅輪祭(わくぐり祭り)

茅輪祭のポスターができました。

6月30日の大祓では、多くの神社で茅輪くぐりを行いますが、伊太祁曽神社は7月30・31日に行います。
元々は伊太祁曽神社でも6月30日の大祓に行われていた茅輪くぐりですが、明治に入り暦が太陰暦から太陽暦に改められた際に、このお祭りを新暦に移行させず旧暦の6月30日に行ってきたようです。神社の昭和30年頃の記録には今年は7月××日とありますから、その年その年の旧6月30日に祭典を行ってきたのでしょう。当社の茅輪祭はこのあたりの夏祭りの要素も強く、多くの方が参拝されます。そのお祭りが毎年日にちが変わるのが分かり難いということだったのでしょうか。それとも旧暦の行事は新暦の1月遅れにするという風潮にあわせたのでしょうか、ある時期から7月30・31日に行うようになりました。

という訳で、全国的には6月30日の大祓に茅輪くぐりを行いますが、伊太祁曽神社では7月30・31日に茅輪くぐりを行います。そしてこの時に人形(ひとがた)祓も行います。

茅輪祭は地元では「わくぐり」とか「輪ぬけ詣り」と呼ばれます。最近は「輪ぬけ詣り」という呼び名は聞かなくなりましたが・・・。いずれにしても「茅輪祭」では地元の人にはあまり馴染みのない呼び名なんです。

さて、今年も宵宮では大茅輪のくぐり初め神事を執り行い、奉納カラオケ大会を神賑行事として行います。ゲスト歌手は昨年と同じく山東地区出身の嶋三喜夫さんです。
本祭では午前中の本殿祭、午後3時の打ち水大作戦と執り行い、夕方から神賑行事が順次行われてゆきます。現在のところ、毎年恒例の暗算王決定戦、子供たちによる民謡・夏踊り、紀州よさこい踊り、ミニライブなどを予定しています。今年のミニライブは関西で大活躍中のシンガー山口采希さんをお招きします。国旗を振りながらの楽しいステージです。

最近は浴衣姿の参拝者も増えてきました。是非、御参拝いただき夏の夜祭を楽しんでください。

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祇園祭

祇園祭

伊太祁曽神社の境内摂社に須佐男神を祀る祇園神社があります。京都の祇園祭は同じ須佐男神を祀る八坂神社のお祭りですが、伊太祁曽神社の祇園祭は毎年旧暦6月7日夜に斎行することになっています。今年は7月3日がその日に当たります。
祭典は午後7時から。参列者で祇園神社の参道に灯りを点し、お供えを運んでお祭りを執り行います。祭典後はお下がりのスイカをいただき、提灯の灯りが消えるまで花火などをして楽しみます。
参列はどなたでもできます。ご希望の方は、時間までに社務所にお越しください。

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田植え

神社の鎮座する和歌山市山東地区の活性化に取り組む「山東まちづくり会」が平成24年以来3年ぶりに田植えを行いました。
遠くは大阪の吹田市からの参加もあり、氏子地区内外の子供34名が田植えに参加してくれました。

 

前回同様に田んぼのお祓いと田植祭をして欲しいということで行ってまいりました。

平成24年の田植えはこちら
http://itakiso.blog.shinobi.jp/Date/20110612/#entry753

最初は泥でぬかるむ田んぼにおっかなびっくり足を入れていた子供たちも、少し時間が経つと走り回っていました。
それでも昔とは違うなと感じたのは、田んぼの中でカエルを見つけても興味はあるけど捕まえられない(触れない)子供が多かったということ。
カメを捕まえていた子もいましたがね (^^)

 

ひとしきり田んぼで泥遊びをして泥がこねられたら、これから植える稲苗が無事に育つように祈願祭を行いました。
暑い中ではありましたが、折角の機会なので参加した子供たちには全員玉串拝礼をしてもらいました。ほとんどの子供たちが初めて玉串を持ったと思いますが、お父さんやお母さんに手伝ってもらいながら玉串をお供えし2拝2拍手1拝の作法で拝礼をしました。

その後、再び田んぼに入り皆で田植え。水位が少し高かったので場所によっては苗が水没してしまうところもあったようですが、皆で協力して綺麗に植えてゆきました。

 

秋には抜穂祭を行い稲刈りをする予定です。

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神道青年近畿地区連絡協議会設立20周年記念大会

神道青年近畿地区連絡協議会の設立20周年大会に出席してきました。この会は近畿地区2府4県の神道青年会が集まって組織している団体で、それまでの近畿ブロック協議会から現行体制になって満20年を迎えました。これを祝して定例総会に併せて記念大会が開催されました。

午前中に役員会が開催され、午後からは総会、記念式典、講演会、懇親会と進められました。
記念式典では定例表彰として設立15周年以降で当会に功績著しい先輩方が表彰されました。続く記念講演では元滋賀県知事の國松善次先生をお招きし「戦後の歩み~日本とドイツ~」と題した講演が行われました。
 
役員会、定例総会、記念式典、講演会、清興、懇親会と行われ、懇親会には大勢のOBや神道青年全国協議会の役員なども出席され150名という規模でした。

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出雲国船通山の磐座

磐座(いわくら)

伊太祁曽神社の御祭神である五十猛神は、父神である素戔嗚神が高天原から天降る時に付従ってきた神と記されています。そして大八洲国(日本列島)で最初に到着したのが出雲国鳥上峯でした。現在は船通山と呼ばれる山がその場所であると伝えられています。

そして素戔嗚神はこの地で樹種を造り、息子である五十猛神にその樹種をこの島にことごとく植えて青山と成すように命じます。五十猛命は筑紫国から植林を始め、最後に現在の紀伊国に辿り着きここに住むことを決めます。木の神様が住む場所ということでその地は「木の国」と呼ばれ、やがて紀伊国と名前が変わってゆきます。

つまり出雲国の鳥上峯は五十猛命の出発地であり、伊太祁曽神社は到着地なのです。
そこで、到着地より出発地を遥かに思う印として平成23年に船通山の岩が境内に置かれました。出雲と紀伊を結ぶ標の磐座です。

五十猛命は出雲を治める大国主神とも縁が深く、古事記では因幡素兎の続きに生命を狙われた大国主神を五十猛命が救う話が記されています。

とかく縁深き出雲国と大国主神に関わるところで非常に喜ばしい出来事があったのは慶賀の至りです。

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慶賀!

皇室におめでたいニュースがありました。
随分とテレビなどでも報道されましたら今更ここで紹介するほどの事でもありませんが、お祝い事は何度繰り返しても良いと言いますのでこのブログにも記しておきます。

三笠宮家の典子女王殿下が出雲大社の千家国麿禰宜との婚約が内定したと発表がありました。
5月28日午後3時より記者会見も行われ、大々的に報道されたのは皆様ご存じのとおりです。

出雲大社にお祀りされている大国主神は出雲国を治め、そして天下(あめのした)を治めた神様ですが、天照大神の求めに応じて国譲りを行います。言うまでもなく天照大神は皇祖神ですので、皇族である典子女王殿下の御先祖様でもある訳です。

この度のお祝い事は、いわば天つ神と国つ神の融合とも捉えられるお話で、現代に甦った神話ともいえることではないでしょうか。

そんな大国主神と伊太祁曽神社の御祭神五十猛命は深いかかわりがあります。
興味のある方はもう一度古事記を読み返してください。因幡の素兎の続きに記されています。
そして、五十猛命は奥出雲と深い関わりのある神様でもあります。これはまた項を改めて記したいと思います。

皇室にとっても神社界にとっても非常に喜ばしいこの出来事。こころからお祝いしたいと思います。

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親子木工教室 タワシづくり体験

今年も みどりの日 に、祝日の意義を鑑みて 親子木工教室を開催しました。
今年で7回目になります。

今回は、海南市に本社を置く 高田耕造商店さん にご協力をいただき、タワシづくり体験をしてもらうことにしました。
ところで、「木工教室なのにどうしてタワシ?」という質問がありましたので、まずはそこから説明しておく必要がありますね。

タワシはシュロという木の皮を材料として作ります。下の写真はシュロから剥いだ木の皮を見せているところです。シュロの皮は繊維状になっていて、剥いだ後櫛で梳いで解して使うのだそうです。

海南市は、もともとシュロの産地で、シュロを用いた生活用品の一大生産地だったそうです。
国産のシュロの中でも紀州産は品質が良く重宝されたそうです。
ところが、やがて輸入のシュロや、シュロによく似たパームなど廉価に手に入る材料が現れ、また科学製品も登場し、次第に国産シュロの需要は衰退し、シュロ山も放置されるようになっていったそうです。
高田耕造商店さんは、国産シュロを用いた製品を製造している唯一の企業だそうで、少しずつシュロ山の再生にも取り組んでいます。

さて、木工教室では、毎年のことですがまず木の神様 五十猛命 にご挨拶をするところから始まります。全員で揃って神前でお参りをして、それからシュロの説明や、タワシづくりの注意事項を聞きました。
そしていよいよ作業開始です。

まずは、タワシをつくる機械の説明を聞きます。
針金を通して、その間にシュロを挟んで、ハンドルを回してタワシの原型をつくります。
実際に1つ実演をして見せてくれました。
この時に、いろいろと注意して作業をしないと出来上がりが不恰好になるだけでなく、シュロが抜けやすくなったり、水の切れ具合が悪くなったりするという説明もありました。
みんな、いいタワシを作ろうと、真剣なまなざしで見ています。

そして、待望のタワシづくり開始です。
自分で針金を機械にセットして、その間にシュロを均等に並べます。
この分量などは職人技ですので、さすがにスタッフの方が適量を見て指導してくれます。
そしてOKになったら、ハンドルを回して針金にシュロを巻いて行きます。
巻き上がると細長いタワシが完成します。
出来上がったタワシは、シュロの長さを揃えるために ”散髪機” に通して毛足を揃えます。散髪機も自分でハンドルを回して操作をします。
毛足がそろったタワシをスタッフの方が丸く留めて、よく見る亀の子タワシの完成です。
機械が1台なので、参加者は順番を待ちながら作業を見守っていました。

今は100円均一ショップなどでも簡単に手に入るタワシですがこれらはパームなどでつくられたもので毛足も固いのですが、国産シュロでつくったタワシはやわらかく優しく洗うことができます。
お風呂で体を洗うのに使っても心地よい固さなんですね。
ちなみに、今回出来上がったタワシはお店で販売すると2600円の商品だそうです!

なかなか好評だったタワシづくり。また何かの機会に行いたいと考えています。今回参加できなかった方で興味のある方、是非次回はご参加ください。

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親子木工教室

親子木工教室

 今年も5月4日みどりの日の主旨を鑑みて、木に親しむ 親子木工教室 を開催します。今回は棕櫚(シュロ)を巻いて束子(タワシ)づくりに挑戦します。
 タワシの材料として用いるシュロは紀州産。海南市の高田耕造商店さんの協力で実施します。シュロは、昔紀州の重要な産物でした。タワシやホウキなどの生活必需品はシュロを用いて造りましたが、中でも紀州産のシュロは重宝されたそうです。現在では安い輸入シュロや代用品のパームヤシにとってかわられ、紀州産のシュロ需要も減ってしまいシュロ山の手入れもあまりされなくなってしまい、却って紀州産のシュロは大変貴重なものとなっています。
 その紀州産シュロを用いたタワシづくりができるのが今回の親子木工教室。参加費1,000円でタワシ1個が制作できますが、出来上がったタワシは市価2,500円相当のものだそうです。作業は小さなお子様でもできる簡単な内容。またシュロのタワシやホウキの効果的な使い方などの説明もされますので、お子様が楽しむだけでなく親御さんにも非常にためになる教室です。
 参加を希望される方は、電話にて神社までお申し込みください。定員になり次第湿りらせていただきます。

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12月10日 冬季祭

12月12日 氣神祭・氣神講講社祭

12月15日 月次祭(奥宮)

12月23日 天長祭

12月31日 大祓

12月31日 除夜祭


1月1日 歳旦祭

1月3日 元始祭

1月15日 卯杖祭

行事等案内

平成30年度 のぼり
奉納募集中

12月20日
境内清掃作業
朝8:30に朝拝を行い
お掃除を行います。
ご都合の許す範囲でご参加下さい。
途中からの参加も大歓迎です。

12月9日
山下伶奉納演奏
クロマチックハーモニカ奏者の山下伶による奉納演奏が
12月9日14:00から拝殿前で行われます。

12月7,14,21日
真愛整体ヨガ教室
10:30より毎週木曜日(第5木曜日はお休み)に常盤殿で行っています。
回数券制なのでお気軽に
ご参加いただけると思います。

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