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木の神様を祀る伊太祁曽神社(和歌山市鎮座)のブログ。

木の国神話の社 禰宜日誌

   
カテゴリー「神社祭典・行事」の記事一覧

氣神祭・氣神講講社祭

伊太祁曽神社には五十猛命(いたけるのみこと)という、我が国に樹木を植えて廻ったと『日本書紀』に記されている神様をお祀りしています。
この神様は『古事記』に記される大屋毘古神と同じとされており、大屋毘古神は ”いのち神” として大国主神の生命を救う神話が記されています。そしてこの神話より ”病気平癒” ”厄難除け” の御神徳もあるとされています。
病気とは字の如く「気が病む」ことですが、それが元に戻ると「元気」になります。
そんなことから「木の神」であると同時に「気の神」とも理解されているのが伊太祁曽神社の神様。
ちなみに、気がペケではダメだと、なるべく氣と記すようにしています。日本人の根っこは米ですし・・・。(以後、氣の表記にします)

さて、我々の先祖は神々と言うのはそのお力を発揮する際には「荒御魂(あらみたま)」という神格になると考えてきました。「荒御魂」に対する通常のお姿を「和御魂(にぎみたま)」と呼びます。どちらも同じ神様ではありますが、やがてそれぞれを別に祀るということが行われるようになりました。
伊勢の神宮にも、皇大神宮(内宮)では正宮に天照皇大神が祀られ、荒祭宮には天照皇大神の荒御魂を祀られています。豊受大神宮(外宮)では正宮に豊受大神が祀られ、多賀宮には豊受大神の荒御魂が祀られています。
伊太祁曽神社では五十猛命の荒御魂は氣生神社に祀られています。この神様がお力を発揮することが木材業、森林業の発展、そしてひいては殖産興業の発展に繋がると考えられています。

そんな訳で、この氣生神社を崇敬する人達による講組織があります。氣神講と呼ばれる講です。
毎年12月12日は氣生神社の例祭ですが、この日はあわせて氣神講の講社祭も執り行っています。そして氣神講の講員の方が、毎年さまざまな神前奉納を行っています。

今年は2つの舞踊が奉納されました。1つは舞楽の納曽利、もう1つは韓国舞踊です。
五十猛命は『日本書紀』に高天原から天降り、まずは韓国(からくに)のソシモリに降り立ったと記されています。そして大八州(おおやしまぐに=日本)にやってきたようです。
納曽利という舞楽は高麗楽(こまがく)と呼ばれる雅楽の一種で、朝鮮半島より日本に伝わったと言われています。
こんなことを考えると、五十猛命が半島に降り立ったころのことを懐かしまれたかもしれませんね。

納曽利の舞人は、なんと若干5歳の幼稚園児。
幼稚園のお遊戯レベルではないこの舞楽を、DVDを観ながら独学で覚えてしまったというのですからスゴイの一言です。立ち姿もとても凛々しいですね。

一方の韓国舞踊は、色鮮やかな衣装が華々しく、とても華やかな雰囲気でした。神前で1曲を奉納したのち、場所を移して講員の皆さんに数曲を披露していました。

祭典、奉納行事の後は直会。毎年100名近くの方が参列する氣神祭。
今年も多くの方で賑わいました。

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神幸祭(神輿渡御)

10月15日の例祭に続いて、18日は神幸祭を斎行しました。
元々は例祭に引き続いて行われていた神幸祭ですが神輿担ぎ手を確保するということから、10年程前より例祭後最初の日曜日に神幸行事を分けて行うことになっています。
いろいろ賛否はありますが、例祭日を変更せずにしかも賑やかに祭礼を行う方法としてはやむを得ないと考えています。
実際、1基しか出せなかった神輿が、現在は3基揃って渡御することができ、加えて華車や子供みこしも出すことが出来ていますから、賑わいはかつてとは比べ物になりません。

午前11時より神幸祭を執り行い、正午に発輿式(渡御行列出発のお祓い)。
総勢約150名の行列が3km北の奥宮向けて出発しました。
今年は発輿式に尾花和歌山市長がお越しになり、出発の号令をかけて頂きました。

猿田彦役には和歌山市出身で現在は奈良市にお住まいの方が、また奥宮で神楽を奉納する巫女は氏子の高校生が奉仕してくださり、年々規模も大きくなっています。
とはいえ、まだまだ3基の神輿を担ぐ神輿掻きの人数は不足気味で、明年は更に声掛けをして担ぎ手を増やしたいところです。

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例祭(秋祭り)斎行

今年も10月15日に例祭を斎行しました。
例祭は神社で一番大きな、そして大切なお祭りで、神社によっては例大祭とも呼ぶ祭礼です。

伊太祁曽神社では10月15日が祭日とされており、今年も例年通り斎行しました。
昔は祭典に引き続いて神輿渡御を行う神幸祭が行われていましたが、現在神幸祭は例祭後の最初の日曜日となっています。

例祭には氏子各地区の代表として氏子総代が参列し、またあじさいの会、ときわ会のそれぞれ会長も参列しました。
伊太祁曽神社の例祭には、有田市に鎮座する須佐神社の氏子総代が代参参列し、先方の10月14日の例祭には当社の氏子総代が代参する仕来りがあります。今年も須佐神社より2名の氏子総代が代参にお越しになりました。

祭典後は、氏子地区内にある東山東小学校の6年生が子供みこしを担ぎました。
その後、参列者一同、神幸祭の御旅所となる奥宮(丹生神社)に移動し、奥宮拝礼を行い神社に戻り直会を行いました。

   


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幣饌料伝達奉告祭

9月26日~10月6日、和歌山県で国民体育大会、いわゆる「国体」が開催されました。
この わかやま国体 の開会式には天皇皇后両陛下がお出ましになられました。
天皇陛下が全国各地に行幸されると、その都道府県の旧官國幣社と指定護國神社に対して幣饌料(へいせんりょう)がお供えされます。
和歌山県の場合は9社が該当し、伊太祁曽神社もその1社です。

9月25日に両陛下は和歌山県に行幸啓あそばされ、2泊3日の御予定で御滞在になられました。
25日夕刻には県内の旧官幣社と指定護國神社の宮司に、侍従長よりそれぞれ幣饌料の伝達が行われました。

各神社ではそれぞれ幣饌料を御神前に奉り奉告祭を斎行します。
伊太祁曽神社では10月1日の月次祭にあわせて奉告祭を執り行いました。


戦後、官國幣社の制度が無くなってから、天皇陛下にはこれまでに5回和歌山県に行幸あそばされており、今回が6回目となります。
伊太祁曽神社割拝殿に掲げてある、幣饌料を頂戴したことを記す扁額に、新たに平成27年9月25日の日付が書き加えられました。

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てきゃら 秋の宵待ちライブ


 10月20日(火)18:30~
和歌山出身の夫婦和太鼓奏者「てきゃら」の演奏会を、伊太祁曽神社常盤殿で行います。
全席自由で木戸銭は1,500円。(中学生以下600円)
詳しくは、神社(073-478-0006)または、和太鼓てきゃら(090-4565-7678)までお問い合わせください。

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茅輪祭 本祭り(7月31日)

7月31日は茅輪祭の本祭りです。
午前11時から本殿祭が執り行われました。
通常、茅輪くぐりは参道に茅輪が設けられ、参拝者は8の字に茅輪を3回くぐり、その後本殿などにお参りします。
伊太祁曽神社では、茅輪は参道ではなく割拝殿の一角に設けられ、その先には祓戸の神を祀る祭壇が設けられています。参拝者はまず本殿に参拝し、その後茅輪を3回くぐり、そして祭壇の祓戸の神様をお参りするのです。

31日の本殿祭を執り行うと、茅輪祭の神事は全て執り納めとなります。
あとは、夏祭りとして夕方ころから準備氏子崇敬者がお詣りにやってくるわけですが、平成19年より打ち水大作戦を行っています。
地球温暖化対策の啓発活動として全国で取り組まれている打ち水大作戦を和歌山でも実施しようと始まった「打ち水大作戦in紀州・和歌山」ですが、初回から現在まで続けて行われているのは伊太祁曽神社だけとなりまし。


今年も浴衣姿の善男善女を中心に、一斉打ち水を実施。気温は5度下がりました。
打ち水の効果を確かめるために、温度計で気温を計るのと同時に、参加者でシャボン玉を飛ばします。打ち水が蒸発することで地表温度が下がり、その上昇気流で気温も下がるということで、シャボン玉が大空に舞い上がると「作戦成功」ということになります。視覚的に非常に分かりやすいので毎回この方法を採っています。


打ち水に撒く水は、水道水ではなく神社境内に湧く井戸水。この井戸は昔から「いのちの水」とも呼ばれており、神社では清めの水としても用いています。
つまり、打ち水を行って地表温度を下げると同時に、夕方から多くの方がお参りする参道を清めるという意味も持っているのです。

今年の打ち水大作戦では、和歌山のとある企業のCM撮影も行われました。
9月頃よりテレビ和歌山で流れるとのことでした。

そして打ち水の後は、それぞれ人形に名前を記し、自己の体を撫でて罪穢れを移し、大野輪をくぐってお参りしてゆかれました。

夕方5時30分より、本祭りの奉納舞台が始まりました。
今年は、和歌山県女子神職会海南海草支部による紙芝居「ヤマタノオロチ」を皮切りに、竹の子会の子供たちによる民謡や夏踊り、大河内珠算教室が主催する暗算王決定戦と行われてゆきます。丁度、今年の暗算王が決まる頃、日が暮れて夏祭り・夜祭りの雰囲気になってきます。
奉納舞台では山口采希ミニライブ、月下踊姫のベリーダンスが行われ、今年の茅輪祭の全ての予定が終了しました。

 

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茅輪祭 宵宮(7月30日)

今年も7月30~31日に茅輪祭を執り行いました。

茅輪祭(ちのわまつり)は茅(ちがや)で作った茅輪をくぐるお祭りで、夏越の祓いとも呼ばれる神事です。
人形(ひとがた)に自己の罪穢れを移すことで、その罪穢れが祓われるとする「大祓い」の行事が、律令の時代から年に2回行われていますが、特に夏の大祓いでは茅輪をくぐり夏の暑さを乗り切るという信仰があります。茅は大変に生命力のある草なので、その草にあやかろうということなのかもしれません。
最近は、随分と多くの神社で茅輪くぐりを行うようになっていますが、伊太祁曽神社の茅輪祭は「茅輪くぐり」ではなく「わくぐり」と昔から呼ばれており、この周辺ではおそらく一番古いのではないでしょうか。地元では「茅輪祭」や「茅輪くぐり」よりも「わくぐり」の方が通りが良いです。



さて、そんな「わくぐり」ですが7月30日が宵宮。午後6時に大茅輪の注連縄を切り参拝者がくぐって行けるようにする「くぐり初め神事」が斎行されました。
宮司が参列者の罪穢れを祓う「大祓詞」を奏上し、その後注連縄を切り開きます。
神社の氏子総代や篤志崇敬者などが特別参列者として宮司以下祭員に引き続いて茅輪をくぐります。これらの方々が3度輪をくぐった後に続いて、一般参列者は順次輪をくぐって行きます。
今年は奉納カラオケ舞台のゲスト歌手、嶋三喜夫さん、宮本静さんも特別参列者として参加されました。また、一般参列者の中でも浴衣姿でお参りの方には最前列に並んでいただきました。


午後7時から、奉納舞台ではカラオケ大会が開催されました。
今年は35回目ということで、第1回からずっと運営に御奉仕頂いているお三方に記念品の贈呈が行われました。


また、ゲスト歌手を今年は2名(嶋三喜夫さん、宮本静さん)お招きして、ミニコンサートを開催して頂きました。
最後は、紀洲よさこい踊り「紀道」の演舞があり、宵宮祭を執り納めました。

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茅輪祭(わくぐりまつり)

今年も茅輪祭を、7月30~31日の日程で斎行いたします。
30日午後6時より「くぐり初め神事」を執り行い、ここから茅輪祭(通称:わくぐり)が始まります。
茅輪祭では人形(ひとがた)に自身の罪穢れを移して、大茅輪をくぐることで祓いがされるという「夏越の祓い(なごしのはらい)」の行事です。多くの神社では6月30日に行われますが、伊太祁曽神社では旧暦で行われており、現在はその日に近い7月30~31日の2日間斎行しています。

30日午後6時の「くぐり初め神事」では宮司が大茅輪に附された注連縄を切り、氏子総代等と一緒に潜り祓いを行います。一般の参拝者はこの神事の後、順次自由に大茅輪を潜ってお祓いをします。
31日午前11時には「本殿祭」が行われ、氏子崇敬者が安寧に生活することを祈願します。
そして午後3時から「打ち水大作戦!in紀州」を行います。地球温暖化防止啓発の打ち水を皆で行う行事です。
どちらの神事・行事にも浴衣で参列・参加いただけるように、今年は浴衣の着付けを実施します。神社で着付けを行わなくても浴衣で参列・参加いただける方、大歓迎です。

また、両日とも夕刻には奉納舞台で各種行事が行われます。奉納舞台の詳しい時間割は改めてご案内させていただきます。

和歌山市の夏の風物詩の1つ、わくぐり に是非、お参りください。

【浴衣の着付け】予約優先1人500円
 7月30日 16:00~18:00(くぐり初め神事に前列で参列できます)
   31日 13:00~15:00(打ち水大作戦!に前列で参加できます)
       16:30~19:00

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神幸祭(神輿渡御)

10月19日に神幸祭を執り行いました。
神社の例祭は毎年10月15日と決まっており、かつてはこの日に神輿渡御も行われていましたが、現在は10月15日の例祭と、その後の日曜日の神幸祭という風に、祭典を2つに分けて行っています。神幸祭では神輿渡御が行われるのです。

神幸祭は午前11時から斎行され、責任役員及び氏子総代、そして各所役の方々が参列します。
その後、正午に発輿式が行われ渡御行列出発のお祓いが執り行われます。
神輿の担ぎ手や稚児行列の参加者はこの時刻に集まってきます。
伊太祁曽神社には3基の神輿と2基の子供みこし、そして1台の華車がありますので行列の人数は100名を超す規模になります。
神社の北方3kmのところに奥宮があり、そこまで神輿が行って帰ってきます。
今年も天候に恵まれ、盛大に神幸祭を執り行うことができました。

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茅輪祭(31日奉納舞台)

茅輪祭2日目の奉納舞台は、今年は例年よりも少し早く午後6時から始まりました。
まだ日が沈む前の明るい時間ですが、子供たちを中心に徐々に人が集まってきました。

最初のプログラムは、和歌山県女子神職会海南海草支部の皆さんによる紙芝居。
毎年、日本神話の紙芝居を行ってくれています。今年は新作の天岩戸が行われました。
子供たちだけでなく、一緒に来ている親御さんの中にもお話を知らなかった方もいたようで、熱心に聴いている人たちも見かけました。

続いては地元の子供たちの「竹の子会」による民謡・踊り。
今年は少人数での参加となりましたが、一番小さいお子さんは2歳だとか。

そして、子供たちに大人気の暗算王決定戦の受付が始まりました。毎年決勝戦の頃に見に行きますが、パッ・パッ・パッ・パッと表示される数字を暗算で計算して正解を出す子供たちに感心してしまいます。
何しろ数字が表示されている時間は非常に短いですし、表示される数字も1ケタではありません。電卓を持っていても果たして映し出させる数字をちゃんと打ってゆけるのか不安になるような速さです。

沢山の子供たちが参加して勝ち抜いてゆきますので、決勝戦に近くなる頃にはすっかり暗くなってきました。
最後は、ビンゴ大会で大盛り上がりをしていたようです。

暗算王決定戦の後は、再び奉納芸能が行われます。
今年初めて奉納して頂いたのは 楽しいオカリナ の皆さん。
オカリナ独特の澄んだ音色が、神社の森に響き渡りました。

続いては山口采希さんのミニライブ。
20代初めの若い女の子が日の丸を振って戦時歌謡を熱唱します。
会場には日の丸の小旗が配られ、観客も一体となって盛り上がりました。
そして北朝鮮へ拉致された人たちの帰国を願ったオリジナル曲の披露もありました。
なぜかこの問題は音楽業界でタブーだそうで、このことをテーマにした曲は今までなかったそうです。胸にこみ上げてくるモノがある良い曲でした。

ライブで盛り上がった後は、すっかり定番となりましたベリーダンス。
月の神に捧げられたと云われる妖艶な踊りが披露されました。

最後は紀道の紀州よさこい踊り。奉納舞台が2日間になり紀州よさこい踊りが奉納されるようになってから、毎年参加してくれている連です。
今年も茅輪祭奉納舞台の大トリを務めてくれました。

2日間天候に恵まれ、また大勢の氏子崇敬者にお参りいただき、今年の茅輪祭も賑やかに執り納めました。

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打ち水大作戦 in 紀州・和歌山

茅輪祭2日目本祭では、午前11時に本殿祭が執り行われました。
巫女による神楽舞につづき宮司の玉串拝礼、そして参列者代表による玉串拝礼が行われました。

午後からはすっかり恒例行事となった打ち水大作戦。
平成19年から始まった、和歌山での打ち水大作戦。今年で8回目です。

毎年茅輪祭2日目に行っていますが、昨年参加してくれた着物愛好会の方々が今年も声掛けしてくれて、大勢浴衣で参加してくれました。

午後3時、いちばん暑い時間は過ぎたと言え、まだまだ非常に熱い中打ち水大作戦が始まりました。


趣旨説明、宮司挨拶に続いて、カウントダウンにあわせて参加者皆で一斉打ち水。
それぞれが手桶の水を柄杓や素手で撒いてゆきます。
毎年、伊太祁曽神社の打ち水大作戦で使用する水は、境内の「いのちの水」と呼ばれる井戸から湧く井戸水。清めの力もあるとされ、単なる打ち水効果、水道水を使わないというだけでなく、お祭りの参道を清めるという意味も実はあったりします。


水を撒いたあとは、実際に温度が下がったのか実証が必要です。
既に体感温度も下がっているので、打ち水効果があったことは明らかですが、皆でシャボン玉を飛ばして、気化熱の上昇気流にのってシャボン玉が空高く舞い上がれば作戦成功。
今年も、シャボン玉は空高く舞い上がりました。


そして忘れてはいけないのは、この行事は茅輪祭の行事の1つとして行っているということ。
打ち水の参加者は、順次人形祓いを行い、大茅輪をくぐってお参りしました。
男性の浴衣姿というのも、なかなか粋で良いものです。

日が暮れると、茅輪祭2日目の奉納舞台が始まります。

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茅輪祭(7/30 宵宮祭と奉納舞台)

今年の茅輪祭も天候に恵まれ、大勢の方にお参りいただきました。


7月30日、午後6時。伶人の先導で宮司以下祭員が参進し、くぐり初め神事を執り行います。
この神事が茅輪祭の最初の行事で、宮司が大茅輪の注連縄を切るまでは誰も大茅輪をくぐることができません。


くぐり初め神事では、まず宮司が参列者に大祓詞を宣り祓いを行いました。
続いて、参列者はそれぞれ持参している人形で体を撫でて、罪穢れを移しました。


続いて宮司が大茅輪の注連縄を切り開き、茅輪くぐりを行います。続いて祭員、特別参列者が進み、それぞれ3度大茅輪をくぐりました。
一般参拝者は特別参列者の3度目の茅輪くぐりに続いて進みます。


午後7時からは、みなさんお待ちかねの奉納舞台が始まりました。
例年、宵宮(7/30)は奉納カラオケ大会。今年で34回目になりました。
30組の方が自慢ののどを披露してくれました。

嶋三喜夫ミニコンサート
毎年、奉納カラオケ大会にはゲスト歌手をお招きして、ミニコンサートを行っています。
今年は、昨年もお越しいただいた、地元山東地区出身の演歌歌手 嶋三喜夫さん をお招きしました。カラオケ大会の中盤にご登場いただきました。


初日の奉納舞台のトリは舞楽による紀州よさこい踊り。舞楽さんは毎年茅輪祭に奉納演舞を行ってくれているチームの1つです。

今年の宵宮も賑やかに執り納めました。

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茅輪祭のポスターができました

茅輪祭(わくぐり祭り)

茅輪祭のポスターができました。

6月30日の大祓では、多くの神社で茅輪くぐりを行いますが、伊太祁曽神社は7月30・31日に行います。
元々は伊太祁曽神社でも6月30日の大祓に行われていた茅輪くぐりですが、明治に入り暦が太陰暦から太陽暦に改められた際に、このお祭りを新暦に移行させず旧暦の6月30日に行ってきたようです。神社の昭和30年頃の記録には今年は7月××日とありますから、その年その年の旧6月30日に祭典を行ってきたのでしょう。当社の茅輪祭はこのあたりの夏祭りの要素も強く、多くの方が参拝されます。そのお祭りが毎年日にちが変わるのが分かり難いということだったのでしょうか。それとも旧暦の行事は新暦の1月遅れにするという風潮にあわせたのでしょうか、ある時期から7月30・31日に行うようになりました。

という訳で、全国的には6月30日の大祓に茅輪くぐりを行いますが、伊太祁曽神社では7月30・31日に茅輪くぐりを行います。そしてこの時に人形(ひとがた)祓も行います。

茅輪祭は地元では「わくぐり」とか「輪ぬけ詣り」と呼ばれます。最近は「輪ぬけ詣り」という呼び名は聞かなくなりましたが・・・。いずれにしても「茅輪祭」では地元の人にはあまり馴染みのない呼び名なんです。

さて、今年も宵宮では大茅輪のくぐり初め神事を執り行い、奉納カラオケ大会を神賑行事として行います。ゲスト歌手は昨年と同じく山東地区出身の嶋三喜夫さんです。
本祭では午前中の本殿祭、午後3時の打ち水大作戦と執り行い、夕方から神賑行事が順次行われてゆきます。現在のところ、毎年恒例の暗算王決定戦、子供たちによる民謡・夏踊り、紀州よさこい踊り、ミニライブなどを予定しています。今年のミニライブは関西で大活躍中のシンガー山口采希さんをお招きします。国旗を振りながらの楽しいステージです。

最近は浴衣姿の参拝者も増えてきました。是非、御参拝いただき夏の夜祭を楽しんでください。

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祇園祭

祇園祭

伊太祁曽神社の境内摂社に須佐男神を祀る祇園神社があります。京都の祇園祭は同じ須佐男神を祀る八坂神社のお祭りですが、伊太祁曽神社の祇園祭は毎年旧暦6月7日夜に斎行することになっています。今年は7月3日がその日に当たります。
祭典は午後7時から。参列者で祇園神社の参道に灯りを点し、お供えを運んでお祭りを執り行います。祭典後はお下がりのスイカをいただき、提灯の灯りが消えるまで花火などをして楽しみます。
参列はどなたでもできます。ご希望の方は、時間までに社務所にお越しください。

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出雲国船通山の磐座

磐座(いわくら)

伊太祁曽神社の御祭神である五十猛神は、父神である素戔嗚神が高天原から天降る時に付従ってきた神と記されています。そして大八洲国(日本列島)で最初に到着したのが出雲国鳥上峯でした。現在は船通山と呼ばれる山がその場所であると伝えられています。

そして素戔嗚神はこの地で樹種を造り、息子である五十猛神にその樹種をこの島にことごとく植えて青山と成すように命じます。五十猛命は筑紫国から植林を始め、最後に現在の紀伊国に辿り着きここに住むことを決めます。木の神様が住む場所ということでその地は「木の国」と呼ばれ、やがて紀伊国と名前が変わってゆきます。

つまり出雲国の鳥上峯は五十猛命の出発地であり、伊太祁曽神社は到着地なのです。
そこで、到着地より出発地を遥かに思う印として平成23年に船通山の岩が境内に置かれました。出雲と紀伊を結ぶ標の磐座です。

五十猛命は出雲を治める大国主神とも縁が深く、古事記では因幡素兎の続きに生命を狙われた大国主神を五十猛命が救う話が記されています。

とかく縁深き出雲国と大国主神に関わるところで非常に喜ばしい出来事があったのは慶賀の至りです。

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祭典案内

9月1日 月次祭

9月15日 月次祭(奥宮)

9月23日 秋季皇霊祭遥拝式


10月1日 月次祭

10月1日 御井社祭

10月15日 例祭・神幸祭

10月17日 神宮神嘗祭遥拝式

行事等案内

10月20日
境内清掃作業
朝8:30に朝拝を行い
お掃除を行います。
ご都合の許す範囲でご参加下さい。
途中からの参加も大歓迎です。
10月4日
観月会
いわゆる「お月見」です。
常盤殿で行います。参加費1,000円。
飲食物は各自の持ち寄りです。
参加希望者は予めご連絡下さい。

10月5,12,19,26日
真愛整体ヨガ教室
10:30より毎週木曜日(第5木曜日はお休み)に常盤殿で行っています。
回数券制なのでお気軽に
ご参加いただけると思います。

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